SSGランダースは2021年シーズンの新外国人選手としてサム・ガビグリオ投手(31)と契約金10万ドル、年俸24万6000ドルの総額34万6000ドルで契約した。
アメリカ合衆国出身の右腕サム・ガビグリオは2011年MLB・セントルイスカーディナルスと契約、2017年にシアトルマリナースで初めてメジャーリーグに昇格するも同年9月にカンザスシティロイヤルスへ移籍した。2018年からはトロントブルージェイスへ移籍、2020年まで契約した。2021年シーズン当初はテキサスレンジャースとマイナー契約を結び、レンジャース傘下のAAA級マイナーリーグチームで5試合に登板、2勝1敗、防御率5.13の成績だった。メジャーリーグ通算4年間の成績は98試合に登板、11勝18敗、防御率4.88。マイナーリーグ通算9年間の成績は133試合に登板、39勝43敗、防御率3.98。2017 WBC(ワールドベースボールクラシック)にイタリア代表として出場した。
なおこの契約により、SSGはKBO(韓国野球委員会)に2021年シーズン当初に新外国人選手として契約していたアーティー・ルウィキ投手(29)のウェーバー公示を要請した。アメリカ合衆国出身の右腕ルウィキは故障で6月4日まで4試合にしか登板できず、1勝0敗、防御率3.77の成績だった。5月29日のハンファイーグルス戦では先発するも痛みを訴え1回を終えて降板していた。
(文責 : ふるりん)