DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.29) 結果

首位NC9連勝  KT2位に浮上 

 

SK 0-3 NC  (昌原)

(勝)ルチンスキー 17勝3敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝4敗27S  (敗)キム・テッキョン 1勝2敗

 SKの先発ムン・スンウォンは5回裏まで無失点に抑え、2番手キム・セヒョンは6回裏から登板した。NCの先発ルチンスキーは7回表まで無失点に抑えた。NCは7回裏にSKの3番手キム・テッキョンからチャンスを作ると、代わった4番手ソ・ジニョンから2番クォン・ヒィドンの犠牲フライ、3番パク・ミヌのタイムリーで2点を先制した。

  NCの2番手イム・ジョンホと3番手ムン・ギョンチャンは8回表を無失点に抑えた。NCは8回裏にSKの5番手カン・ジグァンから7番ノ・ジンヒョクのタイムリーで1点を追加した。SKの6番手キム・ジュハンは追加点を与えなかった。3番手ウォン・ジョンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが完封リレーで9連勝となった。ルチンスキーは最多勝争いトップの17勝目。9位SKでは打線が沈黙した。

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首位NCは9連勝 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=025&aid=0003039767

 

 

キア 10-6 キウム  (ソウル・高尺)

 (勝)ホン・サンサム 4勝5敗  (敗)ブリガム 8勝4敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 18号、ユ・ミンサン 7号

 キアは1回表にキウムの先発ブリガム(元東北楽天)から3番チェ・ヒョンウの本塁打で2点を先制し、2回表に相手の暴投で1点、4回表に2番タッカーのタイムリーで1点を追加しブリガムをノックアウトした。キアは5回表にキウムの2番手キム・テフンから相手のエラーで1点を追加した。キウムは5回裏にキアの先発イム・ギヨンから2番キム・ヘェソン、3番ソ・ゴンチャン、5番キム・ハソンのタイムリーで3点を返した。キアは6回表にキウムの3番手キム・ジェウンからタッカーのタイムリー、代わった4番手キム・ソンギからチェ・ヒョンウのタイムリーなどで計3点を追加した。キアの2番手ホン・サンサム、3番手イ・ジュニョンは6回裏まで無失点に抑えた。

 キウムは7回裏にキアの4番手チャン・ヒョンシクから7番ラッセルのタイムリーなどで2点を返した。5番手キム・ソンミンは8回表途中まで追加点を与えず、キウムは8回裏にキアの5番手の高卒新人チョン・ヘヨンからソ・ゴンチャンの犠牲フライで1点を返した。キアは9回表にキウムの6番手チョ・ソンウンから8番ユ・ミンサンの本塁打で2点を追加した。6番手パク・チュンピョは9回裏に相手の反撃を断ち、6位キアが勝利した。キア打線ではタッカーが4安打2打点、チェ・ヒョンウが3安打1本塁打3打点と活躍。先発ブリガムが4回途中4失点で降板したキウムは3位に後退。キウム打線ではキム・ヘェソンが4安打1打点、ソ・ゴンチャンが3安打1打点と活躍。

 

 

KT 4-1 サムソン  (大邱

(勝)クエバス 10勝6敗  (セーブ)イ・ボグン 3勝1敗5S  (敗)シム・チャンミン 2勝2敗

本塁打) KT : ロハス 38号、ムン・サンチョル 7号

 KTは3回表にサムソンの先発イ・スンミンから3番ロハス本塁打で1点を先制した。サムソンは3回裏にKTの先発クエバスから1番パク・ヘミンの内野ゴロの間に1-1の同点に追いついた。サムソンの2番手ウ・ギュミンは5回表を無失点に抑え、3番手イム・ヒョンジュンは6回表から登板した。KTは7回表にサムソンの4番手シム・チャンミンから2番ファン・ジェギュンのタイムリー、代わった5番手イ・サンミンからロハスのタイムリーで計2点を勝ち越した。

 サムソンの6番手イ・スンヒョンは追加点を与えなかった。KTは8回表にサムソンの7番手キム・ユンスから6番ムン・サンチョルの2試合連続本塁打で1点を追加した。サムソンの8番手ノ・ソンホは9回表に追加点を与えなかった。2番手イ・ボグンは9回裏に相手の反撃を断ち、KTが勝利し2位に浮上した。8回を1失点に抑えたクエバスは2年連続の10勝を達成。8位サムソンでは打線がつながらなかった。

