DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.8) 結果

3位キウム、首位NCに勝利 

 

NC 7-10 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)キム・ジェウン 1勝4敗  (セーブ)チョ・サンウ 5勝3敗30S  (敗)ライト 11勝7敗

本塁打) NC : パク・ソンミン 13号、ナ・ソンボム 31号

 キウムは2回裏にNCの先発ライトから7番ラッセル、1番パク・チュンテ、2番キム・ハソン、3番ソ・ゴンチャン、4番イ・ジョンフ、6番キム・ヘェソン、ラッセルのタイムリーと打者一巡の猛攻で9点を先制しライトをノックアウトした。NCは5回表にキウムの先発イ・スンホから4番ヤン・ウィジと5番ナ・ソンボムのタイムリー、6番パク・ソンミンの2試合連続本塁打で5点を返し、2番手カン・ドンヨンは3回裏まで追加点を与えなかった。NCは4回表に1番イ・ミョンギのタイムリーで1点を返した、キウムの2番手キム・テフンはこの回途中から登板し無失点に抑えた。

 キウムの3番手キム・ソンギは5回表を無失点に抑えた。NCの3番手ソ・イヒョンは5回裏まで追加点を与えなかった。キウムは6回裏にNCの4番手ソン・ジョンウクからチャンスを作り、代わった5番手イム・チャンミンから8番イ・ジヨンのタイムリーで1点を追加した。キウムの4番手キム・ジェウンは7回表途中まで無失点に抑え、5番手ヤン・ヒョンに交代した。NCの7番手シン・ミンヒョクは7回裏に追加点を与えなかった。キウムは8回表から6番手ヤン・ギヒョンを登板させた。NCの8番手ペ・ミンソは8回裏に追加点を与えなかった。

 NCは9回表にキウムの7番手チョ・サンウからナ・ソンボムの本塁打で1点を返したが、ソン・ヒョク監督が辞任しキム・チャンヒョン監督代行が指揮を執ることになった3位キウムが勝利した。キム・ジェウンはプロ4年目にして初勝利。チョ・サンウは自身初のシーズン30セーブ目。キウム打線ではイ・ジョンフが3安打1打点と活躍。首位NCでは先発ライトが2回途中9失点で降板した。NC打線ではナ・ソンボムが3安打1本塁打2打点、イ・ミョンギが3安打1打点と活躍。

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ベンチで戦況を見つめるキウムのキム・チャンヒョン監督代行 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=117&aid=0003416654

 

 

KT 6-5 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ペ・ジェソン 9勝4敗  (セーブ)チョン・ユス 5勝3敗2S  (敗)ノ・ギョンウン 5勝8敗

本塁打) KT : チャン・ソンウ 11号、ムン・サンチョル 8号 

 KTは2回表にロッテの先発ノ・ギョンウンから6番チャン・ソンウの本塁打で1点を先制した。ロッテは2回裏にKTの先発ペ・ジェソンから9番キム・ジュンテの2点タイムリーで逆転した。KTは4回表に9番シム・ウジュンの2点タイムリーで3-2と逆転し、6回表に途中出場の8番キム・ミンヒョクのタイムリーで1点を追加しノ・ギョンウンをノックアウトした。ロッテの2番手キム・デウは7回表まで追加点を与えなかった。KTは8回表にロッテの3番手の高卒新人チェ・ジュニョンから代打ムン・サンチョルの本塁打で2点を追加した。

 KTの2番手チュ・グォンは8回裏を無失点に抑えた。ロッテの4番手パク・チンヒョンと5番手コ・ヒョジュンは追加点を与えなかった。ロッテは9回裏にKTの3番手ハ・ジュンホから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリー、代わった4番手チョン・ユスから6番チョン・フンのタイムリーで計3点を返したが、2位KTが勝利した。7回を2失点に抑えたペ・ジェソンは9勝目。7位ロッテでは先発ノ・ギョンウンが6回途中4失点で降板した。

 

 

サムソン 0-1 LG  (ソウル・蚕室)

 (勝)チョン・ウヨン 4勝4敗5S  (敗)ウ・ギュミン 3勝3敗7S

 サムソンの先発チェ・チェフンは5回裏まで、LGの先発チョン・チャンホンは6回表までともに 無失点に抑えた。サムソンの2番手キム・ユンスは6回裏、LGの2番手イ・ジョンヨンは7回表を無失点に抑えた。サムソンの3番手シム・チャンミンは7回裏途中で4番手イム・ヒョンジュンに交代した。LGの3番手ソン・ウンボムは8回表を無失点に抑えた。

