DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.23) 結果

最下位ハンファ、首位NCに勝利し7連敗から脱出

 

NC 6-11 ハンファ  (大田)

(勝)サーポルド 10勝13敗  (敗)ルチンスキー 18勝5敗

本塁打) NC : ナ・ソンボム 32号、ヤン・ウィジ 29,30号 

 ハンファは3回裏にNCの先発ルチンスキーから 2番キム・ミンハと5番チェ・ジェフンのタイムリー、相手のエラーなどで5点を先制した。NCは4回表にハンファの先発サーポルドから3番ナ・ソンボムの本塁打などで2点を返した。ハンファは5回裏に相手のエラー、7番ソン・グァンミンのタイムリーで2点を追加しルチンスキーをノックアウトした。2番手イム・チャンミンは追加点を与えず、NCは6回表に4番ヤン・ウィジの本塁打、代打キム・ソンウクの犠牲フライで2点を返した。ハンファは6回裏にNCの3番手パク・チヌか途中出場の5番イ・へチャンのタイムリー、代わった4番手ソン・ジョンウクからチャンスを作ると5番手ムン・ギョンチャンから7番ソン・グァンミンの犠牲フライで計2点を追加した。

 NCは7回表にハンファの2番手ユン・デギョンからチャンスを作ると、代わった3番手の大卒新人カン・ジェミンからヤン・ウィジの2打席連続本塁打で2点を返した。ハンファは7回表にNCの6番手キム・ゴンテからチャンスを作ると、代わった7番手キム・ジンソンから3番ノ・シファンのタイムリーで1点を追加した。4番手キム・ジニョンは8回表を無失点に抑え、ハンファは8回裏にNCの8番手シン・ミンヒョクからソン・グァンミンのタイムリーで1点を返した。

 5番手チョン・ウラムは9回表に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが勝利し引き分け1つを挟んでの7連敗から脱出した。6回途中まで4失点に抑えたサーポルドは2019年から2年連続のシーズン10勝目。ハンファ打線ではソン・グァンミンが3安打3打点、4番バーンズが3安打と活躍。首位NCでは先発ルチンスキーが5回途中8失点で降板した。NC打線ではヤン・ウィジが3安打2本塁打3打点、ナ・ソンボムが3安打1本塁打1打点と活躍。

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2年連続10勝を記録したハンファのサーポルド http://www.xportsnews.com/?ac=article_view&entry_id=1341811

 

 

LG 8-4 キア  (光州)

(勝)ケリー 15勝7敗  (敗)キム・ギフン 4敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 26号

 キアは1回裏にLGの先発ケリーから4番チェ・ヒョンウの本塁打で3点を先制した。LGは3回表にキアの先発キム・ギフンから1番ホン・チャンギへの押し出しの四球、3番イ・ヒョンジョンの犠牲フライ、4番キム・ヒョンスのタイムリーで4-3と逆転しキム・ギフンをノックアウトした。LGは5回表にキアの3番手キム・ジェユルからチャンスを作ると、代わった4番手の高卒新人チョン・ヘヨンから5番チェ・ウンソンへの押し出しの四球、6番キム・ミンソンの犠牲フライで2点を追加し、7回裏に2番手ソン・ウンボムと3番チン・ヘスが登板した。

 キアの5番手キム・ヒョンジュンと6番手イ・ジニョンは8回表まで追加点を与えなかった。LGの4番手チョン・ウヨンは8回裏まで無失点に抑えた。LGは9回表にキアの6番手コ・ヨンチャンから途中出場の7番キム・ヨンウィの内野ゴロや相手のエラーの間に2点を追加した。5番手コ・ウソクは9回裏に相手の反撃を断ち、2位LGが勝利した。6回を4失点に抑えたケリーは15勝目。6位キアでは先発キム・ギフンが3回途中4失点で降板した。

 

 

キウム 6-2 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・スンホ 6勝2敗  (敗)チェ・ウォンジュン 10勝2敗

本塁打) キウム : パク・ピョンホ 21号

 トゥサンは1回裏にキウムの先発ブリガム(元東北楽天)から5番オ・ジェイルのタイムリーで1点を先制した。キウムは4回表にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから7番イ・ジヨンと8番ホ・ジョンヒョプのタイムリーで2-1と逆転し、2番手イ・スンホは6回裏まで無失点に抑えた。キウムは7回表にトゥサンの2番手キム・ミンギュから2番ソ・ゴンチャンのタイムリー、代わった3番手パク・チグクから4番パク・ピョンホの本塁打で計4点を追加した。

 トゥサンは7回裏にキウムの3番手キム・ソンギから8番キム・ジェホのタイムリーで1点を返し、4番手イ・ヒョンスンは8回表に追加点を与えなかった。キウムの5番手アン・ウジンは8回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの5番手クォン・ヒィは9回表に追加点を与えなかった。6番手キム・サンスは9回裏に相手の反撃を断ち、4位キウムが勝利した。5回無失点のイ・スンホは6勝目。キウム打線ではイ・ジヨンが3安打1打点と活躍。5位トゥサンでは先発チェ・ウォンジュンが4回途中2失点で降板した。

 

 

 ロッテ 3-0 SK  (仁川)

(勝)ストレイリー 15勝4敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 4勝4敗25S

  (敗)イ・ゴヌク 6勝12敗

本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 24号

 ロッテは1回表にSKの先発イ・ゴヌクから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点、2回表に2番ソン・アソプのタイムリーで1点を追加した。SKの2番手イ・テヤンは6回表まで追加点を与えなかった。ロッテの先発ストレイリーは6回裏まで無失点に抑えた。SKの3番手パク・ミンホは7回表に追加点を与えなかった。ロッテの2番手の高卒新人チェ・ジュニョンは7回裏を無失点に抑えた。

 SKの4番手キム・ジョンビンと5番手キム・セヒョンは8回表に追加点を与えなかった。ロッテの3番手ク・スンミンは8回裏を無失点に抑えた。7位ロッテは9回表にSKの6番手ソ・ジニョンから3番チョン・ジュヌの本塁打で1点を追加し、4番手キム・ウォンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち完封リレーで勝利し3連敗から脱出した。ストレイリーは15勝目。9位SKでは先発イ・ゴヌクが4回途中2失点で降板し打線が沈黙した。

 

  【レギュラーシーズン 順位表】

(10月23日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    138  81  53  4  .604

2.LG    141  79  59    3     .572

3.KT    139  78  60  1  .565

4.キウム   143  80  62  1     .563

5.トゥサン  140  75  61  4  .551

6.キア    137  70  67  0  .511

7.ロッテ   138  69  68  1  .504

8.サムソン  140  62  74  4  .456

9.SK    142  50  91  1  .355

10.ハンファ  140    44  93  3  .321

 

(文責 : ふるりん