DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.9) 結果

9位SK11連敗

  LG-キア(光州)は雨天中止。

 

ロッテ 7-5 NC  (昌原)

(勝)キム・ウォンジュン 4勝2敗15S  (敗)ウォン・ジョンヒョン 3勝4敗20S

本塁打) NC : ナ・ソンボム 28号

 ロッテは1回表にNCの先発ライトから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで2点を先制すると、7番アン・チホンのタイムリーなどで2点を追加した。NCは5回裏にロッテの先発ノ・ギョンウンから3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を返した。ロッテの2番手の高卒新人チェ・ジュニョンは6回裏を無失点に抑えた。NCの2番手キム・ジンソンは7回表に追加点を与えなかった。ロッテは7回裏から3番手パク・チンヒョンを登板させた。3番手イム・チャンミンは8回表に追加点を与えず、NCは8回裏にロッテの4番手ク・スンミンから7番ノ・ジンヒョクのタイムリーで1点を返した。

 NCは9回表から4番手ペ・ジェファンを登板させ、9回裏にロッテの5番手キム・ウォンジュンから1番パク・ミヌと4番ヤン・ウィジのタイムリーで4-4の同点に追いつき試合は延長に突入した。NCは10回表にロッテの5番手ウォン・ジョンヒョンから9番キム・ジュンテの走者一掃となる3点タイムリーで勝ち越した。NCの6番手イム・ジョンホと7番手ペ・ミンソは追加点を与えなかった。NCは10回裏に9番クォン・ヒィドンの内野ゴロの間に1点を返したが、反撃もここまでで7位ロッテが勝利した。ロッテ打線ではアン・チホンが3安打1打点と活躍。首位NCは9回裏に同点とするもサヨナラ勝ちのチャンスを逃した。NC打線ではパク・ミヌが3安打1打点と活躍。

 

 

キウム 13-4 SK  (仁川)

(勝)チョ・ヨンゴン 3勝1敗   (敗)ペク・スンゴン 5敗

本塁打) キウム : チョン・ビョンウ 7号  SK : ロマック 22号、オ・テゴン 3号 

 キウムは2回表にSKの先発ペク・スンゴンから相手のエラーで3点を先制すると、代わったSKの2番手チョ・ヨンウから3番ラッセルの犠牲フライで1点を追加した。SKは2回裏にキウムの先発チョ・ヨンゴンから4番ロマック(元横浜DeNA)の2試合連続本塁打で1点を返した。キウムは6回表にSKの3番手シン・ジェウンからラッセルのタイムリー、代わったSKの4番手イ・テヤンから7番パク・トンウォンのタイムリーで計3点を追加した。SKは6回裏に1番オ・テゴンの本塁打で2点を返した。

 キウムは7回表にSKの5番手パク・ヒィスからラッセルの犠牲フライで1点を追加した。SKは7回裏にキウムの2番手キム・テフンから9番キム・ソンヒョンのタイムリーで1点を返した。3番手イ・ヨンジュンは無失点に抑え、キウムは8回表にSKの6番手キム・チャンホからチャンスを作ると、代わった7番手の大卒新人ヤン・ソニュルから8番チョン・ビョンウの満塁本塁打で4点を追加した。キウムの4番手ヤン・ギヒョンは8回裏を無失点に抑えた。

 キウムは9回表にSKの8番手ソ・ドンミンから途中出場の7番チュ・ヒョサンのタイムリーで1点を追加した。5番手の高卒新人キム・ドンヒョクは9回裏に相手の反撃を断ち、2位キウムが勝利した。6回途中まで3失点に抑えたチョ・ヨンゴンは3勝目。キウム打線ではラッセルが3打点と活躍。先発ペク・スンゴンが2回途中4失点で降板した9位SKは、球団が創設された2000年以来となる球団タイ記録の11連敗。さらに1試合16与四球と不名誉なプロ野球新記録まで塗り替えてしまった。

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SKは球団タイ記録の11連敗、1試合16四球をのプロ野球新記録 https://sports.news.naver.com/news.nhn?oid=076&aid=0003627930

 

 

KT 4-2 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チョ・ヒョヌ 1勝1敗1S  (セーブ)チョン・ユス 2勝2敗1S  (敗)クォン・ヒィ 1敗