 サムソンの5番手イ・スンヒョンは無失点に抑え、8回を終えても互いに無得点だった。LGの4番手チン・ヘスと5番手チョン・ウヨンは9回表を無失点に抑えた。4位LGは9回裏にサムソンの4番手ウ・ギュミンからチャンスを作ると、代わった5番手イ・サンミンから途中出場の1番シン・ミンジェのタイムリーでサヨナラ勝ちした。なお、6日にプロ野球史上初の個人通算2500安打を達成したLGのパク・ヨンテクは7回裏に代打で出場し、チョン・ソンフン(現キア二軍コーチ)を抜いて個人通算試合出場数の新記録(2224試合)となった。8位サムソンでは打線が沈黙した。

 

 

トゥサン 10-0 SK  (仁川)

(勝)アルカンタラ 16勝2敗  (敗)チョ・ヨンウ 2勝3敗

本塁打) トゥサン : フェルナンデス 19号、キム・ジェファン 26号

 トゥサンは3回表にSKの先発チョ・ヨンウから3番フェルナンデスの本塁打で2点を先制し、5回表にSKの2番手キム・ジョンビンからフェルナンデスと5番オ・ジェイルのタイムリーで2点を追加した。SKの3番手キム・ジュハンは7回表まで追加点を与えなかった。トゥサンは7回表にSKの4番手カン・ジグァンから4番キム・ジェファンの本塁打で1点を追加した。トゥサンの先発アルカンタラは7回裏まで無失点に抑えた。SKの5番手ユン・ヒィサンは8回表に追加点を与えなかった。

 2番手パク・チグクは8回裏を無失点に抑え、トゥサンは9回表にSKの6番手キム・ジュオンからオ・ジェイルのタイムリー、7番ホ・ギョンミンの犠牲フライ、8番チョン・スビンと代打クォン・ミンソクのタイムリーで5点を追加した。3番手キム・ガンニュルは9回裏に相手の反撃を断ち、5位トゥサンが完封リレーで勝利した。アルカンタラは16勝目。トゥサン打線ではフェルナンデスが3安打1本塁打3打点、オ・ジェイルが4安打2打点と活躍。9位SKでは先発チョ・ヨンウが5回途中3失点で降板し打線が沈黙した。

 

 

ハンファ 13-6 キア  (光州)

(勝)キム・ミヌ 5勝9敗   (敗)チャン・ヒョンシク 4勝3敗

 キアは1回裏にハンファの先発キム・ミヌから4番チェ・ヒョンウと5番ナ・ジワンのタイムリー、相手のエラー、7番ユ・ミンサンの犠牲フライで4点を先制した。ハンファは2回表にキアの先発イ・ミヌから7番ソン・グァンミン、9番ノ・スグァン、1番イ・ヨンギュのタイムリーで3点を返し、3回表に8番の高卒新人パク・チョンヒョンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。ハンファは5回表にキアの2番手チャン・ヒョンシクの暴投の間に5-4と逆転すると、代わった3番手イ・ジュニョンから1番イ・ヨンギュのタイムリー、4番手の高卒新人チョン・ヘヨンから3番ノ・シファンへの押し出しの四球、5番手ナム・ジェヒョンから4番バーンズと5番チェ・チェフンのタイムリーで計5点を追加した。

 ハンファは6回表に途中出場の2番キム・ミンハのタイムリーで1点を追加し、2番手キム・ジニョンは6回裏、3番手ソン・ユンジュンは7回裏、4番手キム・ジョンスは8回裏をそれぞれ無失点に抑えた。ハンファは9回表に7番ソン・グァンミンのタイムリーなどで2点を追加した。キアは9回裏にハンファの5番手ファン・ヨングクから代打イ・ジニョンのタイムリーで2点を返したが、最下位ハンファが勝利した。5回を4失点に抑えたキム・ミヌは5勝目。ハンファ打線ではソン・グァンミンが3安打2打点と活躍。6位キアでは先発イ・ミヌが3回途中4失点で降板した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月8日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    126  77  45  4  .631

2.KT    127  72  54  1  .571

3.キウム   133  74  58  1     .561

4.LG    129  70  56    3     .556

5.トゥサン  128  68  56  4  .548

6.キア    125  65  60  0  .520

7.ロッテ   125  64  60  1  .516

8.サムソン  128  55  70  3  .440

9.SK    129  43  85  1  .336

10.ハンファ  128    41  85  2  .325

 

(文責 : ふるりん