キアタイガーズは12月25日、2021年シーズンの新外国人選手としてダニエル・メンデン投手(27)と契約金30万ドル、年俸42万5000ドル、オプション27万5000ドルの総額最大100万ドルで契約した。
アメリカ合衆国生まれの右腕ダニエル・メンデンは2014年にMLB(メジャーリーグベースボール)・ヒューストンアストロスと契約、2015年シーズン中の7月にトレードでオークランドアスレチックスへ移籍、2016年にアスレチックスでメジャーリーグに初昇格した。2018年に自身最多の7勝を記録、2020年は4試合に登板、0勝1敗、防御率3.65の成績だった。メジャーリーグ5年間の通算成績は60試合に登板、17勝20敗1セーブ、防御率4.64。2019年までのマイナーリーグ6年間の通算成績は82試合に登板、30勝14敗1セーブ、防御率3.14。キアのマット・ウィリアムス監督が2018年から2019年までアスレチックスのコーチを務めていたため以前から交流があると思われる。
キアは2020年シーズン終了時点で契約していた3名の外国人選手のうち主力として好成績を残したプレストン・タッカー外野手、アーロン・ブルックス投手の2名とはすでに2021年の再契約を終えており、これで2021年シーズン当初の外国人選手3名の枠が埋まった。しかし2020年シーズン終了時点でキアと契約していたアメリカ合衆国出身のドリュー・ギャニオン投手は2021年の再契約を見送られることになった。韓国1年目だった2020年は30試合に登板、11勝8敗、防御率4.34の成績でヤン・ヒョンジョン、ブルックスと並ぶチーム最多勝を記録した。
(文責 : ふるりん)