2021年1月26日、新世界グループはSKワイバーンスの買収を発表し、3月5日、KBO(韓国野球委員会)の理事会で新会員として認められ、加入金60億ウォンを支払うことになった。その後新球団の名称が新世界グループの略称をとって「SSGランダース」となることが発表された。ランダース(landers)とはSKワイバーンスと同じく本拠地とする仁川(インチョン)広域市には首都ソウルの玄関口である仁川港と韓国最大の仁川国際空港があり、また韓国野球発祥の地とも呼ばれていることに由来する。ロゴマークやユニフォームなどは後日発表予定で、新生SSGランダースの選手たちは当面の間、SSGと本拠地の仁川(INCHEON)の名前が入った仮のユニフォームなどで他チームとの練習試合などに臨み、3月20日から30日までの示範競技、4月3日のレギュラーシーズン開幕に備える。
2000年シーズン開幕前の3月に創設されたSKワイバーンスは、2007年を初め4度の韓国シリーズ優勝を達成し、21年の歴史に幕を閉じることになった。
(文責 : ふるりん)