 

 

ロッテ 8-5 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)サンプソン 6勝10敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 4勝2敗19S  (敗)ウィルソン 10勝8敗

本塁打) ロッテ : ソン・アソプ 9号  LG : イ・ヒョンジョン 13号

 ロッテは1回表にLGの先発ウィルソンから2番ソン・アソプの本塁打で2点を先制し、2回表に1番オ・ユンソクとソン・アソプのタイムリーで2点、3回表に8番ハン・ドンヒィとオ・ユンソクのタイムリーで3点を追加した。ロッテは6回表にLGの2番手イ・サンギュから5番イ・ビョンギュのタイムリーで1点を追加した。LGは6回裏にロッテの先発サンプソンから5番イ・ビョンギュの2試合連続本塁打で3点を返し、3番手チェ・ソンフンは7回表に追加点を与えなかった。ロッテは7回裏から2番手イ・インボクを登板させた。

 4番手ソン・ウンボムは8回表に追加点を与えず、LGは8回裏にロッテの3番手コ・ヒョジュンから4番キム・ヒョンスのタイムリー、代わった4番手キム・ゴングクからイ・ヒョンジョンのタイムリーで計2点を返した。ロッテの5番手ク・スンミンは無失点に抑えた。LGの5番手キム・チヨンは9回表に追加点を与えなかった。6番手キム・ウォンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、7位ロッテが勝利した。6回を3失点に抑えたサンプソンは6勝目。ロッテ打線ではオ・ユンソクが3安打3打点、ソン・アソプが1本塁打3打点、イ・ビョンギュが3安打1打点と活躍。4位LGでは先発ウィルソンが4回7失点で降板した。LG打線ではイ・ヒョンジョンが1本塁打4打点と活躍。

 

 

トゥサン 7-3 ハンファ  (大田)

(勝)チェ・ウォンジュン 10勝1敗  (敗)キム・ジヌク 3勝4敗1S

本塁打) トゥサン : キム・ジェファン 24号、ホ・ギョンミン 7号  ハンファ : チョン・ジンホ 2号

 トゥサンは2回表にハンファの先発キム・ジヌクから1番パク・コヌのタイムリーで1点を先制し、3回表に4番キム・ジェファンと6番ホ・ギョンミンの本塁打で2点を追加した。トゥサンは5回表にハンファの2番手パク・サンウォンからホ・ギョンミンのタイムリーで1点を追加した。ハンファは5回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから2番チョン・ジンホのタイムリー、4番ソン・グァンミンのタイムリーで3点を返した。トゥサンは6回表にハンファの3番手キム・ジニョンからチャンスを作ると、代わった4番手ユン・デギョンから相手の暴投、キム・ジェファンのタイムリーで3点を追加した。トゥサンの2番手ホン・ゴンヒィは6回裏を無失点に抑えた。

 ハンファの5番手キム・ジョンスは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手パク・チグクは7回裏を無失点に抑えた。ハンファの6番手アン・ヨンミョンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手イ・スンジンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの7番手チャン・ミンジェは9回表に追加点を与えなかった。5番手イ・ヒョンスンと6番手イ・ヨンハは9回裏に相手の反撃を断ち、5位トゥサンが勝利した。5回を3失点に抑えたチェ・ウォンジュンはプロ4年目にして自身初の2ケタ勝利となる10勝目を達成。トゥサン打線ではキム・ジェファンが1本塁打3打点と活躍。先発キム・ジヌクが5回途中4失点で降板した最下位ハンファは3連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月29日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    117  72  42  3  .632

2.KT    118  67  50  1  .573

3.キウム   125  71  53  1     .573

4.LG    120  65  52    3     .556

5.トゥサン  119  63  53  4  .543

6.キア    116  62  54  0  .530

7.ロッテ   117  59  57  1  .509

8.サムソン  119  52  65  2  .444

9.SK    121  40  80  1  .333

10.ハンファ  119    36  81  2  .308

 

(文責 : ふるりん