DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.20) 結果

5位KT4連勝

 

 8月20日より感染症の拡大で光州キアチャンピオンスフィールド、ハンファ生命イーグルスパーク(大田)の試合も無観客となり、これで10球団すべての試合が無観客となった。

 

NC 14-2 キア  (光州)

(勝)ライト 7勝4敗  (敗)ギャニオン 6勝5敗

本塁打) NC : モ・チャンミン 2号

 NCは1回表にキアの先発ギャニオンから3番ナ・ソンボムのタイムリーと相手のエラー、5番カン・ジンソンの犠牲フライで3点を先制し、4回表に2番チェ・ジョンウォンのプロ2年目にしての初打点となるタイムリーで1点を追加した。キアは4回裏にNCの先発ライトから相手のボークで1点を返した。NCは5回表に8番キム・テグンと1番イ・ミョンギのタイムリーで2点、6回表にキアの2番手コ・ヨンチャンから6番ノ・ジンヒョク、7番アルテール、キム・テグン、9番チ・ソックン、代打キム・ジュヌァンのタイムリーで7点を追加した。

 2番手キム・ジンソンは8回裏まで無失点に抑え、NCは9回表にキアの3番手ソ・ドグォンから代打モ・チャンミン本塁打で1点を追加した。キアは9回裏にNCの3番手イ・スンホンから途中出場の2番オ・ソヌのタイムリーで1点を返したが、首位NCが勝利した。6回を1失点に抑えたライトは7勝目。21安打を記録したNC打線ではチ・ソックンが3安打2打点、イ・ミョンギとアルテールが3安打1打点と活躍。先発ギャニオンが5回6失点で降板した6位キアは3連敗。

 

 

LG 5-6 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)イ・ヨンジュン 2勝3敗  (セーブ)キム・サンス 1勝1敗1S  (敗)チョン・ウヨン 3勝2敗5S

本塁打) LG : ラモス 26号 

 LGは1回表にキウムの先発ヨキシュから3番チェ・ウンソンの内野ゴロの間に1点を先制した。キウムは3回裏にLGの先発の高卒新人キム・ユンシクから2番キム・ハソンと4番の新外国人ラッセルのタイムリー、6番キム・ウンビンの犠牲フライで3-1と逆転した。LGは7回表にキウムの2番手キム・テフンから7番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を返し、代わった3番手アン・ウジンから2番オ・ジファンの2点タイムリーで4-3と逆転した。キウムは7回裏にLGの2番手ソン・ウンボムからチャンスを作ると、代わった3番手チョン・ウヨンからラッセルのタイムリーで4-4の同点に追いついた。

 LGは8回表にキウムの4番手イ・ヨンジュンから6番ラモスの3試合連続本塁打で1点を勝ち越した。キウムは8回裏にチョン・ウヨンからチャンスを作ると、代わったLGの4番手コ・ウソクからキム・ハソンの2点タイムリーで6-5と逆転した。5番手キム・サンスは9回表に相手の反撃を断ち、2位キウムが勝利した。キム・サンスは2018年9月以来のセーブ。キウム打線ではキム・ハソンが3安打3打点と活躍。リリーフが機能しなかった3位LGでは連勝が7で止まった。

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キウムのキム・ハソンは8回裏に逆転の2点タイムリーを打つ http://mksports.co.kr/view/2020/859914/

 

 

ロッテ 6-5 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ウォンジュン 3勝1敗12S  (敗)ホン・ゴンヒィ 1勝3敗1S

本塁打) ロッテ : チョン・フン 7号

 ロッテは3回表にトゥサンの先発アルカンタラから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制し、4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の内野ゴロの間に1点を追加した。ロッテは5回表に1番チョン・フンの本塁打で1点を追加し、トゥサンは5回裏にロッテの先発パク・セウンから3番フェルナンデスのタイムリーで1点を返した。トゥサンは6回裏にロッテの2番手イ・インボクから8番イ・ユチャンのタイムリーで1点を返し、代わった3番手ク・スンミンから2番チョン・スビンのタイムリーで3-3の同点に追いついた。ロッテは7回表にトゥサンの2番手イ・ヒョンスンからチャンスを作ると、代わった3番手パク・チグクから2番ソン・アソプのタイムリーで1点を勝ち越した。

