最下位ロッテ5連敗
SSG 6-2 ハンファ (大田)
(勝)チャン・ジフン 1勝2敗 (敗)ぺ・ドンヒョン 3敗
試合後、2020年に現役を引退したキム・テギュン(元千葉ロッテ)の引退セレモニーがあるため、ハンファの選手たちは特別にキム・テギュンの永久欠番に指定された背番号52が入ったユニフォームで出場した。SSGの先発ルウィキは1回裏を無失点に抑えた。SSGは2回表にハンファの先発の大卒新人ぺ・ドンヒョンから8番イ・ジェウォンのタイムリーで1点を先制し、3回表にハンファの2番手キム・ジョンスから相手の暴投で1点を追加した。ハンファは3回裏に8番チャン・ウンホのタイムリーで1点を返した。SSGは4回表に2番ロマック(元横浜DeNA)のタイムリーで2点を追加した。
ハンファの3番手イ・チュンホと4番手ユン・デギョンは追加点を与えなかった。SSGの3番手チェ・ミンジュンは5回裏を無失点に抑えた。SSGは6回表にハンファの5番手キム・ボムスから途中出場の4番パク・ソンハンのタイムリー、6番ハン・ユソムの犠牲フライで2点を追加した。ハンファは6回裏にSSGの4番手チョ・ヨンウから2番ホ・グァンフェの犠牲フライで1点を返した。SSGの5番手キム・テフンは7回裏を無失点に抑えた。ハンファの6番手ユン・ホソルは8回表途中まで追加点を与えなかった。SSGの6番手キム・サンスは8回裏を無失点に抑えた。
ハンファの7番手チュ・ヒョンサンは9回表まで追加点を与えなかった。SSGの7番手ソ・ジニョンは9回裏を無失点に抑え、首位SSGが勝利した。チャン・ジフンはプロ初勝利。9位ハンファでは先発ぺ・ドンヒョンが3回途中2失点で降板し、キム・テギュンの引退を勝利で飾ることはできなかった。試合後には盛大なセレモニーが開催され、永久欠番となった52番のプレートの除幕式や胴上げなどで、球団史上個人最多の2203安打を記録するなど韓国を代表する強打者の最後の花道を祝った。
トゥサン 4-16 サムソン (大邱)
(勝)チェ・チェフン 1勝2敗 (敗)ユ・ヒィグァン 2勝4敗
(本塁打) サムソン : パク・ヘミン 3号、カン・ミンホ 6号、オ・ジェイル 6,7号
サムソンは1回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから4番カン・ミンホの犠牲フライ、5番オ・ジェイルのタイムリーで2点を先制し、2回裏に1番パク・ヘミンの本塁打で3点を追加しユ・ヒィグァンをノックアウトした。さらにこの回代わったトゥサンの2番手キム・ミンギュからカン・ミンホとオ・ジェイルの2者連続本塁打で2点を追加した。トゥサンは3回表に3番フェルナンデスの犠牲フライで1点を返した。サムソンは3回裏に3番ク・ジャウクへの押し出しの四球、カン・ミンホの犠牲フライ、オ・ジェイルと6番キム・サンスのタイムリーで5点を追加した。トゥサンは5回表に4番キム・ジェファンへの押し出しの四球と6番の高卒新人アン・ジェソクのタイムリーで2点を返した。
サムソンは5回裏にトゥサンの3番手キム・ミョンシンからオ・ジェイルのこの試合2本目の本塁打で1点を追加し、2番手チェ・ジグァンは6回表を無失点に抑えた。サムソンは6回裏にク・ジャウクの内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンは7回表にサムソンの3番手の高卒新人イ・スンヒョン(背番号54)からアン・ジェソクのタイムリーで1点を返した。サムソンは7回裏にトゥサンの4番手ユン・ミョンジュンから途中出場の7番キム・ホジェのタイムリーで1点を追加し、4番手シム・チャンミンは8回表を無失点に抑えた。サムソンは8回裏にトゥサンの5番手パク・チョンス(NCから移籍後初登板)からキム・サンスの内野ゴロの間に1点を追加した。
サムソンの4番手イム・ヒョンジュンは9回表を無失点に抑え、サムソンが勝利し単独2位に浮上した。5回を3失点に抑えたチェ・チェフンはシーズン初勝利。24安打を記録したサムソン打線ではオ・ジェイルが4安打2本塁打5打点、カン・ミンホが1本塁打3打点、9番キム・ホンゴンが4安打と活躍。先発ユ・ヒィグァンが2回途中5失点で降板したトゥサンはNCと同率5位に並ばれた。
KT 7-5 キア (光州)
(勝)イ・ガンジュン 1勝 (セーブ)キム・ジェユン 3勝1敗10S (敗)チョン・ヘヨン 3勝3敗7S
KTは1回表にキアの先発キム・ユシンから4番チャン・ソンウのタイムリーで2点を先制し、2回表に1番チョ・ヨンホのタイムリーで1点を追加した。キアは4回裏にKTの先発デスパイネから8番イ・チャンジン、9番パク・チャンホ、2番キム・テジンのタイムリーで4-3と逆転した。キアの2番手の高卒新人チャン・ミンギは5回表を無失点に抑えた。KTの2番手イ・チャンジェは6回裏に追加点を与えなかった。キアの3番手ユン・ジュンヒョンは7回表途中で4番手ホン・サンサムに交代した。キアは7回裏にKTの3番手チョ・ヒョヌからチャンスを作ると、代わったKTの4番手アン・ヨンミョンから5番ファン・デインのタイムリーで1点を追加した。
