DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.29) 結果

KT2位浮上  5位トゥサン3連勝

 

NC 11-4 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ルチンスキー 19勝5敗  (敗)イ・スンホン 3勝2敗

本塁打) NC : ヤン・ウィジ 33号、ナ・ソンボム 33号  ロッテ : ハン・ドンヒィ 16号

 NCは1回表にロッテの先発イ・スンホンから6番ノ・ジンヒョク、7番カン・ジンソン、8番チ・ソックンのタイムリーで4点を先制し、3回表にロッテの2番手イ・インボクから4番ヤン・ウィジの2試合連続本塁打、ノ・ジンヒョクと9番キム・チャンヒョンのタイムリーで3点、4回表にロッテの3番手キム・ゴングクから3番ナ・ソンボムの本塁打、5番アルテールとカン・ジンソンのタイムリーで3点を追加した。ロッテの4番手コ・ヒョジュンは5回表に追加点を与えなかった。NCの先発ルチンスキーは5回裏まで無失点に抑えた。NCの2番手キム・ゴンテは6回裏を無失点に抑えた。ロッテの5番手オ・ヒョンテクは7回表まで追加点を与えなかった。

 ロッテは7回裏にNCの3番手リュ・ジヌクから8番ハン・ドンヒィの本塁打、2番ソン・アソプの犠牲フライで2点を返した。NCは8回表にロッテの6番手チン・ミョンホからノ・ジンヒョクのタイムリーで1点を返した。ロッテは8回裏にNCの4番手キム・テヒョンと5番手ホン・ソンミンから相手のエラーで2点を返し、7番手キム・ユヨンは9回表に追加点を与えなかった。6番手イ・スンホンは9回裏に相手の反撃を断ち、すでにレギュラーシーズン優勝を決めたNCが勝利した。ルチンスキーは最多勝争いトップタイの19勝目。NC打線ではノ・ジンヒョクが4安打4打点、ヤン・ウィジが3安打1本塁打1打点と活躍。7位ロッテでは先発イ・スンホンが2回途中4失点で降板した。

 

 

KT 12-1 ハンファ  (大田)

(勝)ソ・ヒョンジュン 13勝6敗  (敗)オ・ドンウク 1敗

 (本塁打) KT : ファン・ジェギュン 21号、カン・ベッコ 23号

 KTは1回表にハンファの先発の高卒新人オ・ドンウクから3番ロハスと4番カン・ベッコのタイムリーで3点を先制した。ハンファは1回裏にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから4番バーンズのタイムリーで1点を返した。KTは2回表に2番ファン・ジェギュンの3試合連続本塁打で2点、5回表に5番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの2番手アン・ヨンミョンは追加点を与えなかった。KTは6回表にハンファの3番手キム・ジニョンからカン・ベッコの本塁打で2点、7回表にハンファの4番手ユン・ホスルから9番シム・ウジュンとファン・ジェギュンのタイムリーで4点を追加した。

 KTの2番手イ・ボグンは7回裏、3番手ハ・ジュンホは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの5番手パク・チュホンは9回表まで追加点を与えなかった。4番手キム・ミンスは9回裏に相手の反撃を断ち、KTが勝利し2位に浮上した。6回を1失点に抑えたソ・ヒョンジュンは13勝目。KT打線ではカン・ベッコが3安打1本塁打4打点、ファン・ジェギュンが1本塁打3打点と活躍。最下位ハンファでは先発オ・ドンウクが5回途中6失点で降板した。

 

 

トゥサン 9-2 キア  (光州)

(勝)ユ・ヒィグァン 10勝11敗  (敗)ヤン・ヒョンジョン 11勝10敗

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 30号、チョン・スビン 5号、フェルナンデス 21号、オ・ジェイル 16号  キア : ファン・デイン 4号

 トゥサンは1回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから4番キム・ジェファンの本塁打、9番チョ・スヘンのタイムリーなど打者一巡の猛攻で5点を先制し、4回表に3番オ・ジェイルのタイムリーで1点を追加した。キアは4回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから6番ファン・デインの本塁打で1点を返した。トゥサンは5回表に7番チョン・スビンの本塁打で1点を追加した。キアは5回裏に4番チェ・ヒョンウのタイムリーで1点を返した。トゥサンは6回表にキアの2番手ヤン・スンチョルから2番フェルナンデスとオ・ジェイルの2者連続本塁打で2点を追加した。トゥサンの2番手チェ・ウォンジュンは6回裏を無失点に抑えた。

 キアの3番手ファン・インジュンは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手パク・チグクは7回裏を無失点に抑えた。キアの4番手ナム・ジェヒョンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手キム・ミンギュは8回裏を無失点に抑えた。キアの5番手コ・ヨンチャンは9回表に追加点を与えなかった。5番手ハム・トクチュは9回裏に相手の反撃を断ち、5位トゥサンが勝利し3連勝となった。5回を2失点に抑えたユ・ヒィグァンは2013年以降8年連続でシーズン10勝を達成した。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3安打1本塁打3打点と活躍。6位キアでは先発ヤン・ヒョンジョンが6回途中7失点で降板した。キア打線ではファン・デインが3安打1本塁打1打点と活躍。

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8年連続シーズン10勝を達成したトゥサンのユ・ヒィグァン https://www.news1.kr/articles/?4103303

 

  【レギュラーシーズン 順位表】

(10月29日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    142  83  54  5  .606

2.KT    143  81  61  1  .570

3.LG    143  79  60    4     .568

4.キウム   143  80  62  1     .563

5.トゥサン  143  78  61  4  .561

6.キア    142  72  70  0  .507

7.ロッテ   143  70  72  1  .493

8.サムソン  143  64  75  4  .460

9.SK    143  50  92  1  .352

10.ハンファ  143    45  95  3  .321

 

(文責 : ふるりん