トゥサンが勝利し1勝1敗に
2020年 韓国シリーズ 第2戦
トゥサン 5-4 NC (ソウル・高尺)
(勝)フレクセン 1勝 (セーブ)キム・ミンギュ 1S (敗)ク・チャンモ 1敗
(本塁打) トゥサン : キム・ジェホ 1号、フェルナンデス 1号
初優勝を目指すNCが第1戦で勝利した韓国シリーズ第2戦も、中立地の高尺スカイドームで盛大に開始された。
トゥサンは1回表にNCの先発ク・チャンモから2番チョン・スビンのヒットでチャンスを作るが無得点に終わった。NCは1回裏にトゥサンの先発フレクセンから1番パク・ミヌが四球で出塁するも2番イ・ミョンギの打球が三塁へのライナーで走者もアウトとなった。トゥサンは2回表に6番キム・ジェホへの四球と7番フェルナンデスのヒットでチャンスを作ると、ここでNCの三塁手パク・ソンミンが一塁へ悪送球をしてしまいその間に先制した。さらに1番ホ・ギョンミンの内野ゴロの間に1点を追加した。NCは2回裏に5番パク・ソンミンなどの二塁打でチャンスを作ると、7番クォン・ヒィドンのタイムリーで1点を返したが、1死満塁のチャンスで9番カン・ジンソンが併殺打で同点に追いつけなかった。
トゥサンは4回表にキム・ジェホのプロ17年目でのポストシーズン初本塁打で1点を追加した。NCは4回裏に4番ヤン・ウィジのヒットや四死球で1死満塁とし、8番アルテールの外野フライが犠牲フライになるかと思いきや、三塁走者のヤン・ウィジが本塁で刺殺され無得点に終わった。NCは5回裏にパク・ミヌがヒットで出るも続くイ・ミョンギの打球がトゥサンのショートのキム・ジェホに好捕されてしまい、走者もアウトとなってしまった。さらにNCは6回裏にヤン・ウィジが二塁打でチャンスを作るも、続くパク・ソンミンの打球は投手のフレクセンに当たり一塁のオ・ジェイルがそれを直接捕球しアウト、そして走者もアウトとなってしまった。
トゥサンは7回表に先頭の8番オ・ジェイルがヒットで出たが、代わったNCの2番手キム・ジンソンは追加点を与えなかった。トゥサンの2番手イ・ヒョンスンと3番手パク・チグクは7回裏を無失点に抑えた。トゥサンは8回表にNCの3番手イム・ジョンホから3番チェ・ジュファンのヒットでチャンスを作ると、代わった4番手イム・チャンミンからキム・ジェホのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの4番手イ・スンジンは8回裏を無失点に抑えた。
トゥサンは9回表にNCの6番手ムン・ギョンチャンからフェルナンデスの本塁打で1点を追加した。NCは9回裏にトゥサンの5番手イ・ヨンハからアルテール、カン・ジンソンのタイムリーで3点を返したが、代わった6番手キム・ミンギュが相手の反撃を断ちトゥサンが勝利し対戦成績を1勝1敗とした。6回を1失点に抑えたフレクセンは韓国シリーズ初勝利。キム・ミンギュはプロ3年目にしてポストシーズン初セーブ。NCの先発ク・チャンモは7回途中まで3失点に抑えるも、打線が6回までに併殺打を含み5回も同時アウトとなる不運もあり、主導権を握れなかった。NC打線ではヤン・ウィジが3安打と活躍。
韓国シリーズ第3戦は第2戦までと同じく中立地の高尺スカイドームで11月20日18時半から開始される。
(文責:ふるりん)