DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.10) 結果

ウォン・テイン(サムソン)、10勝一番乗り

  NC-キウム(ソウル・高尺)、トゥサン-LG(ソウル・蚕室)はNC、トゥサンの選手にPCR検査の陽性反応者がいたため中止。KT-キア(光州)もその影響で中止。

 

ロッテ 2-3 サムソン  (大邱

(勝)ウォン・テイン 10勝4敗  (セーブ)オ・スンファン 2敗27S  (敗)パク・セウン 3勝6敗

本塁打) サムソン : パク・ヘミン 4号、ピレラ 20号 

 サムソンは1回裏にロッテの先発パク・セウンから1番パク・ヘミンの先頭打者本塁打、3番ピレラ(元広島)の本塁打、6番イ・ウォンソクの犠牲フライで3点を先制した。試合は4回表の開始前、雨により1時間52分も中断した。ロッテは4回表にサムソンの先発ウォン・テインから4番アン・チホンのタイムリーで1点を返した。ロッテの2番手キム・ドギュは5回裏まで追加点を与えなかった。サムソンの2番手の高卒新人イ・スンヒョン(背番号54)は6回表を無失点に抑えた。ロッテの3番手チン・ミョンホは6回裏に追加点を与えなかった。

 サムソンの3番手シム・チャンミンは7回表を無失点に抑えた。ロッテの4番手の高卒新人キム・ジヌクは7回裏途中まで無失点に抑えた。サムソンの4番手ウ・ギュミンは8回表を無失点に抑えた。ロッテの5番手ク・スンミンは8回裏まで追加点を与えなかった。ロッテは9回表にサムソンの5番手オ・スンファン(元阪神)から5番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返したが、3位サムソンが勝利した。5回を1失点に抑えたウォン・テインは10勝一番乗りで、プロ3年目にして初のシーズン10勝となった。8位ロッテではパク・セウンが3回3失点で降板した。ロッテ打線では2番ソン・アソプが3安打と活躍。

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サムソンのパク・ヘミンは7回表に外野フェンスへの打球をキャッチ https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202107100100086050005509&servicedate=20210710

 

 

ハンファ 3-1 SSG  (仁川)

(勝)キム・ミヌ 9勝5敗  (セーブ)チョン・ウラム 1勝2敗9S  (敗)オ・ウォンソク 5勝3敗

本塁打) SSG : ロマック 18号

 SSGは2回裏にハンファの先発キム・ミヌから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1点を先制した。ハンファは4回表にSSGの先発オ・ウォンソクから6番チョ・ハンミンのタイムリー、7番チェ・インホの犠牲フライで2-1と逆転した。SSGの2番手の大卒新人チャン・ジフンは6回表まで追加点を与えなかった。ハンファの2番手チュ・ヒョンサンは7回裏を無失点に抑えた。SSGの3番手キム・テッキョンは8回表まで追加点を与えなかった。

 ハンファの3番手カン・ジェミンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファは9回表にSSGの4番手ソ・ジニョンから1番チョン・ウヌォンへの押し出しの四球で1点を追加した。ハンファの4番手チョン・ウラムは9回裏を無失点に抑え、最下位ハンファが勝利した。6回を1失点に抑えたキム・ミヌは9勝目。4位SSGでは先発オ・ウォンソクが4回2失点で降板した。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(7月10日時点)

            試合  勝   敗   分  勝率

1.KT     74  45  29  0  .608

2.LG     75  43  32  0     .573

3.サムソン   79  44  34  1  .564

4.SSG    79  41  36  2  .532

5.NC     74  37  35  2  .514 

6.キウム    80  41  39  0  .513

7.トゥサン   74  36  38  0  .486

8.ロッテ       76     32     43    1      427

9.キア        73  30      43    0     .411

10.ハンファ      78  29   49    0    . 372

 

 (文責 : ふるりん