DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.18) 結果

KT3位浮上 

 

ロッテ 9-2 NC  (昌原)

(勝)ストレイリー 14勝4敗  (敗)ライト 11勝9敗

本塁打) ロッテ : チョン・フン 10号、チョン・ジュヌ 23号、イ・デホ 19号、イ・ビョンギュ 6号  NC : パク・ミヌ 8号

 ロッテは3回表にNCの先発ライトから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライで1点を先制し、5回表に1番チョン・フンの本塁打で1点を追加した。NCは6回裏にロッテの先発ストレイリーから6番アルテールのタイムリーで1点を返した。NCは7回表途中から2番手ソン・ジョンウクを登板させ、ロッテはこの回代わった3番手ムン・ギョンチャンから3番チョン・ジュヌとイ・デホの2者連続本塁打で3点を追加した。ロッテの2番手の高卒新人チェ・ジュニョンは7回裏を無失点に抑えた。

 ロッテは8回表にNCの4番手カン・ドンヨンからチョン・フンと2番ソン・アソプのタイムリーで3点を追加した。NCは8回裏にロッテの3番手コ・ヒョジュンから3番パク・ミヌの2試合連続本塁打で1点を返した。ロッテの4番手オ・ヒョンテクは無失点に抑えた。7位ロッテは9回表にNCの5番手パク・チョンスから5番イ・ビョンギュ本塁打で1点を追加し、5番手チン・ミョンホは9回裏に相手の反撃を断ち勝利し、3連敗から脱出した。6回を1失点に抑えたストレイリーは14勝目。ロッテ打線ではチョン・フンが4安打1本塁打2打点と活躍。首位NCでは先発ライトが7回途中5失点で降板した。

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4安打を記録したロッテのチョン・フンは7回表に送りバントを決めた https://www.yna.co.kr/view/PYH20201018081100052?input=1196m

 

 

キア 4-0 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 11勝8敗  (敗)イ・ミンホ 4勝4敗

 キアは4回表にLGの先発の高卒新人イ・ミンホから1番チェ・ウォンジュンのタイムリーで2点を先制した。キアは7回表にLGの2番手チェ・ソンフンから4番チェ・ヒョンウへの押し出しの四球、代わった3番手ソン・ウンボムから5番ナ・ジワンの犠牲フライで計2点を追加した。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは8回裏まで無失点に抑えた。

 LGの4番手イ・チャンヒョクは9回表に追加点を与えなかった。2番手パク・チュンピョは9回裏に相手の反撃を断ち、6位キアが完封リレーで勝利した。ヤン・ヒョンジョンは11勝目で、ソン・ドンヨル(元中日)を抜いてプロ野球史上個人通算勝利数単独4位(147勝)となった。先発イ・ミンホが7回途中4失点で降板し打線が沈黙した2位LGは連勝が3で止まった。

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2020年シーズン11勝目、個人通算147勝目をあげたキアのヤン・ヒョンジョン http://mksports.co.kr/view/2020/1066382/

 

 

トゥサン 8-2 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)アルカンタラ 18勝2敗  (敗)ヨキシュ 12勝6敗

本塁打) トゥサン : フェルナンデス 20号、キム・ジェファン 29号 

 トゥサンは1回表にキウムの先発ヨキシュから2番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を先制し、2回表に相手のエラーで1点、3回表に5番オ・ジェイルと7番キム・ジェホのタイムリーで2点を追加しヨキシュをノックアウトした。さらにこの回代わったキウムの2番手キム・テフンから8番チョン・スビンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンは4回表にもキウムの3番手キム・ジェウンから3番フェルナンデスと4番キム・ジェファンの2者連続本塁打で2点を追加した。4番手ヤン・ギヒョンは6回表まで追加点を与えず、キウムは6回裏に4番イ・ジョンフと5番キム・ウンビンのタイムリーで2点を返した。

 トゥサンは7回表にキウムの5番手チョ・ソンウンからキム・ジェホのタイムリーで1点を追加した。キウムの6番手キム・ソンギは8回表途中まで追加点を与えなかった。トゥサンの2番手イ・スンジンは8回裏途中まで無失点に抑えた。キウムの7番手キム・ソンミンは9回表まで追加点を与えなかった。3番手イ・ヨンハは9回裏まで相手の反撃を断ち、5位トゥサンが勝利した。6回を2失点に抑えたアルカンタラは最多勝争いトップタイの18勝目。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3安打1本塁打1打点と活躍。先発ヨキシュが3回途中5失点で降板したキウムは連勝が4で止まり4位に後退した。

