トゥサンベアースは12月4日、2019年シーズンに外国人選手として契約していたジョシュ・リンドブロム投手(32)を自由契約選手として公示した。
アメリカ合衆国出身の右腕リンドブロムは2011年から2014年までロサンゼルスドジャース、フィラデルフィアフィリーズなどMLB(メジャーリーグベースボール)の複数の球団に所属すると、2015年にロッテジャイアンツと契約し、韓国1年目にして13勝を記録した。翌2016年シーズン終了後に家庭の事情でロッテを退団、2017年はMLB・ピッツバーグパイレーツと契約するもシーズン途中の7月、ロッテに復帰した。だがシーズン終了後に自由契約となり、2018年からトゥサンと契約し同年15勝を記録、最優秀防御率(2.88)の個人タイトルを受賞した。
2019年シーズンは30試合に登板、20勝3敗、防御率2.50の成績で、最多勝、最多奪三振(189)のみならずレギュラーシーズンMVP(最優秀選手)などの個人タイトルを受賞した。韓国での5年間の通算成績は130試合に登板、63勝34敗、防御率3.55。トゥサンはリンドブロムに2020年シーズンの再契約を提案したが、本人がMLBなど韓国以外の球団との契約を望んでいると報じられている。トゥサンはすでに2020年の保留選手名簿からセス・フランコフ投手も除外しており、今後新外国人選手2名を探すと思われる。
(文責:ふるりん)