本塁打) KT : ロハス 37号

 KTは3回表にトゥサンの先発フレクセンから2番ファン・ジェギュンのタイムリーで2点を先制した。トゥサンの2番手キム・ミンギュは6回表まで追加点を与えなかった。トゥサンは6回裏にKTの先発デスパイネから5番ホ・ギョンミンのタイムリー、6番チョン・スビンの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。トゥサンの3番手ホン・ゴンヒィは8回表途中まで無失点に抑えた。KTの2番手チュ・グォンは8回裏を無失点に抑えた。トゥサンの4番手イ・スンジンは9回表まで無失点に抑えた。KTの3番手ハ・ジュンホと4番手キム・ジェユンは9回裏を無失点に抑え、試合は延長に突入した。

 トゥサンの5番手イ・ヨンハは10回表、KTの5番手チョ・ヒョヌは10回裏をそれぞれ無失点に抑えた。KTは11回表にトゥサンの6番手クォン・ヒィから3番ロハス本塁打で2点を勝ち越した。トゥサンの7番手キム・ミョンシンは追加点を与えなかった。6番手チョン・ユスは11回裏に相手の反撃を断ち、KTが勝利しトゥサンと同率4位に並んだ。チョ・ヒョヌはプロ7年目にして初勝利。トゥサンは連勝が3で止まった。トゥサン打線では7番キム・ジェホが4安打と活躍。

 

 

ハンファ 4-4 サムソン  (大邱ダブルヘッダー第1戦)

本塁打) ハンファ : ソン・グァンミン 6号、バーンズ 3号  サムソン : パルカ 3号

 ハンファは2回表にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から9番の高卒新人チェ・インホのタイムリーで1点を先制した。サムソンは2回裏にハンファの先発キム・ミヌから7番キム・ホンゴンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、4回裏に4番の新外国人パルカの本塁打で2-1と逆転した。ハンファは5回表に6番ソン・グァンミンの本塁打で3-2と逆転した。サムソンは6回裏に途中出場の5番パク・ケェボムの内野ゴロの間に3-3の同点に追いついた。

 ハンファは7回表に4番バーンズの本塁打で1点を勝ち越した。サムソンは7回裏にハンファの2番手キム・ジョンスから2番キム・サンスのタイムリーで4-4の同点に追いついた。ハンファの3番手の大卒新人カン・ジェミンは8回裏、サムソンの2番手シム・チャンミンは9回表、ハンファの4番手チョン・ウラムは9回裏をそれぞれ無失点に抑えた。試合は9回を終えても同点だったが、ダブルヘッダー開催のため規定により引き分けとなった。

 

 

ハンファ 7-0 サムソン  (大邱ダブルヘッダー第2戦)

(勝)キム・ジヌク 2勝2敗1S  (敗)ウォン・テイン 6勝6敗

本塁打) ハンファ : チェ・ジンヘン 8号

 ハンファは1回表にサムソンの先発ウォン・テインから5番ハ・ジュソクのタイムリー、6番チェ・ジンヘンの本塁打で4点を先制し、4回表にサムソンの2番手イム・ヒョンジュンから9番の高卒新人イム・ジョンチャンへの押し出しの死球、2番カン・ギョンハクへの押し出しの四球で2点を追加した。ハンファは6回表にサムソンの3番手ウ・ギュミンからイム・ジョンチャンのタイムリーで1点を追加し、先発キム・ジヌクは6回裏まで無失点に抑えた。サムソンの4番手イ・サンミンは7回表に追加点を与えなかった。

 ハンファの2番手パク・サンウォンは7回裏を無失点に抑えた。サムソンの5番手ホン・ジョンウは8回表に追加点を与えなかった。ハンファの3番手チャン・ミンジェは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの6番手チョン・イヌクは9回表に追加点を与えなかった。4番手キム・イファンは9回裏に相手の反撃を断ち、最下位ハンファが完封リレーで勝利した。キム・ジヌクは2勝目。8位サムソンでは先発ウォン・テインが4回途中6失点で降板し打線も沈黙した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(9月9日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     99  58  38  3  .604

2.キウム   107  63  44  0     .589

3.LG    103  58  42  3  .580

4.トゥサン  103  56  44  3  .560

4.KT    101  56  44     1    .560

6.キア    100  54  46  0  .540

7.ロッテ    99  50  48  1  .510

8.サムソン  102  46  54  2  .460

9.SK    104  32  71  1  .311

10.ハンファ  102    29  71  2  .290

 

(文責 : ふるりん