最下位ハンファ、プロ野球史上タイ記録の18連敗
6月12日に予定されていたKT-サムソン(大邱)は雨天により6月13日14時からに順延、ダブルヘッダーで開催。
キウム 3-2 NC (昌原)
(勝)チョ・サンウ 2勝7S (敗)ペ・ジェファン 1勝1敗
(本塁打) キウム : キム・ハソン6号
キウムは1回表にNCの先発ク・チャンモから相手のパスボールで1点を先制し、先発イ・スンホは6回裏まで無失点に抑えた。キウムは7回表に3番キム・ハソンの本塁打で1点を追加した。NCは7回裏にキウムの2番手キム・テフンから7番アルテールと8番クォン・ヒィドンのタイムリーで2-2の同点に追いつき、2番手イム・ジョンホは8回表を無失点に抑えた。
キウムの3番手イ・ヨンジュンは8回裏を無失点に抑えた。NCの3番手ウォン・ジョンヒョンは9回表を無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。4位キウムは10回表にNCの4番手ペ・ジェファンからチャンスを作り、内野ゴロの際の送球が間に合わず1点を勝ち越し、4番手チョ・サンウが相手の反撃を断ち勝利した。首位NCでは先発ク・チャンモが7回を2失点に抑えるも打線の援護が弱かった。
トゥサン 5-2 ハンファ (大田)
(勝)チェ・ウォンジュン 1勝 (セーブ)ユン・ミョンジュン 2S (敗)チャド・ベル 2敗
(本塁打) トゥサン : パク・コヌ 2号、フェルナンデス 6号
トゥサンは1回表にハンファの先発チャド・ベルから1番パク・コヌの先頭打者本塁打で1点を先制し、3回表に4番オ・ジェイルへの押し出しの四球、5番キム・ジェファンの犠牲フライで2点、5回表にオ・ジェイルのタイムリーで1点を追加しチャド・ベルをノックアウトした。トゥサンの先発チェ・ウォンジュンは5回裏まで無失点に抑えた。ハンファの2番手キム・ジニョンは6回表まで無失点に抑えた。
トゥサンの2番手イ・ヒョンスンは6回裏を無失点に抑え、ハンファの3番手イ・ヒョンホは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手パク・チグクは7回裏を無失点に抑えた。ハンファの4番手ムン・ドンウクは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手ホン・ゴンヒィは8回裏に追加点を与えなかった。トゥサンは9回表にハンファの5番手パク・サンウォンから2番フェルナンデスの本塁打で1点を追加した。
ハンファは9回裏にトゥサンの5番手ハム・トクチュから代打の高卒新人パク・チョンヒョンのタイムリーなどで2点を返したが、反撃もここまでで2位トゥサンが勝利した。5回を無失点に抑えたチェ・ウォンジュンはプロ4年目にして初の先発勝利。トゥサン打線ではパク・コヌが3安打1本塁打1打点と活躍。先発チャド・ベルが5回途中4失点で降板した最下位ハンファは、1985年の三美(サムミ)以来35年ぶりとなるプロ野球タイ記録の18連敗。
ロッテ 2-3 LG (ソウル・蚕室)
(勝)ソン・ウンボム 1勝1敗2S (敗)パク・チンヒョン 1勝1敗
ロッテは1回表にLGの先発ウィルソンから5番マチャドのタイムリーで1点を先制し、3回表に6番チ・ソンジュンのタイムリーで1点を追加した。LGは3回裏にロッテの先発ストレイリーから1番イ・チョヌンの犠牲フライで1点を返し、2番手チェ・ドンファンは7回表まで追加点を与えなかった。3番手キム・デヒョンは8回表に追加点を与えず、LGは8回裏に8番ユ・ガンナムのタイムリーで2-2の同点に追いついた。
LGの4番手チョン・ウヨンは9回表を無失点に抑えた。ロッテの2番手ク・スンミンは9回裏まで無失点に抑え、試合は延長戦に突入した。5番手ソン・ウンボムは10回表を無失点に抑え、2位LGは10回裏にロッテの3番手パク・チンヒョンから7番チョン・グヌのタイムリーでサヨナラ勝ちし3連勝となった。ロッテは連勝が6で止まり6位に後退。
キア 6-3 SK (仁川)
(勝)ギャニオン 3勝3敗 (セーブ)ムン・ギョンチャン 5S (敗)パク・チョンフン 3勝1敗
(本塁打) キア : オ・ソヌ 2号、ナ・ジワン 5号
キアは1回表にSKの先発パク・チョンフンから3番チェ・ヒョンウのタイムリーなどで2点を先制した。SKは4回裏にキアの先発ギャニオンから4番ロマック(元横浜DeNA)と6番チョン・ジンギのタイムリーで3-2と逆転した。キアは6回表に代打オ・ソヌの2試合連続本塁打で4-3と逆転した。SKは7回表から2番手パク・ミンホを登板させた。
キアは7回裏途中から2番手パク・チュンピョを登板させ、8回表にSKの3番手パク・ヒィスから4番ナ・ジワンの本塁打で2点を追加した。キアの3番手チョン・サンヒョンは8回裏を無失点に抑えた。SKの4番手キム・ジュオンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ムン・ギョンチャンは9回裏に相手の反撃を断ち、キアが勝利し5位に浮上した。7回途中まで3失点に抑えたギャニオンは3勝目。キア打線ではナ・ジワンが1本塁打3打点と活躍。先発パク・チョンフンが6回4失点で降板した9位SKは3連敗。
【レギュラーシーズン 順位表】
(6月12日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.NC 33 25 8 0 .758
2.トゥサン 33 21 12 0 .636
2.LG 33 21 12 0 .636
4.キウム 34 19 15 0 .559
5.キア 34 18 16 0 .529
6.ロッテ 33 17 16 0 .515
7.サムソン 33 15 18 0 .455
8.KT 32 12 20 0 .375
9.SK 33 11 22 0 .333
10.ハンファ 34 7 27 0 .206
(文責 : ふるりん)