11月25日、ソウル市内のコエックスモールの会場で2019年シーズンの個人タイトルの授賞式が行われ、レギュラーシーズンMVP(最優秀選手)にジョシュ・リンドブロム投手(トゥサン)、新人王(最優秀新人)にチョン・ウヨン投手(LG)がそれぞれ選ばれた。
MVPを受賞したアメリカ合衆国出身の外国人選手リンドブロムは2015年にロッテと契約し、2016年にいったん退団したが2017年シーズン途中の7月にロッテへ復帰した。2018年よりトゥサンと契約し15勝を記録、2019年シーズンは30試合に登板し20勝3敗、防御率2.50の成績で最多勝、最多奪三振(189)の個人タイトルを受賞、トゥサンの3年ぶりの韓国シリーズ優勝に貢献した。リンドブロムは880満点中716点と、ヤン・ウィジ(NC)、ヤン・ヒョンジョン(キア)と他の候補者を大きく引き離しての受賞だった。外国人選手のレギュラーシーズンMVP受賞は2016年のニッパート(トゥサン)に続いて史上5人目で、トゥサンからは2018年のキム・ジェファンと2年連続の受賞者となった。なお授賞式は都合で欠席した。
新人王を受賞したサイドハンドの右腕チョン・ウヨンは、2019年シーズン、高卒1年目の新人ながら56試合に登板、4勝6敗1セーブ16ホールド、防御率3.72の成績で中継ぎとして活躍した。LGからの新人王は1997年のイ・ビョンギュ(元中日)以来22年ぶりで5人目。チョン・ウヨンは550満点中380点と、イ・チャンジン、チョン・サンヒョン(以上キア)と他の候補者に大差をつけての受賞となった。
(文責:ふるりん)