DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(10.1) 結果

首位NC11連勝  キア4連勝で単独5位浮上 

 

SK 2-10 NC  (昌原)

(勝)ソン・ミョンギ 5勝3敗  (敗)ピント 5勝14敗

本塁打) NC : アルテール 26,27号、クォン・ヒィドン 12号、ヤン・ウィジ 24号  SK : チェ・テイン 7号、ユ・ソジュン 1号

 NCは2回裏にSKの先発ピントから8番アルテールの本塁打で3点を先制し、3回裏に2番クォン・ヒィドンの本塁打で1点を追加した。SKは4回表にNCの先発ソン・ミョンギから4番チェ・テインの本塁打で1点を返した。2番手キム・ジンソンは6回表を無失点に抑え、NCは6回裏にアルテールのこの試合2本目の本塁打で3点を追加しピントをノックアウトした。SKの2番手パク・ミンホは追加点を与えなかった。3番手ホン・ソンミンは7回表を無失点に抑え、NCは7回裏にSKの3番手キム・テフンから4番ヤン・ウィジの本塁打で3点を追加した。

 SKの4番手カン・ジグァンは追加点を与えなかった。SKは8回表にNCの4番手ソン・ジョンウクから代打ユ・ソジュンのプロ7年目での初本塁打で1点を返し、5番手ソ・ドンミンは8回裏に追加点を与えなかった。5番手ペ・ミンソは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利し11連勝となった。5回を1失点に抑えたソン・ミョンギは5勝目。NC打線ではアルテールが2本塁打6打点と活躍。先発ピントが6回途中7失点で降板した9位SKは3連敗。

 

 

KT 6-7 サムソン  (大邱

(勝)ノ・ソンホ 1勝2敗  (敗)ハ・ジュンホ 2敗

本塁打) KT : パク・キョンス 12号、ロハス 39号  サムソン : キム・ドンヨプ 16,17号

 KTは1回表にサムソンの先発ホ・ユンドンから4番カン・ベッコのタイムリーで1点を先制した。サムソンは2回裏にKTの先発デスパイネから4番キム・ドンヨプの本塁打で1-1の同点に追いつくと、4回裏にキム・ドンヨプの2打席連続本塁打で3-1と逆転した。サムソンは5回裏にキム・ドンヨプと5番パルカのタイムリーで2点を追加した。KTは6回表にサムソンの2番手シム・チャンミンから6番パク・キョンスの本塁打で4-5と3点を返し、2番手ソン・ドンヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。KTは8回表にサムソンの3番手イ・スンヒョンから3番ロハス本塁打で6-5と逆転した。サムソンの4番手イム・ヒョンジュンと5番手キム・ユンスは追加点を与えなかった。

 サムソンは8回裏にKTの3番手イ・ボグンからチャンスを作ると、代わった4番手チュ・グォンから相手のエラーで6-6の同点に追いついた。サムソンの6番手オ・スンファン(元阪神)は9回表を無失点に抑え、試合は延長に突入した。7番手ノ・ソンホは10回表を無失点に抑え、8位サムソンは10回裏にKTの5番手ハ・ジュンホから途中出場の8番カン・ハヌルのタイムリーでサヨナラ勝ちし3連敗から脱出した。ノ・ソンホはNC在籍時の2018年10月以来の勝利。サムソン打線ではキム・ドンヨプが3安打2本塁打4打点、7番カン・ミンホが3安打と活躍。2位KTは連勝が3で止まった。KT打線ではカン・ベッコが3安打1打点と活躍。

 

 

キア 3-1 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)キム・ヒョンス 1勝  (セーブ)パク・チュンピョ 5勝4S  (敗)チェ・ウォンテ 6勝5敗

 キアは1回表にキウムの先発チェ・ウォンテから2番キム・ソンビンのタイムリーで1点を先制し、3回表に5番キム・テジンの犠牲フライで1点を追加した。キアの先発キム・ヒョンスは5回裏まで無失点に抑えた。キウムの2番手キム・テフンは6回表に追加点を与えなかった。キウムは6回裏にキアの2番手ホン・サンサムから6番ラッセルのタイムリーで1点を返した。キアは7回表にキウムの3番手キム・サンスからキム・ソンビンの犠牲フライで1点を追加し、3番手チャン・ヒョンシクは7回裏を無失点に抑えた。 