 トゥサンの4番手ハム・トクチュと5番手チェ・ジソンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンは8回裏にロッテの4番手パク・チンヒョンからチャンスを作ると、5番手キム・ウォンジュンからフェルナンデスの2点タイムリーで5-4と逆転した。7位ロッテは9回表にトゥサンの6番手ホン・ゴンヒィからイ・デホの2点タイムリーで6-5と逆転し、キム・ウォンジュンが9回裏に相手の反撃を断ち勝利した。ロッテ打線ではイ・デホが3打点、ソン・アソプが3安打1打点と活躍。4位トゥサンでは先発アルカンタラが6回を3失点に抑えるも相手を突き放せず逆転負けを喫した。トゥサン打線ではフェルナンデスが3安打3打点、チョン・スビンとイ・ユチャンが3安打1打点と活躍。

 

 

KT 3-0 ハンファ  (大田)

(勝)ペ・ジェソン 6勝3敗  (セーブ)イ・ボグン 1勝1敗4S  (敗)チャン・シファン 3勝8敗

本塁打) KT : パク・スンウク 1号

 KTは3回表にハンファの先発チャン・シファンから7番パク・スンウクの本塁打で1点を先制し、先発ペ・ジェソンは6回裏途中まで無失点に抑えた。KTの2番手チョ・ヒョヌも7回裏まで無失点に抑えた。KTは8回表にハンファの2番手キム・ジョンスから5番ペ・ジョンデのタイムリーで2点を追加し、3番手チュ・グォンは8回裏を無失点に抑えた。

 ハンファの3番手パク・サンウォンは9回表に追加点を与えなかった。4番手イ・ボグンは9回裏に相手の反撃を断ち、5位KTが完封リレーで勝利し4連勝となった。ペ・ジェソンは6勝目。先発チャン・シファンが7回を1失点に抑えるも打線が沈黙した最下位ハンファは3連敗。

 

 

サムソン 8-3 SK  (仁川)

(勝)ブキャナン 11勝6敗  (敗)ペク・スンゴン 4敗

本塁打) SK : チェ・ジョン 21,22号

 サムソンは2回表にSKの先発ペク・スンゴンから9番イ・ソンギュと2番ク・ジャウクのタイムリーで4点を先制した。SKは2回裏にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から8番キム・ソンヒョンの犠牲フライで1点、3回裏に3番チェ・ジョンの2試合連続本塁打で1点を返した。サムソンは5回表に6番パク・ケェボムのタイムリーで1点を追加した。SKは5回裏にチェ・ジョンの2打席連続本塁打で1点を返した。サムソンは6回表にSKの2番手イ・テヤンからチャンスを作ると、代わった3番手パク・ミンホから3番キム・ドンヨプと4番カン・ミンホのタイムリー、相手のエラーで3点を追加した。

 SKの4番手キム・ジュオンは7回表に追加点を与えなかった。サムソンの2番手イ・スンヒョンは7回裏を無失点に抑えた。SKの5番手の高卒新人オ・ウォンソクは8回表に追加点を与えなかった。サムソンの3番手チェ・ジグァンは8回裏を無失点に抑えた。SKの6番手ソ・ドンミンは9回表に追加点を与えなかった。4番手オ・スンファン(元阪神)は9回裏に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利した。6回を3失点に抑えたブキャナンは11勝目。9位SKでは先発ペク・スンゴンが5回5失点で降板した。SK打線ではチェ・ジョンが2本塁打2打点と活躍。

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サムソンは2回表にイ・ソンギュのタイムリーなどで4点を先制 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202008200100180730011994&servicedate=20200820

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(8月20日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     83  50  31  2  .617

2.キウム    90  54  36  0     .600

3.LG     88  50  37  1  .575

4.トゥサン   87  47  38  2  .553

5.KT     84  45  38     1    .542

6.キア     84  44  40  0  .524

7.ロッテ    82  42  39  1  .519

8.サムソン   87  41  45  1  .477

9.SK     87  29  57  1  .337

10.ハンファ     86  22  63  1  .259

 

(文責 : ふるりん