DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(5.23) 結果

キア5連勝
 

ハンファ 0-3 NC  (昌原)

(勝)ルチンスキー 3勝  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 1勝6S  (敗)キム・ミヌ 1敗

 NCは1回裏にハンファの先発キム・ミヌから3番ナ・ソンボムのタイムリーで1点を先制し、先発ルチンスキーは無失点を続けた。NCは6回裏に代打キム・テジンのタイムリーで1点を追加し、キム・ミヌをノックアウトした。ハンファの2番手キム・ボムスは7回裏まで追加点を与えなかった。NCは8回裏にハンファの3番手キム・ジョンスから7番カン・ジンソンのタイムリーで1点を追加した。

 ハンファの4番手シン・ジョンナクと5番手パク・チュホンは追加点を与えなかった。2番手ウォン・ジョンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、首位NCが完封リレーで勝利した。ルチンスキーは3勝目。NC打線ではナ・ソンボムが3安打1打点と活躍。ハンファでは先発キム・ミヌが6回途中まで2失点に抑えるも打線が沈黙した。 

f:id:takefumif:20200523214137j:plain

8回無失点で3勝目をあげたNCのルチンスキー。 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202005240100206850014809&servicedate=20200523

 

 

KT 6-2 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)キム・ミン 2勝  (敗)チャ・ウチャン 2勝2敗

 (本塁打) KT : ロハス 3,4号

 KTは1回表にLGの先発チャ・ウチャンから3番チョ・ヨンホの内野ゴロの間に1点を先制し、4回表に代打チャン・ソンウの犠牲フライ、1番シム・ウジュンのタイムリーで2点、5回表に4番ロハス本塁打で1点を追加した。LGは6回裏にKTの先発キム・ミンからチャンスを作ると、代わった2番手キム・ミンスから8番ユ・ガンナムと9番オ・ジファンのタイムリーで2点を返した。

 KTは7回表にLGの2番手ソン・ウンボムからロハスの2試合連続本塁打で2点を追加し、3番手チュ・グォンは7回裏、4番手ハ・ジュンホは8回裏を無失点に抑えた。LGの3番手の高卒新人キム・ユンシクは9回表に追加点を与えなかった。5番手キム・ジェユンは9回裏に相手の反撃を断ち、KTが勝利した。6回途中まで2失点に抑えたキム・ミンは2勝目。KT打線ではロハスが2本塁打3打点と活躍。LGでは先発チャ・ウチャンが5回4失点で降板した。

 

 

トゥサン 10-6 サムソン  (大邱

 (勝)アルカンタラ 3勝1敗  (敗)キム・デウ 1敗

本塁打) トゥサン : フェルナンデス 4号、チェ・ジュファン 4号、オ・ジェウォン 3号  サムソン : キム・ドンヨプ 3,4号、カン・ミンホ 2号、パク・チャンド 1号

 サムソンは1回裏にトゥサンの先発の新外国人アルカンタラから5番イ・ハクチュの犠牲フライで1点を先制した。トゥサンは3回表にサムソンの先発キム・デウから2番フェルナンデスの2試合連続本塁打、3番チェ・ジュファンの2試合連続本塁打で2-1と逆転し、5回表にサムソンの2番手の高卒新人ファン・ドンジェから5番オ・ジェウォンの満塁本塁打で4点を追加した。トゥサンは6回表にもチェ・ジュファンの犠牲フライ、6番ホ・ギョンミンと7番チョン・スビンのタイムリー、代わったサムソンの3番手クォン・オジュンから8番リュ・ジヒョクの犠牲フライで4点を追加した。

 サムソンは6回裏に4番キム・ドンヨプと8番カン・ミンホの本塁打で3点、7回裏にトゥサンの2番手チェ・ウォンジュンから途中出場の3番パク・チャンドのプロ9年目にしての初本塁打、キム・ドンヨプの2者・2打席連続本塁打で2点を返した。トゥサンの3番手イ・ヒョンスンは8回裏まで無失点に抑えた。サムソンの4番手ホン・ジョンウは9回表に追加点を与えなかった。

