DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.18) 結果

首位NC3連敗から脱出  3位LG6連勝
   

 8月18日より感染症の拡大で仁川SK幸福ドリーム球場、釜山・社稷野球場の試合も無観客となった。 

 

キウム 1-5 NC  (昌原)

(勝)ルチンスキー 12勝2敗  (敗)ハン・ヒョンヒィ 6勝6敗

本塁打) NC : ナ・ソンボム 21号

 NCは1回裏にハンファの先発ハン・ヒョンヒィから3番ナ・ソンボムのタイムリーで1点を先制した。キウムは3回表にNCの先発ルチンスキーから3番イ・ジョンフのタイムリーで1-1の同点に追いついた。NCは3回裏にナ・ソンボムの本塁打で2点を勝ち越し、5回裏に1番イ・ミョンギのタイムリーで1点を追加しハン・ヒョンヒィをノックアウトすると、代わったキウムの2番手キム・サンスから2番クォン・ヒィドンの犠牲フライで1点を追加した。キウムの3番手キム・ジェウンは6回裏に追加点を与えなかった。

 NCの2番手ホン・ソンミンは7回表途中から登板し無失点に抑えた。キウムの4番手ヤン・ギヒョンは7回裏に追加点を与えなかった。NCの3番手ムン・ギョンチャンは8回表を無失点に抑えた。キウムの5番手チョ・ヨンゴンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手ウォン・ジョンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利し3連敗から脱出した。7回途中まで1失点に抑えたルチンスキーは最多勝争いトップの12勝目。NC打線ではナ・ソンボムが1本塁打3打点と活躍。2位キウムでは先発ハン・ヒョンヒィが5回途中5失点で降板した。

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1本塁打3打点を記録したNCのナ・ソンボム https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202008180100156690010365&servicedate=20200818

 

 

キア 5-6 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)チョン・ウヨン 3勝1敗5S  (敗)チョン・ヘヨン 4勝1敗

本塁打) LG : ラモス 24号、キム・ヒョンス 18号 

 LGは1回裏にキアの先発ブルックスから3番チェ・ウンソンの内野ゴロの間に1点を先制した。キアは3回表にLGの先発イム・チャンギュから3番チェ・ヒョンウ、6番ナ・ジュファン、8番パク・チャンホのタイムリーで4-1と逆転した。LGは3回裏にチェ・ウンソンの犠牲フライ、4番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を返した。キアは4回表に4番ナ・ジワンのタイムリーで1点を追加した。LGの2番手ソン・ウンボムは5回表、3番手チェ・ソンフンは6回表に追加点を与えなかった。キアの2番手ホン・サンサムと3番手イ・ジュニョンは7回裏を無失点に抑えた。

 LGの4番手キム・デヒョンと5番手チン・ヘスは8回表まで追加点を与えなかった。キアの4番手チャン・ヒョンシクは8回裏を無失点に抑えた。6番手チェ・ドンファンは9回表に追加点を与えず、LGは9回裏にキアの5番手チョン・サンヒョンから6番ラモスの本塁打、9番チョン・ジュヒョンのタイムリーで5-5の同点に追いつき試合は延長戦に突入した。

 7番手チョン・ウヨンは10回表を無失点に抑え、3位LGは10回裏にキアの6番手の高卒新人チョン・ヘヨンからキム・ヒョンスの本塁打で逆転サヨナラ勝ちし6連勝となった。LG打線ではキム・ヒョンスが4安打1本塁打2打点と活躍。5位キアは連勝が3で止まった。キア打線では1番チェ・ウォンジュンが3安打と活躍。

 

 

トゥサン 9-2 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)チェ・ウォンジュン 7勝  (敗)ストレイリー 7勝4敗

本塁打) ロッテ : ソン・アソプ 5号

 トゥサンは1回表にロッテの先発ストレイリーから4番キム・ジェファンのタイムリーで1点を先制し、2回表に相手のエラー、2番フェルナンデスと3番オ・ジェイルのタイムリーで3点、3回表に8番チョン・スビンのタイムリーで1点、4回表にキム・ジェファンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは4回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから2番ソン・アソプの内野ゴロの間に1点を返した。トゥサンは6回表にロッテの2番手キム・デウから5番チェ・ジュファンのタイムリーで1点を追加した。ロッテは6回裏にソン・アソプの本塁打で1点を返した。

