DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

再編成された2020年シーズンの日程、施行細則発表

 KBO(韓国野球委員会)は4月29日、再編成された2020年シーズンの日程と施行細則を発表した。

 開幕戦は5月5日(火)で、トゥサン-LG(ソウル・蚕室)、ハンファ-SK(仁川)、NC-サムソン大邱)、ロッテ-KT(水原)、キウム-キア(光州)の5試合が無観客で14時に開始される。月曜日に試合は予定されておらず、5月5日から8月16日、9月29日から10月18日まではすべて火曜日から木曜日、金曜日から日曜日までの3連戦で行われる。当初の開幕は3月28日だったが、5月5日に延期されたことで開催できなくなった160試合のうち、75試合は2020年東京オリンピック(1年延期)の中断期間だった7月24日から8月10日のうちに行われる。なお8月18日から9月27日まではすべて火曜日・水曜日、木曜日・金曜日、土曜日・日曜日の2連戦である。

 なお雨天などで中止となった試合は、5月12日(火)からダブルヘッダー(3連戦のうち2戦目まで)で実施されるか、または当初試合が予定されていない月曜日に順延となる。ダブルヘッダーと月曜日の試合は9回までとなり、同点の場合でも延長はなく引き分けとなる。また雨天などにより試合が続行できない場合もノーゲームは宣告せず、翌日にサスペンデッドゲームとしてダブルヘッダーで開催されることがある。なお酷暑のため7,8月はダブルヘッダー、月曜日の試合開催はない。ダブルヘッダーは各球団ともに週1回を限度とし、日曜日の試合が中止となった場合は翌日の月曜日に実施する。現時点では10月18日までの日程が発表されており、それまでに消化できなかった試合は10月19日以降に追加日程として発表されると思われる。2020年シーズンも前年までと同じくレギュラーシーズン144試合制(10球団合計で720試合)が予定されている。

 なおダブルヘッダーが行われる場合、各球団ともに特別エントリーを1名ずつ増やすことができる。特別エントリーの1名は翌日に登録を抹消されても、従来の規定の10日間を待たずして再エントリーが可能である。8月18日からはエントリーをそれまでの28名(試合出場は26名)から33名(試合出場は31名)と5名増やすことができる。

 

(文責:ふるりん