DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手サム・ガビグリオ投手と契約  ルウィキはウェーバー公示

 SSGランダースは2021年シーズンの新外国人選手としてサム・ガビグリオ投手(31)と契約金10万ドル、年俸24万6000ドルの総額34万6000ドルで契約した。

 アメリカ合衆国出身の右腕サム・ガビグリオは2011年MLBセントルイスカーディナルスと契約、2017年にシアトルマリナースで初めてメジャーリーグに昇格するも同年9月にカンザスシティロイヤルスへ移籍した。2018年からはトロントブルージェイスへ移籍、2020年まで契約した。2021年シーズン当初はテキサスレンジャースとマイナー契約を結び、レンジャース傘下のAAA級マイナーリーグチームで5試合に登板、2勝1敗、防御率5.13の成績だった。メジャーリーグ通算4年間の成績は98試合に登板、11勝18敗、防御率4.88。マイナーリーグ通算9年間の成績は133試合に登板、39勝43敗、防御率3.98。2017 WBCワールドベースボールクラシック)にイタリア代表として出場した。

 なおこの契約により、SSGはKBO韓国野球委員会)に2021年シーズン当初に新外国人選手として契約していたアーティー・ルウィキ投手(29)のウェーバー公示を要請した。アメリカ合衆国出身の右腕ルウィキは故障で6月4日まで4試合にしか登板できず、1勝0敗、防御率3.77の成績だった。5月29日のハンファイーグルス戦では先発するも痛みを訴え1回を終えて降板していた。

 

(文責 : ふるりん