キウムヒーローズは11月4日、ソン・ヒョク新監督(46)と2020年シーズンから契約期間2年、契約金2億ウォン、年俸2億ウォンの総額6億ウォンで契約した。
現役時代は投手だったソン・ヒョク新監督は大学卒業後の1996年から2004年までLG、キア、トゥサンで活躍し通算36勝を記録した右腕だった。現役引退後はアメリカ合衆国で指導者の研修を受け、野球解説者として活動した後、2014年からネクセン(現キウム)、2017年からSKの投手コーチを務めた。
これによって、2016年シーズン終了後に3年契約を結び就任したチャン・ジョンソク監督(46)は契約期間満了の形で退任となった。監督初年度だった2017年は7位に低迷したが、2018年はレギュラーシーズン4位で2年ぶりにポストシーズンへ進出、プレーオフまで勝ち抜いた。2019年はレギュラーシーズン3位でSKとのプレーオフを勝ち抜き韓国シリーズへ5年ぶりに進出したが、トゥサンに4連敗で初の優勝はならなかった。キウムヒーローズは2020年以降、投手コーチとして実績を残したソン・ヒョク新監督の下、2008年の球団創設以降初となる韓国シリーズ優勝を目指す。
(11月4日時点の為替レート:1億ウォンが933万8700円。)
(文責:ふるりん)