DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.28) 結果

3位LG3連勝  キア6位浮上

 サムソン-ハンファ(大田)は3回表途中で雨天ノーゲーム。 

 

トゥサン 11-4 NC  (昌原)

(勝)ユ・ヒィグァン 8勝7敗  (敗)キム・ジンホ 1敗

本塁打) トゥサン : ホ・ギョンミン 5号、キム・ジェファン 19号、キム・ジェホ 2号、パク・コヌ 12号  NC : ナ・ソンボム 27号

 トゥサンは2回表にNCの先発キム・ジンホから6番ホ・ギョンミンの本塁打で1点を先制し、3回表に4番キム・ジェファンと8番キム・ジェホの本塁打で4点、4回表に1番パク・コヌの本塁打で1点を追加しキム・ジンホをノックアウトした。トゥサンはさらにこの回NCの2番手ペ・ミンソから5番チェ・ジュファンのタイムリーで2点を追加した。NCは4回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番ナ・ソンボムの4試合連続本塁打で1点を返した。トゥサンは5回表に3番オ・ジェイルのタイムリーで2点を追加した。NCは5回裏に1番パク・ミヌのタイムリーで1点を返した。

 トゥサンは6回表にNCの3番手ペ・ジェファンから9番パク・セヒョクのタイムリーで1点を追加した。NCは8回裏にトゥサンの2番手ユン・ミョンジュンからナ・ソンボムのタイムリーで1点を返し、4番手キム・ゴンテは9回表まで追加点を与えなかった。NCは9回裏にトゥサンの3番手の高卒新人イ・ジュヨプから相手の暴投で1点を返したが、4位トゥサンが勝利した。7回を2失点に抑えたユ・ヒィグァンは8勝目。トゥサン打線ではキム・ジェファンが3安打1本塁打1打点と活躍。首位NCは先発キム・ジンホが4回途中6失点で降板し連勝が3で止まった。 

 

 

キウム 8-4 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ヤン・ヒョン 7勝3敗1S  (セーブ)チョ・サンウ 4勝2敗24S  (敗)ク・スンミン 4勝1敗

本塁打) キウム : キム・ウンビン 4号、キム・ハソン 22号  ロッテ : マチャド 8号、チョン・ジュヌ 16号

 ロッテは1回裏にキウムの先発ユン・ジョンヒョンから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を先制した。キウムは2回表にロッテの先発ソ・ジュヌォンから7番キム・ウンビンの本塁打で1-1の同点に追いついた。ロッテは2回裏に6番マチャドの本塁打で2-1と勝ち越したが、キウムは3回表に相手のパスボールで2-2の同点に追いついた。2番手キム・ゴングクは5回表まで無失点に抑え、ロッテは5回裏に3番チョン・ジュヌの本塁打で4-2と勝ち越した。ロッテの3番手パク・チンヒョンは6回表を無失点に抑えた。キウムの2番手キム・ソンギは6回裏まで追加点を与えなかった。

 キウムは7回表にロッテの4番手の高卒新人チェ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わった5番手ク・スンミンから1番ソ・ゴンチャンの犠牲フライ、2番キム・ヘェソンのタイムリーで4-4の同点に追いついた。キウムは8回表に6番チョン・ビョンウのタイムリーで1点を勝ち越すと、代わったロッテの6番手キム・デウからキム・ウンビンのタイムリーで1点を追加した。キウムの3番手ヤン・ヒョンは8回裏まで無失点に抑えた。キウムは9回表にロッテの7番手イ・インボクからキム・ハソンの3試合連続本塁打で2点を追加した。ロッテの8番手オ・ヒョンテクは追加点を与えなかった。

 4番手シン・ジェヨンと5番手チョ・サンウが9回裏に相手の反撃を断ち2位キウムが勝利した。キウム打線ではキム・ウンビンが3安打1本塁打2打点と活躍。継投が機能せず敗れたロッテは7位に後退。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが3安打1本塁打2打点と活躍。

 

 

KT 5-6 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・デヒョン 4勝   (敗)チョン・ユス 2勝2敗

