通算5度目の開催となる野球の国際大会・2021 WBC(ワールドベースボールクラシック)について、主催者のMLB(メジャーリーグベースボール)事務局は韓国時間2月26日(アメリカ合衆国東部時間2月25日)、開催要項を発表した。
最初の開催となった2006 WBCから2017 WBCまでの本大会は16チームの出場だったが、2021 WBCからは4チーム増えて20チームとなる。韓国を含む2017 WBCに出場した16チームと、2020年3月12日から25日までアメリカ合衆国アリゾナ州・ツーソンで開催され12チームが出場する予選の上位4チームが本大会に出場する。
【1次ラウンド】
プールA:台湾・台中洲際野球場
プールB:日本・東京ドーム
各プール5チームから構成(組み分けは未発表)、上位2チームずつが2次ラウンドへ進出
【2次ラウンド】
東京ドーム、マーリンズパークで開催
各プール4チームのうち上位2チームが準決勝へ進出
【決勝ラウンド】
準決勝、決勝ともにマーリンズパークで開催
2013 WBC2次ラウンド、2017 WBC1次ラウンドが開催されてきたマーリンズパークでは初の決勝開催となる(2017 WBC決勝はアメリカ合衆国カリフォルニア州・ドジャースタジアムで開催)。前回の2017 WBCはアメリカ合衆国代表が初優勝した。野球韓国代表は初の開催となった2006 WBCでは準決勝進出、2009 WBCでは準優勝と上位に進出したが、2013 WBC、2017 WBCではともに1次ラウンドで敗退している。また2017 WBC1次ラウンドのプールAは韓国・高尺スカイドームで開催された。
(文責:ふるりん)