11月6日よりWBSCプレミア12・オープニングラウンドCに出場する野球韓国代表28名のうち、10月27日、2名の選手交代が発表された。ク・チャンモ(NC)がイ・スンホ(キウム)、ハン・ヒョンヒィ(キウム)がイ・ヨンチャン(トゥサン)と2名とも投手である。
キム・ギョンムン韓国代表監督は、10月26日までの韓国シリーズに出場したトゥサンとキウムの2チームから状態のよい選手を選んだとしている。プロ5年目の左腕ク・チャンモは2019年シーズン、自身初となる10勝を記録するも、負傷でWBSCプレミア12への出場は困難となっていた。そのため代役としてプロ3年目で8勝を記録した左腕で、韓国シリーズでも高騰したイ・スンホが選ばれた。またリリーフでの起用が予想されていたハン・ヒョンヒィはプレーオフ、韓国シリーズで不振となり、2018年アジア競技大会の韓国代表に選ばれ、韓国シリーズでリリーフとして好投し2勝を記録、優勝に貢献したイ・ヨンチャンに交代となった。
なお、10月26日に韓国シリーズを終えたばかりのトゥサン(7名)、キウム(5名)の計12名の選手たちは、29日に野球韓国代表の練習に合流する。今後10月29日に尚武(兵役中の野球選手が所属)との練習試合、11月1-2日のプエルトリコとの親善試合を通して、WBSCプレミア12・オープニングラウンドCの緒戦・オーストラリア戦(11月6日)に備える。
(文責:ふるりん)