トゥサンベアースは12月23日、2021年シーズンの新外国人選手としてアリエル・ミランダ投手(31)と契約金15万ドル、年俸55万ドル、インセンティブ10万ドルの総額最大80万ドルで契約した。
キューバ出身の左腕アリエル・ミランダは亡命し、2015年にMLB(メジャーリーグベースボール)・ボルティモアオリオールスと契約、2016年にオリオールスで初めてメジャーリーグに昇格し、トレードでシアトルマリナースへ移籍した。2017年、マリナースで8勝を記録し、2018年シーズン途中の7月より日本プロ野球・福岡ソフトバンクと契約した。2020年は台湾プロ野球・中信兄弟で25試合に登板、10勝8敗、防御率3.80の成績だった。2018年までのメジャーリーグ3年間の通算成績は44試合に登板、13勝9敗、防御率4.72。マイナーリーグ3年間での通算成績は44試合に登板、16勝10敗、防御率3.72。
2020年シーズン終了時にトゥサンと契約していた外国人選手のうち、2019年と2年連続でリーグ最多安打を記録したホセ・フェルナンデス内野手のみ再契約し、クリス・フレクセン投手はMLBシアトルマリナース、ラウル・アルカンタラ投手は日本プロ野球・阪神と契約した。トゥサンは2021年シーズン当初の外国人選手としてもう1名と契約するとみられる。
(文責 : ふるりん)