DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.1) 結果

トゥサン単独3位浮上  9位SK4連敗

 

ロッテ 2-6 NC  (昌原)

(勝)ク・チャンモ 7勝  (敗)チャン・ウォンサム 2敗

本塁打) ロッテ : チョン・フン 2号  NC : ナ・ソンボム 14号、ヤン・ウィジ 9号

 NCは1回裏にロッテの先発チャン・ウォンサムから3番ナ・ソンボムの本塁打で1点を先制した。ロッテは2回表にNCの先発ク・チャンモから4番チョン・フンの本塁打で1-1の同点に追いついた。NCは4回裏にナ・ソンボムのタイムリー、4番ヤン・ウィジの本塁打で3点を勝ち越した。ロッテは7回表に代打イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返した。

 NCは7回裏に相手のエラーで1点を追加しチャン・ウォンサムをノックアウトすると、ロッテの2番手パク・シヨンから相手のエラーでもう1点を追加した。NCの2番手ペ・ジェファンと3番手イム・ジョンホは8回表を無失点に抑えた。ロッテの3番手キム・ユヨンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手ソン・ミョンギは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが勝利した。7回を2失点に抑えたク・チャンモは最多勝争いトップタイの7勝目。7位ロッテでは先発チャン・ウォンサムが7回途中5失点で降板した。

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NCは4回表にナ・ソンボムのタイムリーで勝ち越し https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202007010100016730000731&servicedate=20200701

 

 

トゥサン 14-5 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)イ・ヨンハ 2勝4敗  (敗)ハン・ヒョンヒィ 3勝3敗

本塁打) トゥサン : フェルナンデス 8号

 トゥサンは1回表にキウムの先発ハン・ヒョンヒィから3番オ・ジェイル、5番チェ・ジュファン、6番ホ・ギョンミン、7番オ・ジェウォンのタイムリーで6点を先制し、2回表に5番チェ・ジュファンと7番オ・ジェウォンのタイムリーで4点を追加した。キウムは2回裏にトゥサンの先発イ・ヨンハから7番キム・ヘェソンのタイムリーで1点を返した。トゥサンは5回表にキウムの2番手キム・ジェウンからオ・ジェイルと4番キム・ジェファンのタイムリーで2点を追加した。トゥサンは7回表にキウムの3番手チョ・ソンウン(チョ・ドッキルから改名)から2番フェルナンデスの本塁打で2点を追加し、2番手チェ・ジソンは7回裏を無失点に抑えた。

 キウムの4番手アン・ウジンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手ユン・ミョンジュンは8回裏を無失点に抑えた。5番手ヤン・ヒョンは9回表に追加点を与えず、キウムは9回裏にトゥサンの4番手キム・ガンニュルから途中出場の4番チョン・ビョンウと6番キム・ハソンのタイムリーなどで4点を返したが、トゥサンが勝利し単独3位に浮上した。6回を1失点に抑えたイ・ヨンハは2勝目。トゥサン打線ではフェルナンデスが5安打1本塁打2打点、オ・ジェウォンが5打点、チェ・ジュファンが3安打3打点、オ・ジェイルが3安打2打点と活躍。先発ハン・ヒョンヒィが2回途中10失点で降板した2位キウムは連勝が3で止まった。

 

 

KT 11-5 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ペ・ジェソン 4勝2敗  (敗)チャ・ウチャン 4勝4敗

本塁打) KT : ペ・ジョンデ 4号、カン・ベッコ 11号、ファン・ジェギュン 5号

 KTは1回表にLGの先発チャ・ウチャンから1番ペ・ジョンデの先頭打者本塁打、5番ユ・ハンジュンのタイムリーなどで3点を先制し、5回表に2番ファン・ジェギュンのタイムリー、4番カン・ベッコの本塁打で3点を追加した。LGは6回裏にKTの先発ペ・ジェソンから3番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を返した。KTは7回表にLGの2番手ヨ・ゴヌクから5番ユ・ハンジュンのタイムリー、代わった3番手イ・サンギュから8番チャン・ソンウのタイムリーなどで計4点を追加し、2番手イ・サンファは7回裏を無失点に抑えた。KTは8回表にファン・ジェギュンの本塁打で1点を追加し、3番手クム・ミンチョルは8回裏を無失点に抑えた。

