2位トゥサンと4位キウム、延長12回引き分け 9位SK4連勝
キア 4-3 NC (昌原)
(勝)ブルックス 10勝4敗 (セーブ)パク・チュンピョ 4勝1S (敗)ソン・ミョンギ 3勝2敗
NCは1回裏にキアの先発ブルックスから3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を先制した。キアは3回表にNCの先発ソン・ミョンギから2番タッカーのタイムリーで1-1の同点に追いついた。NCは3回裏に4番ヤン・ウィジの内野ゴロの間に2-1と逆転した。キアは4回表に8番の高卒新人ホン・ジョンピョの犠牲フライ、1番チェ・ウォンジュンのタイムリーで3-2と逆転した。NCの2番手キム・ジンソンは6回表、3番手イム・チャンミンは7回表に追加点を与えなかった。キアの2番手イ・ジュニョンは7回裏途中から登板し、3番手ホン・サンサムは無失点に抑えた。
キアは8回表にNCの4番手ムン・ギョンチャンから5番ユ・ミンサンのタイムリーで1点を追加した。NCは8回裏にキアの4番手の高卒新人チョン・ヘヨンから9番クォン・ヒィドンの犠牲フライで1点を返し、5番手ウォン・ジョンヒョンは9回表に追加点を与えなかった。5番手パク・チュンピョは9回裏に相手の反撃を断ち6位キアが勝利した。7回途中まで2失点に抑えたブルックスは韓国1年目にして10勝目を達成。パク・チュンピョはプロ8年目にして初セーブ。首位NCでは先発ソン・ミョンギが5回3失点で降板した。
トゥサン 6-6 キウム (ソウル・高尺)
キウムは1回裏にトゥサンの先発ハム・トクチュから4番イ・ジョンフのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは2回表にキウムの先発イ・スンホから6番ホ・ギョンミンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、3回表にホ・ギョンミンの犠牲フライで2-1と逆転した。キウムの2番手チョ・ソンウンは4回表に追加点を与えなかった。トゥサンは5回表にキウムの3番手キム・テフンから7番キム・ジェホの内野ゴロの間に1点を追加したが、キウムは5回裏にイ・ジョンフの2点タイムリーで3-3の同点に追いついた。トゥサンは6回表にキウムの4番手ヤン・ヒョンから5番オ・ジェイルの2点タイムリーで勝ち越し、2番手パク・チグクは6回裏途中まで無失点に抑え3番手イ・スンジンに交代した。
キウムの5番手キム・サンスは7回表、6番手イ・ヨンジュンは8回表に追加点を与えなかった。キウムは8回裏にトゥサンの4番手キム・ミンギュから3番キム・ウンビンの2点タイムリーで5-5の同点に追いつくと、代わった5番手イ・ヨンハから6番ホ・ジョンヒョプの内野ゴロの間に6-5と逆転した。トゥサンは9回表にキウムの7番手チョ・サンウから9番パク・セヒョクへの押し出しの四球で6-6の同点に追いつき、試合はこのまま延長に突入した。
キウムは10回表から8番手キム・ソンミンを登板させたが、途中で9番手ヤン・ギヒョンに交代した。トゥサンの6番手キム・ミョンシンは11回裏まで無失点に抑えた。キウムの10番手イム・ギュビンは12回表を無失点に抑えた。トゥサンの7番手ホン・ゴンヒィは12回裏を無失点に抑え、5時間24分にも及んだ試合は12回を終えても同点だったが規定により引き分けとなった。2位キウムでは5番ラッセルが3安打と活躍。4位トゥサンではオ・ジェイルが4安打2打点、ホ・ギョンミンが3安打2打点、2番チェ・ジュファンが3安打と活躍。
サムソン 11-0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)チェ・チェフン 7勝5敗 (敗)キム・ユンシク 1勝3敗
(本塁打) サムソン : キム・ドンヨプ 12号
サムソンは1回表にLGの先発の高卒新人キム・ユンシクから3番ク・ジャウクの内野ゴロの間に1点を先制し、2回表に6番キム・ドンヨプの本塁打で1点、3回表にLGの2番手キム・デヒョンから相手のエラーで2点を追加した。さらにサムソンは5回表にLGの3番手チン・ヘスから2番キム・サンスとク・ジャウクのタイムリーで3点、6回表にLGの4番手ソン・ウンボムから8番カン・ハヌルと9番キム・ホンゴンのタイムリー、1番パク・ヘミンの犠牲フライで3点を追加した。
