DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

チェ・ゴン投手と新人ドラフト指名権、パク・シヨン投手とシン・ボンギ内野手のトレード成立

 KTウィズとロッテジャイアンツは12月4日、チェ・ゴン投手(21)と2022年新人2次ドラフト3ラウンドの指名権、パク・シヨン投手(31)とシン・ボンギ内野手(31)のトレード成立を発表した。

 右腕チェ・ゴンは高校卒業後の2018年にKTへ入団するも2020年に軍へ入隊したこともあり、プロ3年間での一軍登板はない。また2021年中に開かれる2022年新人2次ドラフト3ラウンドの指名権を譲渡され、ロッテは有望な若手の育成と獲得を図ることにしたとみられる。

 右腕パク・シヨンは高校卒業後の2008年にロッテへ入団し、2016年、42試合に登板したことで中継ぎに定着した。2020年の成績は36試合に登板、1勝1敗1ホールド、防御率8.06の成績だった。右打者のシン・ボンギは大学卒業後の2012年にロッテへ入団し、主に三塁やショートを守り2018年には自身最多の139試合に出場し、11本塁打、71打点を記録した。2020年は81試合に出場、打率.217、2本塁打、12打点、1盗塁の成績だった。若手の成長が著しいKTは30代の経験豊富な選手を獲得し、選手層を厚くしたとみられる。

 

(文責 : ふるりん