KBO(韓国野球委員会)は2月27日、3月14日から25日まで予定されていた2020年の示範競技全50試合の中止を決定した。昨今、韓国ではCOVID-19による感染症患者が増加していたため、サッカーKリーグは2月29日から予定されていた2020年シーズンの開幕を延期し、現在レギュラーシーズン中のバスケットボール、バレーボールなどは無観客試合に切り替えるなど他のプロスポーツは対応策をとっていた。示範競技の全試合中止は1983年の開始以来初の事態。
2020年レギュラーシーズンは3月28日開幕予定であるが、KBOは3月3日に実行委員会を開いて2020年シーズンの運営方針を論議する予定。プロ野球10球団は現在アメリカ合衆国、日本、オーストラリア、台湾などでキャンプ中であり、各球団3月上旬に韓国へ帰国する予定である。
(文責:ふるりん)