DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

トゥサン、FAオ・ジェイルの補償選手としてサムソンよりパク・ケェボムを指名

 トゥサンベアースは12月22日、2021年のFA(フリーエージェント)選手としてサムソンライオンズと契約し移籍したオ・ジェイル内野手(34)の補償選手としてパク・ケェボム内野手(24)を指名した。規約によりオ・ジェイルはFA選手のA等級に該当するため、サムソンからトゥサンに提示された指名不可の保護選手は20名であり、トゥサンはサムソンよりオ・ジェイルの2020年の年俸(4億7000万ウォン)の200%に相当する9億4000万ウォンの補償金も受け取ることになる。

 右打者のパク・ケェボムは高校卒業後の2014年にサムソンへ入団、2015年、一軍初出場を果たし2016年シーズン終了後に軍へ入隊した。除隊された後の2019年から主にショートを守る内野の控えとして一軍で起用されるようになった。2020年は自身最多の80試合に出場、打率.195、3本塁打、16打点、3盗塁。パク・ケェボムは2021年1月で満25歳と比較的若く、内野手の世代交代が急務のトゥサンでは主力に成長する可能性も秘めている。

 

(文責 : ふるりん