DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

新外国人選手アリエル・ミランダ投手(元福岡ソフトバンク)と契約

 トゥサンベアースは12月23日、2021年シーズンの新外国人選手としてアリエル・ミランダ投手(31)と契約金15万ドル、年俸55万ドル、インセンティブ10万ドルの総額最大80万ドルで契約した。

 キューバ出身の左腕アリエル・ミランダは亡命し、2015年にMLBメジャーリーグベースボール)・ボルティモアオリオールスと契約、2016年にオリオールスで初めてメジャーリーグに昇格し、トレードでシアトルマリナースへ移籍した。2017年、マリナースで8勝を記録し、2018年シーズン途中の7月より日本プロ野球福岡ソフトバンクと契約した。2020年は台湾プロ野球・中信兄弟で25試合に登板、10勝8敗、防御率3.80の成績だった。2018年までのメジャーリーグ3年間の通算成績は44試合に登板、13勝9敗、防御率4.72。マイナーリーグ3年間での通算成績は44試合に登板、16勝10敗、防御率3.72。

 2020年シーズン終了時にトゥサンと契約していた外国人選手のうち、2019年と2年連続でリーグ最多安打を記録したホセ・フェルナンデス内野手のみ再契約し、クリス・フレクセン投手はMLBシアトルマリナース、ラウル・アルカンタラ投手は日本プロ野球阪神と契約した。トゥサンは2021年シーズン当初の外国人選手としてもう1名と契約するとみられる。

 

(文責 : ふるりん