 キウムの4番手キム・ソンミンと5番手キム・ソンギは8回表に追加点を与えなかった。キアの4番手イ・ジュニョンと5番手の高卒新人チョン・ヘヨンは8回裏を無失点に抑えた。キウムの6番手ヤン・ギヒョンは9回表に追加点を与えなかった。6番手パク・チュンピョは9回裏に相手の反撃を断ち、キアが勝利し4連勝で単独5位に浮上した。キム・ヒョンスはプロ2年目にして初勝利。先発チェ・ウォンテが5回2失点で降板し打線がつながらなかった3位キウムは4連敗。

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キアのキム・ヒョンスはプロ初勝利をあげた http://www.honam.co.kr/detail/Gnhc66/614721

 

 

ロッテ 3-2 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ノ・ギョンウン 5勝7敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 4勝2敗20S  (敗)イム・チャンギュ 9勝8敗

 ロッテは1回表にLGの先発イム・チャンギュから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで2点を先制した。LGは2回裏にロッテの先発ノ・ギョンウンから2番オ・ジファンのタイムリーで1点を返した。ロッテは7回表に8番キム・ジュンテのタイムリーで1点を追加した。LGの2番手ソン・ウンボムのみならず、3番手イ・ジョンヨンは8回表に追加点を与えなかった。

 LGは8回裏にロッテの2番手の高卒新人チェ・ジュニョンから5番キム・ミンソンのタイムリーで1点を返した。LGの4番手イ・サンギュは9回表に追加点を与えなかった。3番手キム・ウォンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、7位ロッテが勝利した。6回を1失点に抑えたノ・ギョンウンは5勝目。キム・ウォンジュンはプロ9年目にして初のシーズン20セーブを達成。4位LGでは先発イム・チャンギュが7回途中まで3失点に抑えたが打線がつながらなかった。

 

 

トゥサン 4-12 ハンファ  (大田)

(勝)ユン・デギョン 4勝  (敗)ユ・ヒィグァン 8勝11敗

本塁打) トゥサン : チェ・ジュファン 13号、オ・ジェイル 15号  ハンファ : イ・ソンヨル 8号、ノ・シファン 9号

 トゥサンは1回表にハンファの先発キム・イファンから3番チェ・ジュファンの本塁打で1点を先制した。ハンファは3回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番ノ・シファンの走者一掃となるタイムリーで3-1と逆転した。トゥサンは4回表に6番オ・ジェイルのタイムリーで1点を返した。ハンファは4回裏にトゥサンの2番手キム・ガンニュルから9番の高卒新人パク・チョンヒョンの内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンは5回表にハンファの2番手ユン・デギョンから2番フェルナンデスのタイムリーで1点を返した。ハンファは5回裏に5番チェ・ジェフンのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの3番手イ・ヒョンスンは追加点を与えなかった。

 ハンファの3番手の大卒新人カン・ジェミンは7回表まで無失点に抑えた。ハンファは7回裏にトゥサンの4番手ホン・ゴンヒィからチェ・ジェフンのタイムリー、代打イ・ソンヨルの本塁打で5点を追加した。トゥサンは8回表にハンファの4番手キム・ジョンスからオ・ジェイルの本塁打で1点を返した。最下位ハンファは8回裏にトゥサンの5番手キム・ミョンシンからノ・シファンの本塁打で2点を追加し、5番手アン・ヨンミョンは9回表に相手の反撃を断ち勝利した。ハンファ打線ではノ・シファンが3安打1本塁打5打点、チェ・ジェフンが3打点と活躍。先発ユ・ヒィグァンが4回途中4失点で降板したトゥサンは6位に後退した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(10月1日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    119  74  42  3  .638

2.KT    120  68  51  1  .571

3.キウム   127  71  55  1     .563

4.LG    122  66  53    3     .555

5.キア    118  64  54  0  .542

6.トゥサン  122  63  55  4  .534

7.ロッテ   119  60  58  1  .508

8.サムソン  121  53  66  2  .445

9.SK    123  40  82  1  .328

10.ハンファ  121    38  81  2  .319

 

(文責 : ふるりん