首位NCと5位LG、延長12回引き分け 4位キア3連勝
NC 6-6 LG (ソウル・蚕室)
(本塁打) NC : アルテール 16号、キム・ソンウク 3号 LG : オ・ジファン 5号、ラモス 16号
NCは1回表にLGの先発の高卒新人イ・ミンホから5番アルテールと6番ノ・ジンヒョクのタイムリーで3点を先制した。LGは2回裏にNCの先発ライトから1番イ・チョヌンと2番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を返し、3回裏に7番オ・ジファンの本塁打で3-3の同点に追いついた。LGは4回裏にNCの2番手キム・ヨンギュから3番イ・ヒョンジョンと4番ラモスのタイムリーで5-3と逆転した。NCの3番手カン・ドンヨンは5回裏まで追加点を与えなかった。LGは6回裏にNCの4番手キム・ジンソンからラモスの本塁打で1点を追加した。
LGの2番手コ・ウソクは無失点に抑えた。5番手カン・ユングは7回裏に追加点を与えず、NCは8回表にLGの3番手キム・デヒョンからアルテールの2試合連続本塁打、9番キム・ソンウクの本塁打で6-6の同点に追いついた。NCの6番手ソン・ミョンギは9回裏まで無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。LGの4番手チョン・ウヨンは10回表途中まで無失点に抑えた。NCの7番手イム・ジョンホは10回裏を無失点に抑えた。LGの5番手チン・ヘスは11回表まで無失点に抑えた。
NCの8番手ウォン・ジョンヒョンは11回裏を無失点に抑えた。LGの6番手チェ・ドンファンは12回表を無失点に抑えた。NCの9番手イム・ジョンホは12回裏を無失点に抑え12回を終えても決着がつかなかったが、規定により全球団にとって2020年レギュラーシーズン初の引き分けとなった。NC打線ではアルテールが1本塁打3打点、LG打線ではイ・チョヌンが3安打1打点と活躍。
キウム 3-8 キア (光州)
(勝)ブルックス 4勝3敗 (敗)イ・スンホ 2勝4敗
(本塁打) キウム : パク・ピョンホ 16号 キア : ファン・デイン 2,3号、ペク・ヨンファン 3号
キアは1回裏にキウムの先発イ・スンホから2番タッカーと4番ナ・ジワンのタイムリー、5番ファン・デインの本塁打で4点を先制した。キアは2回裏に8番ペク・ヨンファンの本塁打で1点を追加したが、キウムは4回表にキアの先発ブルックスから4番パク・ピョンホの本塁打、9番パク・チュンテのタイムリーで3点を返した。キアは4回裏に9番キム・ギュソンのタイムリーで1点、5回裏にキウムの2番手イム・ギュビンからファン・デインのこの試合2本目の本塁打で1点を追加した。
キウムの3番手キム・ジェウンは6回裏に追加点を与えなかった。キアは7回裏にキウムの4番手キム・ジョンフからペク・ヨンファンのタイムリーで1点を追加した。キウムの5番手パク・スンジュは追加点を与えなかった。キアの2番手ホン・サンサムは8回表まで無失点に抑えた。キウムの6番手の高卒新人キム・ドンヒョクは8回裏に追加点を与えなかった。3番手キム・ギフンは9回表を無失点に抑え、4位キアが勝利し3連勝となった。7回途中まで3失点に抑えたブルックスは4勝目。キア打線ではファン・デインが2本塁打3打点と活躍。2位キウムでは先発イ・スンホが4回6失点で降板した。
トゥサン 4-5 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)パク・セウン 3勝5敗 (セーブ)キム・ウォンジュン 2勝9S (敗)ユ・ヒィグァン 6勝3敗
(本塁打) トゥサン : フェルナンデス 11号
ロッテは1回裏にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を先制し、5番ハン・ドンヒィの内野ゴロの間に1点を追加した。トゥサンは2回表にロッテの先発パク・セウンから相手のエラー、1番パク・コヌのタイムリーで2-2の同点に追いついた。ロッテは4回裏に9番ミン・ビョンホンのタイムリーで2点を勝ち越し、5回裏に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を追加した。