KTは8回表にキアの5番手の大卒新人イ・スンジェからチャンスを作ると、代わったキアの6番手チョン・ヘヨンから9番シム・ウジュンと1番チョ・ヨンホのタイムリーで7-5と逆転した。KTの5番手イ・ガンジュンは8回裏まで無失点に抑えた。キアの7番手キム・ジェユルは9回表に追加点を与えなかった。KTの6番手キム・ジェユンは9回裏を無失点に抑え、KTが勝利し3位に浮上した。イ・ガンジュンはプロ2年目にして初勝利。8位キアは連勝が3で止まった。キア打線では2番キム・テジンが4安打と活躍。
キウム 7-2 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ハン・ヒョンヒィ 5勝 (セーブ)チョ・サンウ 1勝1敗9S (敗)イ・ミンホ 3勝3敗
(本塁打) キウム : パク・トンウォン 9号
LGは1回裏にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから4番チェ・ウンソンのタイムリーで1点を先制した。キウムは2回表にLGの先発イ・ミンホから7番パク・トンウォンの本塁打で2-1と逆転した。キウムは6回表にLGの2番手チェ・ソンフン、3番手チェ・ドンファンからチャンスを作ると、代わったLGの4番手イ・ウチャンから9番イ・ジヨンの内野ゴロの間に1点を追加した。キウムの2番手キム・テフンは7回裏まで無失点に抑えた。LGは8回裏にキウムの3番手キム・ソンミンからチャンスを作ると、代わったキウムの4番手チョ・サンウから7番ユ・ガンナムの犠牲フライで1点を返した。
キウムは9回表にLGの5番手チン・ヘスから3番イ・ジョンフと5番ソン・ウヒョンのタイムリー、7番ピョン・サングォンの犠牲フライで4点を追加した。LGの6番手イ・ジョンヨンは追加点を与えなかった。チョ・サンウは無失点に抑え7位キウムが勝利し3連敗から脱出した。6回途中まで1失点に抑えたハン・ヒョンヒィは5勝目。LGは連勝が3で止まり4位に後退。先発イ・ミンホが5回途中2失点で降板したLGは4位に後退。LG打線ではチェ・ウンソンが3安打1打点と活躍。
NC 10-10 ロッテ (釜山・社稷:ダブルヘッダー第1戦)
(本塁打) NC : キム・テグン 3号、ヤン・ウィジ 11号 ロッテ : マチャド 4号
ロッテは1回裏にNCの先発ソン・ミョンギから2番チュ・ジェヒョン、5番アン・チホン、6番ソン・アソプのタイムリーで3点を先制し、3回裏に3番チョン・ジュヌとアン・チホンのタイムリーで2点、4回裏にチョン・ジュヌ、アン・チホン、ソン・アソプのタイムリーで3点、5回裏に9番マチャドの本塁打で1点を追加した。NCは6回表にロッテの先発ストレイリーから2番イ・ミョンギ、5番アルテールのタイムリーなどで3点、7回表にロッテの2番手キム・ドギュから相手のエラー、代わったロッテの3番手の高卒新人ソン・ジェヨンから1番パク・ミヌのタイムリー、さらに代わったロッテの4番手ソ・ジュヌォンから途中出場の5番イ・ウォンジェの犠牲フライなどで計4点を返した。
NCの2番手リュ・ジヌクは7回裏途中で3番手チェ・グムガンに交代した。NCは8回表にロッテの5番手ク・スンミンから9番キム・テグンの本塁打で1点を返した。NCは9回表にロッテの6番手キム・ウォンジュンから4番ヤン・ウィジの本塁打で10-9と逆転した。ロッテは9回裏にNCの4番手ウォン・ジョンヒョンから8番キム・ジュンテのタイムリーで10-10の同点に追いついたが、試合はこのまま9回終了時点で規定により引き分けとなった。NC打線ではヤン・ウィジが1本塁打3打点と活躍。最下位ロッテは5回裏までに9-0と差をつけながら9回表に逆転されるなど勝ちきれなかった。ロッテ打線ではアン・チホンが3安打3打点、ソン・アソプが3安打2打点と活躍。
(勝)ルチンスキー 4勝3敗 (敗)パク・セウン 2勝3敗
NCは2回表にロッテの先発パク・セウンから6番パク・ソンミンと8番カン・ジンソンのタイムリーで3点を先制した。NCは7回表にロッテの2番手パク・チェミンから相手のエラー、代わったロッテの3番手チン・ミョンホからパク・ソンミンのタイムリーで計3点を追加した。ロッテの4番手ハン・スンヒョクは8回表に追加点を与えなかった。NCの先発ルチンスキーは8回裏まで無失点に抑えた。
ロッテの5番手チェ・ヨンファンは9回表に追加点を与えなかった。ロッテは9回裏にNCの2番手ソ・イヒョンから相手のエラー、5番ソン・アソプのタイムリーで2点を返したが、NCが勝利しトゥサンと同率5位に並んだ。ルチンスキーは4勝目。NC打線ではパク・ソンミンが4安打4打点、2番イ・ミョンギが3安打と活躍。先発パク・セウンが6回を3失点に抑えるも最下位ロッテは引き分け1つを挟んで5連敗。ロッテ打線では3番チョン・ジュヌが3安打と活躍。
【レギュラーシーズン 順位表】
(5月29日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.SSG 44 26 18 0 .591
2.サムソン 46 26 20 0 .565
3.KT 44 24 20 0 .545
4.LG 46 25 21 0 .543
5.NC 45 23 21 1 .523
5.トゥサン 44 23 21 0 .523
7.キウム 46 24 22 0 .522
8.キア 44 19 25 0 .432
9.ハンファ 45 18 27 0 .400
10.ロッテ 44 15 28 1 .349
(文責 : ふるりん)