 

 

KT 7-5 SK  (仁川)

(勝)チョ・ヒョヌ 3勝1敗1S  (セーブ)キム・ジェユン 4勝3敗21S  (敗)ピント 6勝15敗

本塁打) KT : ロハス 46号  SK : チェ・ジョン 31号

 KTは1回表にSKの先発ピントから3番ロハス本塁打、6番ムン・サンチョルのタイムリーで3点を先制した。SKは1回裏にKTの先発イ・デウン(元千葉ロッテ)から5番コ・ジョンウクのタイムリーで1点を返し、2回裏に1番キム・ギョンホのタイムリーで1点を返すと、この回代わったKTの2番手ソン・ドンヒョンから2番オ・テゴンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。KTは4回表に2番ファン・ジェギュン、ロハス、5番チャン・ソンウのタイムリーで4点を勝ち越しピントをノックアウトし、3番手チョ・ヒョヌは4回裏途中まで無失点に抑えた。SKの2番手キム・セヒョンは5回表まで追加点を与えなかった。KTの4番手チョン・ユスは5回裏まで無失点に抑えた。

 SKの3番手キム・ジョンビンは6回表、4番手イ・テヤンは7回表に追加点を与えなかった。KTの5番手チュ・グォンは7回裏途中まで無失点に抑えた。SKは7回裏にKTの6番手ユ・ウォンサンから3番チェ・ジョンの本塁打で2点を返した。SKの5番手キム・テッキョンは8回表、6番手ソ・ジニョンは9回表に追加点を与えなかった。7番手キム・ジェユンは9回裏まで相手の反撃を断ち、KTが勝利し4位に浮上した。KT打線ではロハスが3安打1本塁打3打点、チャン・ソンウが3安打2打点、ファン・ジェギュンが3安打1打点と活躍。9位SKでは先発ピントが4回途中7失点で降板した。SK打線ではオ・テゴンが3安打1打点と活躍。

 

 

サムソン 5-4 ハンファ  (大田)

(勝)イ・スンミン 1勝2敗  (セーブ)オ・スンファン 3勝2敗18S  (敗)キム・イファン 2勝7敗

本塁打) サムソン : カン・ミンホ 19号  ハンファ : バーンズ 9号

 サムソンは4回表にハンファの先発キム・イファンから4番キム・ドンヨプのタイムリーで1点を先制した。ハンファは4回裏にサムソンの先発の高卒新人イ・スンミンから4番バーンズの本塁打、1番イ・ヨンギュのタイムリーで3-1と逆転した。サムソンは6回表にキム・イファンからチャンスを作り、代わったハンファの2番手アン・ヨンミョンから7番カン・ミンホの満塁本塁打で5-3と逆転した。ハンファの3番手ソン・ユンジュンは7回表に追加点を与えなかった。ハンファは7回裏にサムソンの2番手シム・チャンミンからチャンスを作り、代わった3番手イム・ヒョンジュンから代打ノ・スグァンのタイムリーで1点を返した。

 ハンファの4番手キム・ジョンスは8回表に追加点を与えなかった。サムソンの4番手ウ・ギュミンは無失点に抑えた。ハンファの5番手チョン・ウラムは9回表に追加点を与えなかった。5番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利し引き分け1つを挟んで3連勝となった。6回途中まで3失点に抑えたイ・スンミンはプロ初勝利。先発キム・イファンが6回途中4失点で降板した最下位ハンファは引き分け1つを挟んで6連敗。

 

  【レギュラーシーズン 順位表】

(10月18日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    136  80  52  4  .606

2.LG    139  77  59    3     .566

3.KT    136  76  59  1  .563

4.キウム   142  79  62  1     .560

5.トゥサン  137  74  59  4  .556

6.キア    134  69  65  0  .515

7.ロッテ   134  68  65  1  .511

8.サムソン  138  61  73  4  .455

9.SK    138  48  89  1  .350

10.ハンファ  138    43  92  3  .319

 

(文責 : ふるりん