本塁打) KT : カン・ベッコ 16号、ロハス 32号

 LGは1回裏にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから3番ラモスのタイムリーで1点を先制した。KTは2回表にLGの先発ウィルソンから6番ペ・ジョンデの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、4回表に4番カン・ベッコの本塁打で2-1と逆転した。KTは6回表に3番ロハス本塁打で3点を追加した。2番手チェ・ドンファンは7回表を無失点に抑え、LGは7回裏にKTの2番手イ・ボグンから5番イ・ヒョンジョンのタイムリー、相手の暴投、6番ヤン・ソックァンの2018年10月以来の打点となるタイムリーで3点を返した。

 3番手チン・ヘスは8回表を無失点に抑え、LGは8回裏にKTの3番手チョ・ヒョヌからチャンスを作り、代わった4番手チュ・グォンから4番キム・ヒョンスのタイムリーで5-5の同点に追いついた。LGは9回表から4番手チェ・ソンフンを登板させた。KTの5番手キム・ジェユンは9回裏まで無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。LGの5番手ソン・ウンボムは10回表まで無失点に抑えた。

 KTの6番手ユ・ウォンサンは10回裏を無失点に抑えた。LGの6番手イ・ジョンヨンと7番手キム・デヒョンは11回表を無失点に抑えた。3位LGは11回裏にKTの7番手チョン・ユスから途中出場の2番チャン・ジュヌォンの犠牲フライでサヨナラ勝ちし、3連勝となった。5位KTはリリーフが機能せずリードを守れず延長戦で力尽きた。KT打線ではカン・ベッコが3安打1本塁打1打点と活躍。

 

 

キア 11-8 SK  (仁川)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 9勝6敗  (セーブ)チョン・サンヒョン 2勝1敗9S  (敗)ピント 4勝11敗

本塁打) キア : チェ・ヒョンウ 12号、タッカー 24号、ナ・ジワン 13号、キム・ホリョン 4号  SK : オ・テゴン 1号 

 SKは3回裏にキアの先発ヤン・ヒョンジョンから相手のエラーで1点を先制した。キアは4回表にSKの先発ピントから3番チェ・ヒョンウの本塁打で1-1の同点に追いつき、6回表に2番タッカーと4番ナ・ジワンの本塁打で4点を勝ち越した。さらにこの回代わったSKの2番手チョン・ヨンイルから9番の高卒新人ホン・ジョンピョのタイムリーで2点を追加した。SKの3番手の高卒新人オ・ウォンソクは7回表まで無失点に抑えた。キアの2番手の高卒新人チョン・ヘヨンは7回裏を無失点に抑えた。

 キアは8回表にSKの4番手キム・ジュハンから途中出場の4番キム・ホリョンの本塁打などで4点を追加した。SKは8回裏にキアの3番手チャ・ミョンジンから 6番コ・ジョンウク、8番チェ・ハン、代わった4番手キム・ヒョンスから途中出場の1番キム・ギョンホのタイムリー、2番オ・テゴンのKTからの移籍後初本塁打で計7点を返した。SKの5番手キム・ジュオンは9回表に追加点を与えなかった。

 6番手チョン・サンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、キアが勝利し6位に浮上した。6回を1失点に抑えたヤン・ヒョンジョンは9勝目。キア打線ではホン・ジョンピョが3安打2打点、チェ・ヒョンウが3安打1本塁打1打点と活躍。9位SKでは先発ピントが6回途中6失点で降板し、打線の終盤の反撃も及ばなかった。

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キアの高卒新人ホン・ジョンピョは6回表に2点タイムリーを打つ https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202008280100257650017312&servicedate=20200828

 

 【レギュラーシーズン 順位表】

(8月28日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     90  54  34  2  .614

2.キウム    97  58  39  0     .598

3.LG     95  54  40  1  .574

4.トゥサン   94  52  40  2  .565

5.KT     91  48  42     1    .533

6.キア     91  47  44  0  .516

7.ロッテ    89  45  43  1  .511

8.サムソン   93  42  50  1  .457

9.SK     94  32  61  1  .344

10.ハンファ     92  26  65  1  .286

 

(文責 : ふるりん