サムソンは8回表にLGの5番手ナム・ホから5番イ・ウォンソクの犠牲フライで1点を追加した。先発チェ・チェフンは無失点を続け9回裏も三者凡退に抑え、8位サムソンが勝利した。チェ・チェフンはプロ3年目にして自身初となる完封勝利の7勝目。サムソン打線ではキム・ドンヨプが5安打1本塁打1打点と活躍。先発キム・ユンシクが3回途中3失点で降板した3位LGは3連敗。
ハンファ 4-5 KT (水原)
(勝)チョン・ユス 3勝2敗1S (敗)チョン・ウラム 2勝3敗11S
ハンファは2回表にKTの先発ペ・ジェソンから9番チェ・インホ、1番イ・ヨンギュのタイムリーで2点を先制した。KTは2回裏にハンファの先発チャド・ベルから7番チャン・ソンウの犠牲フライ、9番シム・ウジュンのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ハンファは4回表にチェ・インホの犠牲フライで1点を勝ち越し、2番手パク・サンウォンは4回裏まで無失点に抑えた。ハンファの3番手アン・ヨンミョンも5回裏を無失点に抑えた。KTの2番手ハ・ジュンホは6回表に追加点を与えなかった。ハンファは6回裏から4番手ユン・デギョンが登板した。
KTの3番手チョ・ヒョヌは7回表から登板した。ハンファの5番手の大卒新人カン・ジェミンは7回裏途中まで無失点に抑えた。ハンファは8回表にKTの5番手チュ・グォンから8番オ・ソンジンのタイムリーで1点を追加し、6番手キム・ジョンスは8回裏まで無失点に抑えた。KTの6番手チョン・ユスは9回表に追加点を与えなかった。5位KTは9回裏にハンファの7番手チョン・ウラムから1番チョ・ヨンホのタイムリー、2番ファン・ジェギュンの犠牲フライ、3番ロハスのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。KT打線ではチョ・ヨンホが3安打1打点と活躍。最下位ハンファは4連敗。
ロッテ 1-3 SK (仁川)
(勝)ピント 5勝12敗 (セーブ)キム・セヒョン 2勝1S (敗)パク・セウン 7勝7敗
(本塁打) SK : チェ・ジョン 25号、チェ・ハン 1号
ロッテは4回表にSKの先発ピントから6番マチャドの犠牲フライで1点を返した。SKは4回裏にロッテの先発パク・セウンから3番チェ・ジョンの本塁打で2-1と逆転し、5回裏に6番チェ・ハンの本塁打で1点を追加した。これによりプロ野球史上3組目となる1試合で兄弟ともに本塁打が記録された。SKの2番手キム・テフンは7回表、3番手チョン・ヨンイルは8回表をそれぞれ無失点に抑えた。
ロッテの2番手の高卒新人チェ・ジュニョンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・セヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利し4連勝となった。6回を1失点に抑えたピントは5勝目で自身8連敗から脱出した。キム・セヒョンはキア在籍時の2018年4月以来のセーブ。7位ロッテでは先発パク・セウンが7回を3失点に抑えるも打線の援護が十分ではなかった。
【レギュラーシーズン 順位表】
(9月13日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.NC 103 60 40 3 .600
2.キウム 111 65 45 1 .591
3.LG 107 59 45 3 .567
4.トゥサン 106 57 45 4 .559
5.KT 105 58 46 1 .558
6.キア 103 56 47 0 .544
7.ロッテ 103 52 50 1 .510
8.サムソン 106 48 56 2 .462
9.SK 108 36 71 1 .336
10.ハンファ 106 29 75 2 .279
(文責 : ふるりん)