 4番手ソン・ウンボムは9回表に追加点を与えず、LGは9回裏にKTの4番手ハン・スンジから8番チョン・ジュヒョンのタイムリー、9番チャン・ジュヌォンの2015年10月以来の打点となるタイムリーで4点を返した。だが5番手イ・ボグンが相手の反撃を断ち、8位KTが勝利した。6回を1失点に抑えたペ・ジェソンは4勝目。KT打線ではファン・ジェギュンが3安打1本塁打2打点、ユ・ハンジュンが3安打2打点、3番ロハスが3安打と活躍。先発チャ・ウチャンが5回6失点で降板したLGは連勝が3で止まり4位に後退。LG打線では2番オ・ジファンが3安打と活躍。

 

 

ハンファ 3-4 キア  (光州)

(勝)チョン・ヘヨン 1勝  (敗)キム・ジニョン 2敗

 キアは1回裏にハンファの先発チャン・シファンから4番ナ・ジワンのタイムリーで1点を先制した。ハンファは4回表にキアの先発イム・ギヨンから5番チェ・インホの犠牲フライ、6番ソン・グァンミンのタイムリーで2-1と逆転した。キアの2番手ホン・サンサムは6回表途中から登板した。ハンファは7回表にキアの3番手キム・ギフンから2番チョン・ウヌォンのタイムリーで1点を追加した。キアの4番手コ・ヨンチャンは8回表まで追加点を与えなかった。

 ハンファの3番手ファン・ヨングクは8回裏から登板した。キアの5番手の高卒新人チョン・ヘヨンは9回表に追加点を与えなかった。5位キアは9回裏にハンファの4番手キム・ジニョンから代打オ・ソヌのタイムリーで1点を返すと、代わった5番手パク・サンウォンから1番キム・ソンビンのタイムリーで3-3の同点に追いつき、ナ・ジワンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ちした。チョン・ヘヨンはプロ初勝利。キア打線ではキム・ソンビンが3安打1打点、3番チェ・ヒョンウが3安打と活躍。最下位ハンファは3連敗。ハンファ打線ではチョン・ウヌォンが3安打1打点、3番オ・ソンジンが3安打と活躍。

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キアは9回裏にナ・ジワンのタイムリーで逆転サヨナラ勝ち http://www.sportsseoul.com/news/read/932719?ref=naver

 

 

SK 1-7 サムソン  (大邱

(勝)ブキャナン 6勝3敗   (敗)ムン・スンウォン 2勝4敗

本塁打) SK : チェ・ジョン 9号

 サムソンは1回裏にSKの先発ムン・スンウォンから2番ク・ジャウクのタイムリーと相手のエラーで2点を先制した。SKは2回表にサムソンの先発ブキャナン(元東京ヤクルト)から4番チェ・ジョンの本塁打で1点を返した。サムソンは4回裏にク・ジャウクのタイムリーなどで2点を追加した。サムソンは6回裏にSKの3番手チョ・ヨンウから8番カン・ミンホと4番イ・ウォンソクのタイムリーで3点を追加した。

 SKの3番手イ・ウォンジュンは7回裏、4番手パク・ヒィスは8回裏に追加点を与えなかった。ブキャナンは9回表も三者凡退に抑え、6位サムソンが勝利した。ブキャナンは1失点の韓国での初完投で6勝目。先発ムン・スンウォンが5回4失点で降板した9位SKは4連敗。

 
【レギュラーシーズン 順位表】

(7月1日時点)

         試合  勝   敗   分  勝率

1.NC     48  33  15  0  .688

2.キウム    50  31  19  0     .620

3.トゥサン   49  29  20  0  .592

4.LG     49  28  21  0  .571

5.キア     46  25  21  0  .543

6.サムソン   50  26  24  0  .520

7.ロッテ    47  23  24  0  .489

8.KT     49  22  27    0   .449

9.SK     49  14  35  0  .286

10.ハンファ     49  12  37  0  .245

 

(文責 : ふるりん