DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.29) 結果

ロッテ6位に浮上

 トゥサン-LG(ソウル・蚕室)は4回表で雨天により試合が中断され、8月30日14時半より特別にサスペンデッドゲームとして再開される。キア-KT(光州)は雨天により順延、8月30日14時よりダブルヘッダーで開催される。

 

SK 5-9 NC  (昌原)

(勝)ルチンスキー 13勝3敗  (敗)パク・チョンフン 7勝8敗

本塁打) SK : コ・ジョンウク 1号、ロマック 18号  NC : ノ・ジンヒョク 15号、アルテール 20号

 NCは1回裏にSKの先発パク・チョンフンから3番ナ・ソンボムと6番ノ・ジンヒョクのタイムリーで3点を先制し、3回裏に相手のエラーで1点、5回裏に7番パク・ソンミンのタイムリーで1点を追加しパク・チョンフンをノックアウトした。SKは6回表にNCの先発ルチンスキーから2番コ・ジョンウクの本塁打で2点を返した。NCは7回裏にSKの2番手チョ・ヨンウからノ・ジンヒョクの本塁打、代わった3番手キム・ジュオンから8番アルテールの本塁打で計4点を追加した。

 NCの2番手キム・ヨンギュは8回表に追加点を与えなかった。SKは9回表にNCの3番手イ・ホジュンから5番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打、代打イ・フンニョンのタイムリーで3点を返したが、首位NCが勝利した。7回を2失点に抑えたルチンスキーは最多勝争いトップの13勝目。NC打線ではノ・ジンヒョクが1本塁打4打点、5番イ・ウォンジェが3安打と活躍。9位SKでは先発パク・チョンフンが5回途中5失点で降板した。

 

 

サムソン 5-4 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)シム・チャンミン 1勝   (セーブ)オ・スンファン 1勝2敗12S  (敗)チョ・サンウ 4勝3敗24S

 キウムは4回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から4番ラッセルの犠牲フライで1点を先制した。サムソンは5回表にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから2番キム・サンスのタイムリーで1-1の同点に追いついた。キウムは6回裏にラッセルと5番ホ・ジョンヒョプのタイムリーで3-1と勝ち越し、7回裏に1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで1点を追加しブキャナンをノックアウトした。サムソンの2番手チェ・ジグァンは追加点を与えなかった。サムソンは8回表にキウムの2番手イ・ヨンジュンから5番イ・ウォンソクのタイムリーで2点を返した。

 キウムの3番手キム・サンスは無失点に抑えた。3番手シム・チャンミンは8回裏に追加点を与えず、サムソンは9回表にキウムの4番手チョ・サンウから1番パク・ヘミンと2番キム・サンスのタイムリーで5-4と逆転した。キウムの5番手キム・ソンギは追加点を与えなかった。4番手オ・スンファン(元阪神)は9回表に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利した。兵役を終え軍から除隊されて間もないシム・チャンミンは2018年7月以来の勝利。サムソン打線ではキム・サンスが3安打2打点と活躍。2位キウムでは先発ハン・ヒョンヒィが7回を1失点に抑えるもリリーフが機能しなかった。

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2018年7月以来の勝利をあげたサムソンのシム・チャンミン http://osen.mt.co.kr/article/G1111424489

 

 

ハンファ 7-9 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ストレイリー 9勝4敗  (セーブ)キム・ウォンジュン 3勝1敗15S  (敗)キム・イファン 1勝4敗

本塁打) ハンファ : ノ・シファン 6号、イ・ソンヨル 4号  ロッテ : ソン・アソプ 7号、チョン・フン 8号、イ・デホ 14号、マチャド 9号

 ロッテは1回裏にハンファの先発キム・イファンから2番ソン・アソプの本塁打で1点を先制し、3回裏に1番チョン・フンの本塁打、4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の犠牲フライ、6番マチャドのタイムリー、代わったハンファの2番手アン・ヨンミョンからチョン・フンへの押し出しの四球で計5点を追加した。さらに4回裏にイ・デホ本塁打で2点を追加した。ハンファは5回表にロッテの先発ストレイリーから5番ノ・シファンの本塁打で1点を返し、3番手キム・ジニョンは5回裏に追加点を与えなかった。ハンファは6回表に4番バーンズのタイムリー、6番イ・ソンヨルの本塁打で4点を返し、4番手キム・ジヌクと5番パク・サンウォンは6回裏に追加点を与えなかった。

 ハンファは7回表にロッテの2番手パク・チンヒョンから途中出場の2番チョン・ジンホのタイムリーと相手のエラーで2点を返した。ロッテは7回裏にハンファの5番手の大卒新人カン・ジェミンからマチャドの2試合連続本塁打で1点を追加した。ロッテの3番手ク・スンミンは8回表まで無失点に抑えた。ハンファの7番手チョン・ウラムは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・ウォンジュンは9回表に相手の反撃を断ち、ロッテが勝利し6位に浮上した。6回を5失点に抑えたストレイリーは9勝目。ロッテ打線ではイ・デホとマチャドが1本塁打3打点と活躍。最下位ハンファでは先発キム・イファンが3回途中6失点で降板した。

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(8月29日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     91  55  34  2  .618

2.キウム    98  58  40  0     .592

3.LG     95  54  40  1  .574

4.トゥサン   94  52  40  2  .565

5.KT     91  48  42     1    .533

6.ロッテ    90  46  43  1  .517

7.キア     91  47  44  0  .516

8.サムソン   94  43  50  1  .462

9.SK     95  32  62  1  .340

10.ハンファ     93  26  66  1  .283

 

(文責 : ふるりん