 4番手ハム・トクチュは9回裏に相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利した。6回を4失点に抑えたアルカンタラは3勝目。トゥサン打線ではフェルナンデスが4安打1本塁打1打点と活躍。先発キム・デウが4回2失点で降板したサムソンは3連敗。サムソン打線ではキム・ドンヨプが3安打2本塁打2打点と活躍。 

 

 

キウム 12-4 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ヨキシュ 3勝  (敗)イ・インボク 1敗

本塁打) キウム : キム・ハソン 3号、パク・ピョンホ 3,4号、イ・ジョンフ 4号

 キウムは1回表にロッテの先発イ・インボクから3番イ・ジョンフのタイムリーで1点を先制し、2回表にロッテの2番手チェ・ヨンファンから8番キム・ギュミンのタイムリーで1点、3回表に2番キム・ハソンと4番パク・ピョンホの本塁打で2点を追加した。ロッテは4回裏にキウムの先発ヨキシュから7番キム・ドンハンのタイムリーで1点を返し、3番手ソン・スンジュンは5回表まで無失点に抑えた。

 ロッテは5回裏に3番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を返した。キウムは6回表にロッテの4番手オ・ヒョンテクから7番イ・テックンのタイムリー、代わった5番手パク・シヨンから9番キム・ジュヒョンのプロ2年目での初打点となるタイムリー、1番ソ・ゴンチャンのタイムリーで3点を追加した。キウムの2番手キム・テフンは7回裏を無失点に抑えた。キウムは8回表にロッテの6番手カン・ドンホからキム・ハソンのタイムリー、イ・ジョンフの本塁打、パク・ピョンホの2者連続、この試合2本目の本塁打で5点を追加した。

  ロッテは8回裏にキウムの3番手キム・ソンミンから6番ハン・ドンヒィの犠牲フライで1点を返し、7番手チン・ミョンホは9回表に追加点を与えなかった。ロッテは9回裏にキウムの4番手シン・ジェヨンから相手のエラーで1点を返したが、キウムが勝利した。6回を2失点に抑えたヨキシュは3勝目。キウム打線ではイ・ジョンフが1本塁打4打点、キム・ハソンが3安打1本塁打2打点、パク・ピョンホが2本塁打2打点と活躍。ロッテは先発イ・インボクを1回1失点で交代させ継投策をとったが点差を広げるだけだった。

 

  

キア 8-3 SK  (仁川)

(勝)ブルックス 1勝1敗  (敗)キム・テフン 2敗

本塁打) キア : ナ・ジュファン 1号  SK : チョン・ジンギ 1号

 SKは1回裏にキアの先発の新外国人ブルックスから3番ロマック(元横浜DeNA)のタイムリーで1点を先制した。キアは3回表にSKの先発キム・テフンから2番キム・ソンビンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、4回表に7番イ・ウソンの内野ゴロの間に2-1と逆転すると8番ナ・ジュファンのSKからの移籍後初本塁打で2点を追加した。SKは5回裏に6番チョン・ジンギの本塁打で1点を返した。キアは7回表にSKの2番手チョン・ヨンイルからキム・ソンビンのタイムリーで2点を追加した。

 SKは7回裏に代打ナム・テヒョクのタイムリーで1点を返し、ここでキアは2番手キム・ミョンチャンを登板させた。SKの3番手シン・ジェウンは8回表に追加点を与えなかった。キアの3番手パク・チュンピョは8回裏まで無失点に抑えた。キアは9回表にSKの4番手チョ・ヨンウから3番タッカーへの押し出しの四球、代わった5番手パク・ヒィスから4番ナ・ジワンの犠牲フライで計2点を追加した。

 4番手ホン・ゴンヒィは9回裏に相手の反撃を断ち、キアが勝利し5連勝となった。7回途中まで3失点に抑えたブルックスは韓国初勝利。キア打線ではナ・ジュファンが3安打1本塁打2打点、キム・ソンビンが3打点と活躍。先発キム・テフンが6回4失点で降板した最下位SKは3連敗。SK打線ではチョン・ジンギが3安打1本塁打2打点と活躍。

f:id:takefumif:20200523214802j:plain

キアのナ・ジュファンは4回表の本塁打など3安打2打点。 https://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=202005230100205510014678&servicedate=20200523


 

(文責 : ふるりん