DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.10) 結果

LG2位浮上  9位SK、11連敗から脱出

 

KT 8-13 NC  (昌原)

(勝)イム・チャンミン 5勝1敗  (敗)イ・デウン 4敗1S

本塁打) KT : ムン・サンチョル 3号、ユ・ハンジュン 9号、ファン・ジェギュン 14号、パク・キョンス 11号  NC : アルテール 22号、ナ・ソンボム 29号、ヤン・ウィジ 18号

 KTは1回表にNCの先発キム・ヨンギュから2番ファン・ジェギュンのタイムリー、3番ロハスの犠牲フライで2点を先制し、2回表に8番ムン・サンチョルの本塁打で1点を追加した。NCの2番手キム・ジンソンは3回表に追加点を与えなかった。KTは4回表にNCの3番手ホン・ソンミンから5番ユ・ハンジュンの本塁打で1点を追加した。NCは4回裏にKTの先発キム・ミンソンから7番カン・ジンソンのタイムリー、8番アルテールの満塁本塁打で5-4と逆転した。4番手パク・チョンスは5回表を無失点に抑え、NCは5回裏にKTの2番手ハ・ジュンホからチャンスを作ると、代わった3番手キム・ミンからアルテールの犠牲フライ、9番クォン・ヒィドンのタイムリーで3点を追加した。

 KTは6回表にNCの5番手イム・ジョンホから2番ファン・ジェギュンの本塁打、代わった6番手イム・チャンミンから6番パク・キョンスの本塁打で8-8の同点に追いついた。NCは6回裏にKTの4番手イ・デウン(元千葉ロッテ)から3番ナ・ソンボムの2試合連続本塁打、代わった5番手チョン・ユスからアルテールのタイムリーで計3点を勝ち越した。KTの6番手イ・ボグンは7回裏に追加点を与えなかった。NCの7番手ムン・ギョンチャンは8回表まで無失点に抑えた。NCは8回裏にKTの6番手ユ・ウォンサンから4番ヤン・ウィジの本塁打、相手の暴投で2点を追加した。

 8番手ソ・イヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利した。NC打線ではアルテールが1本塁打6打点と活躍。4回裏以降の大量失点で逆転負けを喫したKTは5位に後退。KT打線ではファン・ジェギュンが3安打1本塁打2打点と活躍。

 

 

キウム 1-6 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ケリー 9勝7敗   (敗)ハン・ヒョンヒィ 6勝8敗

本塁打) キウム : パク・チュンテ 3号  LG : イ・チョヌン 2号 

 LGは1回裏にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから5番イ・ヒョンジョンのタイムリーで1点を先制した。キウムは3回表にLGの先発ケリーから9番パク・チュンテの本塁打で1-1の同点に追いついた。LGは6回裏にハン・ヒョンヒィからチャンスを作ると、代わったキウムの2番手キム・テフンから8番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を勝ち越した。LGは7回裏にキウムの3番手キム・サンスから3番ラモスのタイムリー、代わった4番手チョ・ソンウンから6番イ・チョヌンの本塁打で計4点を追加した。

 LGの2番手チョン・ウヨンと3番手チン・ヘスは無失点に抑えた。キウムの5番手イム・ギュビンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手ソン・ウンボムは9回表まで相手の反撃を断ち、LGが勝利し2位に浮上した。6回を1失点に抑えたケリーは9勝目。先発ハン・ヒョンヒィが6回途中2失点で降板し打線がつながらなかったキウムは3位に後退。 

f:id:takefumif:20200911000837j:plain

LGのケリーは6回1失点で9勝目 https://www.yna.co.kr/view/PYH20200910206200013?input=1196m

 

トゥサン 5-4 キア  (光州)

(勝)イ・ヨンハ 4勝9敗  (敗)チョン・サンヒョン 2勝2敗13S

本塁打) キア : ナ・ジワン 15号

 トゥサンは2回表にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから7番キム・ジェホと9番チェ・ヨンジェのタイムリーで3点を先制した。キアは2回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから7番キム・テジンのNCからの移籍後初打点となるタイムリーで1点、5回裏に1番チェ・ウォンジュンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは6回表にキアの2番手チャン・ヒョンシクからチャンスを作ると、代わった3番手イ・ジュニョンから2番フェルナンデスのタイムリーで1点を追加した。