ロッテの2番手パク・チンヒョンは7回表まで無失点に抑えた。トゥサンの2番手パク・チグクは7回裏に追加点を与えなかった。ロッテの3番手ク・スンミンは8回表を無失点に抑えた。トゥサンの3番手ユン・ミョンジュンは8回裏に追加点を与えなかった。トゥサンは9回表にロッテの4番手キム・ウォンジュンから2番フェルナンデスの本塁打で2点を返したが、8位ロッテが勝利した。6回途中まで2失点に抑えたパク・セウンは3勝目。3位トゥサンでは先発ユ・ヒィグァンが6回5失点で降板した。
サムソン 7-10 KT (水原)
(勝)ユ・ウォンサン 1勝 (セーブ)キム・ジェユン 1勝3敗8S (敗)ノ・ソンホ 1敗
(本塁打) サムソン : イ・ソンゴン 3号 KT : ロハス 21号
KTは1回裏にサムソンの先発チェ・チェフンから5番ユ・ハンジュン、6番ペ・ジョンデ、8番チャン・ソンウのタイムリーで4点を先制した。サムソンは2回表にKTの先発の高卒新人ソ・ヒョンジュンから8番カン・ミンホと1番パク・ヘミンのタイムリー、相手のエラーで3点を返した。KTは2回裏にユ・ハンジュンのタイムリーなどで2点、4回裏に3番ロハスの2試合連続本塁打で1点を追加した。サムソンの2番手チャン・ジフンは5回裏、3番手キム・ユンスは6回裏に追加点を与えなかった。
サムソンは7回表にKTの2番手チュ・グォンから相手のエラー、代わった3番手ユ・ウォンサンから途中出場の4番チェ・ヨンジンのタイムリー、5番イ・ソンゴンの本塁打で7-7の同点に追いついた。KTは7回裏にサムソンの4番手ノ・ソンホからチャンスを作り、代わった5番手チェ・ジグァンからユ・ハンジュンのタイムリーで2点を勝ち越した。さらにKTは8回裏にサムソンの6番手オ・スンファン(元阪神)から2番ファン・ジェギュンの内野ゴロの間に1点を追加した。
4番手キム・ジェユンは相手の反撃を断ち、7位KTが勝利し勝率5割に達した。ユ・ウォンサンはNC在籍時の2018年7月以来の勝利。KT打線ではユ・ハンジュンが3安打4打点、ロハスが3安打1本塁打1打点と活躍。7回表に同点に追いつくも勝ち越せなかった6位サムソンは4連敗。
SK 5-3 ハンファ (大田)
(勝)キム・テッキョン 1勝 (セーブ)キム・ジョンビン 1S (敗)ムン・ドンウク 1敗1S
(本塁打) SK : チェ・テイン 2号、チェ・ジュヌ 3号、ロマック 11号 ハンファ : チェ・ジンヘン 5号
SKは2回表にハンファの先発キム・ジヌクから5番チェ・テインと6番チェ・ジュヌの2者連続本塁打で2点を先制した。ハンファは3回裏にSKの先発パク・チョンフンから2番チョン・ジンホのタイムリーで1点を返した。2番手ユン・デギョンは6回表まで追加点を与えず、ハンファは6回裏にSKの2番手キム・テッキョンから相手の暴投で2-2の同点に追いついた。SKは7回表にハンファの3番手ムン・ドンウクからチャンスを作り、代わった4番手ソン・ユンジュンから相手の暴投で1点を勝ち越し、3番手ソ・ジニョンは7回裏を無失点に抑えた。
SKは8回表にハンファの5番手の大卒新人カン・ジェミンから相手のエラーで1点を追加した。ハンファは8回裏にSKの4番手キム・セヒョンから4番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を返した。9位SKは9回表にハンファの6番手ファン・ヨングクから4番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1点を追加し、5番手キム・ジョンビンが9回裏に相手の反撃を断ち勝利した。キム・ジョンビンはプロ8年目にして初セーブ。最下位ハンファでは2018年4月以来の先発だったキム・ジヌクが5回途中まで2失点に抑えるも、打線の援護が十分でなかった。
【レギュラーシーズン 順位表】
(7月11日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.NC 57 39 17 1 .696
2.キウム 59 35 24 0 .593
3.トゥサン 58 34 24 0 .586
4.キア 55 30 25 0 .545
5.LG 58 30 27 1 .526
6.サムソン 59 30 29 0 .508
7.KT 58 29 29 0 .500
8.ロッテ 56 27 29 0 .482
9.SK 58 18 40 0 .310
10.ハンファ 58 15 43 0 .259
(文責 : ふるりん)