DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.28) 結果

LG3連勝で同率2位に浮上

 

 NC-ロッテ(釜山・社稷)は雨天により順延、5月29日14時よりダブルヘッダー開催。

 

SSG 12-3 ハンファ  (大田)

(勝)オ・ウォンソク 3勝1敗  (敗)カーペンター 2勝4敗

本塁打) SSG : チェ・ジョン 12号、キム・ソンヒョン 2号

 SSGは1回表にハンファの先発カーペンターから5番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を先制し、3回表に4番チェ・ジョンの本塁打で2点を追加した。ハンファは5回裏にSSGの先発パク・チョンフンから9番ノ・スグァンのタイムリー、代わったSSGの2番手オ・ウォンソクから2番チェ・ジェフンへの押し出しの四球で計2点を返した。SSGは6回表に8番イ・ジェウォンと1番チェ・ジフンのタイムリーで4点を追加しカーペンターをノックアウトした。ハンファの2番手ユン・デギョンと3番手チョン・イヌクは追加点を与えなかった。

 SSGは8回表にハンファの4番手イ・スングァンから7番キム・ソンヒョンの本塁打、3番チェ・ジュファンのタイムリー、代わったハンファの5番手オ・ドンウクから途中出場の4番パク・ソンハンのタイムリーで計5点を追加した。ハンファは8回裏に6番ヒーリーのタイムリーで1点を返した。ハンファの6番手チャン・ウンジョンは9回表に追加点を与えなかった。SSGの3番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏を無失点に抑え、首位SSGが勝利した。5回裏途中から8回裏まで1失点に抑えたオ・ウォンソクは3勝目。9位ハンファでは先発カーペンターが6回途中7失点で降板した。 

 

 

トゥサン 9-4 サムソン  (大邱

(勝)チェ・ウォンジュン 5勝  (敗)ブキャナン 5勝2敗

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 10,11号

 トゥサンは1回表にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から5番ヤン・ソックァンの犠牲フライ、7番キム・ジェホと9番チョン・スビンのタイムリーで5点を先制し、4回表にサムソンの2番手イ・サンミンから4番キム・ジェファンの本塁打で2点を追加した。トゥサンの先発チェ・ウォンジュンは7回裏途中まで無失点に抑え、2番手チャン・ウォンジュンに交代した。トゥサンは8回表にサムソンの3番手キム・デウからキム・ジェファンのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加した。トゥサンは9回表にサムソンの4番手チャン・ピルジュンからチョン・スビンのタイムリーで1点を追加した。

 サムソンは9回裏にトゥサンの3番手ユン・ミョンジュンから9番キム・ホンゴンのタイムリー、代わったトゥサンの4番手キム・ミョンシンから途中出場の1番チェ・ヨンジンと3番ク・ジャウクのタイムリーで計4点を返したが、トゥサンが勝利しKTと同率4位に並んだ。チェ・ウォンジュンは5勝目。トゥサン打線ではチョン・スビンが4安打3打点、キム・ジェファンが3安打2本塁打3打点、3番フェルナンデスが3安打と活躍。先発ブキャナンが3回5失点で降板したサムソンはLGと同率2位に並ばれた。サムソン打線では8番キム・ジチャンが3安打と活躍。

 

 

KT 6-7 キア  (光州)

(勝)パク・チンテ 1勝1敗  (敗)キム・ミンス 3勝2敗

本塁打) KT : チャン・ソンウ 3,4号 

 キアは2回裏にKTの先発ソ・ヒョンジュンから9番パク・チャンホと2番キム・テジンのタイムリーで2点を先制した。KTは7回表にキアの先発イム・ギヨンから6番チャン・ソンウの本塁打で1点を返した。キアの2番手イ・スンジェは無失点に抑えた。KTは8回表にキアの3番手チャン・ヒョンシクから5番アルモンテ(元中日)の2点タイムリーで3-2と逆転すると、代わったキアの4番手パク・チンテからチャン・ソンウの2打席連続本塁打で3点を追加した。キアは8回裏にKTの2番手チョ・ヒョヌからチャンスを作ると、代わったKTの3番手チョン・ユスから8番キム・ミンシクと9番パク・チャンホへの連続の押し出しの四球で2点を返し、さらに代わったKTの4番手チュ・グォンからキム・テジンのタイムリーと相手のエラーで6-6の同点に追いついた。

 試合はこのまま延長に突入し、8位キアは10回裏にKTの5番手キム・ミンスから内野ゴロの間に三塁走者が生還したと判定されサヨナラ勝ちし、3連勝となった。パク・チンテはプロ5年目にして初勝利。キア打線では4番イ・ジョンフンが3安打と活躍。8回裏に同点とされ延長戦で敗れたKTはトゥサンと同率4位に後退。KT打線ではチャン・ソンウが2本塁打4打点と活躍。

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キアは延長10回裏、三塁走者キム・テジンの生還が認められサヨナラ勝ち

 

 

キウム 1-3 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ケリー 3勝3敗  (セーブ)コ・ウソク 3敗11S  (敗)ヨキシュ 5勝4敗

 (本塁打) LG : キム・ヒョンス 8号

 LGは2回裏にキウムの先発ヨキシュから6番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を先制し、4回裏にユ・ガンナムのタイムリーで1点を追加した。キウムは6回表にLGの先発ケリーから4番パク・ピョンホの犠牲フライで1点を返し、2番手キム・テフンは6回裏に追加点を与えなかった。LGの2番手ソン・ウンボムと3番手チン・ヘスは7回表を無失点に抑えた。キウムの3番手キム・ドンヒョクは7回裏に追加点を与えなかった。

 LGの4番手キム・デユと5番手チョン・ウヨンは8回表を無失点に抑えた。LGは8回裏にキウムの4番手オ・ジュウォンから3番キム・ヒョンスの本塁打で1点を追加した。LGの6番手コ・ウソクは9回表を無失点に抑え、LGが勝利し3連勝でサムソンと同率2位に浮上した。6回を1失点に抑えたケリーは3勝目。先発ヨキシュが5回2失点で降板したキウムは3連敗で7位に後退。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(5月28日時点)

            試合  勝   敗   分  勝率

1.SSG    43  25  18  0  .581

2.LG     45  25  20  0  .556

2.サムソン   45  25  20  0  .556

4.トゥサン   43  23  20  0  .535

4.KT     43  23  20  0  .535

6.NC     43  22  21  0  .512

7.キウム    45  23  22  0  .511

8.キア     43  19  24  0  .442

9.ハンファ      44  18  26    0     .409

10.ロッテ    42  15  27  0  .357

 

 (文責 : ふるりん