 トゥサンの2番手パク・チグクは7回裏まで無失点に抑えた。4番手ホン・サンサムは8回表まで追加点を与えず、キアは8回裏にトゥサンの3番手イ・ヒョンスンからチャンスを作ると、代わった4番手イ・ヨンハから4番ナ・ジワンの本塁打で4-4の同点に追いついた。トゥサンは9回表にキアの 5番手チョン・サンヒョンから5番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を勝ち越した。イ・ヨンハは9回裏に相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利し単独4位に浮上した。6位キアは8回裏に同点とするもそこまでだった。

 

 

サムソン 8-13 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ゴングク 1勝  (敗)キム・ユンス 3勝4敗

本塁打) ロッテ : チョン・ジュヌ 17号、アン・チホン 5号 

 サムソンは1回表にロッテの先発ストレイリーから3番ク・ジャウクのタイムリーで1点を先制し、3回表にク・ジャウクと5番キム・ドンヨプのタイムリーで3点を追加した。ロッテは3回裏に3番チョン・ジュヌの本塁打で2点を返した。サムソンは4回表に9番パク・ケェボムのタイムリー、2番カン・ハヌルの2018年5月以来の打点となるタイムリーなどで3点を追加した。ロッテは4回裏に7番アン・チホンの本塁打で1点を返した。サムソンの2番手イ・スンヒョンは5回裏を無失点に抑えた。

 ロッテは6回裏にサムソンの3番手ノ・ソンホからチャンスを作ると、代わった4番手チェ・ジグァンからチョン・ジュヌのタイムリーで1点を返した。サムソンは7回表にロッテの2番手キム・ゴングクから相手の暴投で1点を追加した。ロッテは7回裏に9番キム・ジェユのタイムリーと相手のエラーで2点を返すと、代わったサムソンの5番手キム・ユンスから1番ミン・ビョンホンと2番ハン・ドンヒィのタイムリーで8-8の同点に追いつきチョン・ジュヌの内野ゴロの間に9-8と逆転した。さらに5番イ・ビョンギュのタイムリーで1点を追加し、代わったサムソンの6番手チャン・ピルジュンから6番マチャドと7番アン・チホンのタイムリーで3点を追加するなどこの回だけで打者一巡の猛攻で9点を奪った。

 ロッテの3番手イ・インボクは8回表を無失点に抑えた。サムソンの7番手チョン・イヌクは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・デウは9回表に相手の反撃を断ち、6位ロッテが勝利した。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3安打1本塁打4打点、アン・チホンが4安打1本塁打3打点、ミン・ビョンホンが3安打1打点と活躍。投手陣が崩れてしまった8位サムソンは引き分け1つを挟んで3連敗。サムソン打線ではク・ジャウクが3安打3打点と活躍。

 

 

SK 5-1 ハンファ  (大田)

(勝)パク・チョンフン 8勝9敗  (敗)サーポルド 6勝13敗

本塁打) SK : チェ・ジョン 24号

 ハンファは3回裏にSKの先発パク・チョンフンから4番ハ・ジュソクのタイムリーで1点を先制した。SKは5回表にハンファの先発サーポルドから3番チェ・ジョンの本塁打で3-1と逆転し、6回表に8番イ・ジェウォンのタイムリーで1点を追加しサーポルドをノックアウトした。さらにこの回代わったハンファの2番手ユン・デギョンから9番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を追加した。ハンファの3番手キム・ジニョンは7回表、4番手チャン・ミンジェは8回表に追加点を与えなかった。

 SKの2番手キム・テフンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの5番手アン・ヨンミョンは9回表に追加点を与えなかった。3番手ソ・ジニョンは9回裏に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利しついに球団史上最多タイの11連敗から脱出した。7回を1失点に抑えたパク・チョンフンは8勝目。SK打線では1番の新人チェ・ジフンが3安打と活躍。最下位ハンファでは先発サーポルドが6回途中5失点で降板した。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(9月10日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC    100  59  38  3  .608

2.LG    104  59  42  3  .584

3.キウム   108  63  45  0     .583

4.トゥサン  104  57  44  3  .564

5.KT    102  56  45     1    .554

6.キア    101  54  47  0  .535

7.ロッテ   100  51  48  1  .515

8.サムソン  103  46  55  2  .455

9.SK    105  33  71  1  .317

10.ハンファ  103    29  72  2  .287

 

(文責 : ふるりん