DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.10) 結果

キウム5位浮上  9位キア7連勝

  8月10日より、2020年東京オリンピック野球などで中断していたレギュラーシーズンが30日ぶりに再開した。トゥサン-サムソン(大邱)は雨天中止。

 

KT 1-3 キウム   (ソウル・高尺)

(勝)ヨキシュ 10勝5敗  (セーブ)キム・テフン 3勝2敗2S  (敗)ペ・ジョンデ 6勝5敗

  KTは3回表にキウムの先発ヨキシュから1番ペ・ジョンデのタイムリーで1点を先制した。キウムは3回裏にKTの先発ペ・ジェソンから1番イ・ヨンギュの犠牲フライで1-1の同点に追いつき、5回裏に相手のエラー、3番ソン・ソンムンのタイムリーで2点を勝ち越し逆転した。キウムの2番手キム・ジェウンは7回表を無失点に抑えた。KTの2番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は7回裏途中まで追加点を与えなかった。

 キウムの3番手キム・ソンミンは8回表を無失点に抑えた。KTの3番手パク・シヨンは8回裏まで追加点を与えなかった。キウムの4番手キム・テフンは9回表を無失点に抑え、キウムが勝利しNCを抜いて5位に浮上した。6回を1失点に抑えたヨキシュは最多勝争いトップタイの10勝目。先発ペ・ジェソンが5回3失点で降板した首位KTは3連敗。

 

 

SSG 0-4 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ケリー 6勝4敗  (敗)フォント 4勝3敗

本塁打) LG : ユ・ガンナム 6号、ムン・ボギョン 8号

 LGは4回裏にSSGの先発フォントから8番ユ・ガンナムの本塁打で3点を先制した。SSGの2番手キム・テッキョンは5回裏に追加点を与えなかった。SSGの3番手パク・ミンホと4番手キム・テフンも6回裏に追加点を与えなかった。LGの先発ケリーは7回表まで無失点に抑えた。LGは7回裏にSSGの5番手キム・サンスから5番ムン・ボギョンの本塁打で1点を追加した。

 SSGの6番手シン・ジェヨンは8回裏に追加点を与えなかった。LGの2番手ソン・ウンボムは9回表途中まで無失点に抑え、3番手チョン・ウヨンに交代し結局2位LGが完封リレーで勝利し3連勝となった。ケリーは6勝目。4位SSGでは先発フォントが4回3失点で降板し打線が沈黙した。

 

 

ロッテ 5-2 NC  (昌原)

(勝)ストレイリー 6勝7敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝3敗13S  (敗)ルチンスキー 9勝5敗

本塁打) NC : チョン・ジンギ 3号

  ロッテは2回表にNCの先発ルチンスキーから8番キム・ジェユのタイムリー、9番アン・ジュンヨルの2019年8月以来の打点となるタイムリーで2点を先制し、3回表に6番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を追加した。ロッテは7回表にNCの2番手ペ・ミンソから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。ロッテの先発ストレイリーは7回裏まで無失点に抑えた。NCの3番手リュ・ジヌクは8回表に追加点を与えなかった。

 NCは8回裏にロッテの2番手チェ・ジュニョンから代打チョン・ジンギの本塁打で2点を返した。 ロッテの3番手チン・ミョンホは無失点に抑えた。ロッテは9回表にNCの4番手ソ・イヒョンからチョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加した。ロッテの4番手キム・ウォンジュンは9回裏を無失点に抑え、8位ロッテが勝利した。7回を無失点に抑えたストレイリーは6勝目。先発ルチンスキーが6回3失点で降板したNCはキウムに抜かれ6位に後退。

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ストレイリー(ロッテ)は7回無失点で6勝目 https://www.yna.co.kr/view/PYH20210810176600052?input=1196m

 

 

ハンファ 1-4 キア  (光州)

(勝)ホン・サンサム 3勝1敗  (セーブ)チョン・ヘヨン 5勝4敗16S  (敗)キム・ボムス 3勝7敗

 キアは2回裏にハンファの先発カーペンターから9番パク・チャンホへの押し出しの四球で1点を先制した。ハンファは5回表にキアの先発イム・ギヨンから1番チョン・ウヌォンのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キアの2番手ホン・サンサムは6回表を無失点に抑えた。キアは6回裏にハンファの2番手キム・ボムスからパク・チャンホのタイムリーで2点を勝ち越した。ハンファの3番手ユン・ホソルは追加点を与えなかった。キアの3番手パク・チンテは7回表を無失点に抑えた。

 キアは7回裏にハンファの4番手イム・ジュンソプからチャンスを作ると、代わったハンファの5番手ソ・ギュンから7番キム・ホリョンのタイムリーで1点を追加した。キアの4番手チャン・ヒョンシクは8回表を無失点に抑えた。ハンファの6番手キム・イファンは8回裏に追加点を与えなかった。キアの5番手チョン・ヘヨンは9回表を無失点に抑え、9位キアが勝利し7連勝となった。キア打線ではパク・チャンホが3打点と活躍。最下位ハンファでは打線がつながらなかった。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(8月10日時点)

            試合  勝   敗   分  勝率

1.KT     76  45  31  0  .592

2.LG     76  44  32  0     .579

3.サムソン   80  45  34  1  .570

4.SSG    81  42  37  2  .532

5.キウム    81  42  39  0  .519

6.NC     75  37  36  2  .507 

7.トゥサン   74  36  38  0  .486

8.ロッテ       78    33     44    1     .429

9.キア        75  32    43    0     .427

10.ハンファ      80  29    51   0     . 363

 

 (文責 : ふるりん