 トゥサンは7回表にロッテの3番手イ・インボクから相手のエラー、代わった4番手キム・ゴングクからフェルナンデスの犠牲フライで計2点を追加し、3番手チェ・ジソンは7回裏を無失点に抑えた。トゥサンの3番手クォン・ヒョクは8回裏から登板した。4番手キム・ギュミンは9回裏まで相手の反撃を断ち、4位トゥサンが勝利した。6回を2失点に抑えたチェ・ウォンジュンは7勝目。トゥサン打線ではフェルナンデスが4安打2打点、チョン・スビンが3安打1打点と活躍。先発ストレイリーが4回6失点で降板した7位ロッテは3連敗。

 

 

KT 6-3 サムソン  (大邱

(勝)イ・ボグン 1勝1敗3S  (セーブ)キム・ジェユン 2勝3敗13S  (敗)キム・ユンス 3勝3敗

本塁打) KT : ファン・ジェギュン 11号

 サムソンは1回裏にKTの先発クエバスから3番ク・ジャウクの犠牲フライで1点を先制し、5回裏に1番パク・ヘミンの内野ゴロの間に1点を追加した。KTは6回表にサムソンの先発チェ・チェフンからチャンスを作ると、代わった2番手チェ・ジグァンから相手のエラーで1点を返した。KTは7回表にサムソンの3番手ウ・ギュミンからチャンスを作ると、代わった4番手キム・ユンスから3番ロハスと4番カン・ベッコのタイムリーで3-2と逆転した。サムソンは7回裏にKTの2番手チョ・ヒョヌからク・ジャウクのタイムリーで3-3の同点に追いついた。

 KTは8回表にキム・ユンスから9番シム・ウジュンの犠牲フライで1点を勝ち越し、3番手イ・ボグンは8回裏まで無失点に抑えた。KTは9回表にサムソンの5番手チャン・ピルジュンから2番ファン・ジェギュンの本塁打で2点を追加した。4番手キム・ジェユンは9回裏に相手の反撃を断ち6位KTが勝利した。イ・ボグンはキウム在籍時の2018年9月以来の勝利。KT打線では1番チョ・ヨンホが3安打と活躍。8位サムソンでは先発チェ・チェフンが6回途中まで1失点に抑えるもリリーフが機能しなかった。

 

 

ハンファ 3-9 SK  (仁川)

(勝)パク・チョンフン 7勝6敗  (敗)キム・ミヌ 2勝8敗

本塁打) SK : ハン・ドンミン 11号、ロマック 15号

 ハンファは1回表にSKの先発パク・チョンフンから4番ハ・ジュソクのタイムリーで1点を先制し、2回表に2番ノ・スグァンのタイムリーで1点を追加した。SKは2回裏にハンファの先発キム・ミヌから6番コ・ジョンウクのタイムリーで1点を返し、3回裏に4番ハン・ドンミンの本塁打、コ・ジョンウクのタイムリーで4-2と逆転した。ハンファは4回表に1番イ・ヨンギュのタイムリーで1点を返した。SKは4回裏にハンファの2番手ユン・デギョンから相手のエラー、3番チェ・ジョンの犠牲フライ、5番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で5点を追加した。ハンファの3番手ソン・ユンジュンは5回裏に追加点を与えなかった。

 SKの2番手キム・セヒョンは6回表を無失点に抑えた。ハンファの4番手パク・サンウォンは6回裏に追加点を与えなかった。SKの3番手キム・ジョンビンと4番手チョン・ヨンイルは7回表、5番手イ・テヤンは8回表を無失点に抑えた。ハンファの5番手キム・ジヌクは8回裏まで追加点を与えなかった。6番手チョ・ヨンウは9回表に相手の反撃を断ち、9位SKが勝利し3連敗から脱出した。5回を3失点に抑えたパク・チョンフンは7勝目。SK打線ではコ・ジョンウクが3安打2打点と活躍。最下位ハンファでは先発キム・ミヌが4回途中6失点で降板した。ハンファ打線ではノ・スグァンが3安打1打点と活躍。

 

【レギュラーシーズン 順位表】

(8月18日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     81  49  30  2  .620

2.キウム    88  52  36  0     .591

3.LG     86  49  36  1  .576

4.トゥサン   85  47  36  2  .566

5.キア     82  44  38  0  .537

6.KT     82  43  38     1    .531

7.ロッテ    80  40  39  1  .506

8.サムソン   85  40  44  1  .476

9.SK     85  28  56  1  .333

10.ハンファ     84  22  61  1  .265

 

(文責 : ふるりん