NCダイノスのモ・チャンミン内野手(35)は現役引退を発表した。
右打者のモ・チャンミンは大学卒業後の2008年、SKワイバーンス(現SSGランダース)へ入団し、俊足の内野のユーティリティープレイヤーとして新人の年から一軍で91試合に出場した。2010年シーズン終了後に兵役のため軍へ入隊、尚武に所属した。2012年シーズン中に除隊されSKに復帰するも、同年シーズン終了後、当時新球団だったNCダイノスから特別指名を受けて移籍した。
2013年4月2日、NCにとって初のレギュラーシーズンの試合となったロッテ戦で球団史上初安打を記録するなど、主力として活躍を続けた。2017年には自身最多の17本塁打、90打点を記録した。2018年シーズン終了後にFA(フリーエージェント)となり、2019年からNCと3年契約を結んだ。2020年は62試合と出場機会が減少、2021年は4月3日のレギュラーシーズン開幕の出場選手登録から外れ、二軍選手が主に出場するフューチャースリーグで調整した。4月18日から21日まで一軍で3試合に出場するも無安打に終わり、来たる5月8日に満36歳の誕生日を迎える年齢を考え、球団と話し合い後進に道を譲るために引退を決意したと述べている。プロ14年間の通算成績は1042試合に出場、打率.282、773安打、92本塁打、439打点、74盗塁。引退セレモニーなどは後日行われる予定。
(文責 : ふるりん)