DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.30) 結果

SK単独首位で全日程終了

 

SK 6-2 ハンファ  (大田)

(勝)キム・グァンヒョン 17勝6敗  (敗)チャド・ベル 11勝10敗

本塁打)SK : キム・ガンミン 8号  ハンファ : チェ・ジンヘン 6号

 SKは2回表にハンファの先発チャド・ベルから6番キム・ガンミンの本塁打、1番ペ・ヨンソプのタイムリーで4点を先制した。ハンファは3回裏にSKの先発キム・グァンヒョンから2番オ・ソンジンの犠牲フライで1点、7回裏に6番チェ・ジンヘンの本塁打で1点を返した。ハンファの2番手イ・テヤンは8回表まで追加点を与えなかった。SKの2番手ソ・ジニョンは8回裏を無失点に抑えた。

 SKは9回表にハンファの3番手イム・ジュンソプと4番手キム・ボムスからチャンスを作ると、代わった5番手チャン・ミンジェから3番チェ・ジョンと代打コ・ジョンウクのタイムリーで2点を追加した。3番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏に相手の反撃を断ち、SKがレギュラーシーズン最終戦で勝利し単独首位に立った。7回を2失点に抑えたキム・グァンヒョンは17勝目。なお、10月1日にトゥサンがレギュラーシーズン最終戦でNCに引き分けるか負けるかでSKが2010年以来9年ぶりのレギュラーシーズン優勝で2年連続韓国シリーズに出場し、トゥサンが勝つとSKと同率となるも直接対決で勝ち越しているためトゥサンが優勝扱いとなり、SKはポストシーズンプレーオフからの出場となる。

 先発チャド・ベルが6回4失点で降板した9位ハンファは3連敗で2019年シーズンを終えた。11年ぶりにポストシーズンへ出場した2018年の3位から大きく順位を下げ、2014年以来5年ぶりの9位だった(当時は9球団制で最下位)。攻撃陣を中心に世代交代の遅れが顕著で、2020年シーズン以降の大きな課題となった。

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レギュラーシーズン最終戦で勝利し単独首位に立ったSKの選手たち(https://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=214&aid=0000983065 より)。

 

 

ロッテ 0-2 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ペ・ジェジュン 3勝4敗  (セーブ)コ・ウソク 8勝2敗35S  (敗)パク・セウン 3勝6敗

  LGは2回裏にロッテの先発パク・セウンから7番キム・ミンソンの犠牲フライで1点を先制し、先発ペ・ジェジュンは6回表まで無失点に抑えた。LGの2番手の高卒新人チョン・ウヨンは7回表を無失点に抑えた。ロッテの2番手キム・ウォンジュンは7回裏に追加点を与えなかった。LGの3番手キム・デヒョンは8回表を無失点に抑えた。

 4位LGは8回裏にロッテの3番手ソン・スンナクから途中出場の4番パク・チギュへの押し出しの四球で1点を追加し、4番手コ・ウソクは9回表に相手の反撃を断ち完封リレーでレギュラーシーズン最終戦で勝利した。ペ・ジェジュンは3勝目。2016年以来3年ぶりに出場するポストシーズンで、LGは10月3日からのワイルドカード決定戦でNCと対戦する。先発パク・セウンは6回を1失点に抑えるも打線が沈黙した最下位ロッテは7連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(9月30日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    144  88  55  1  .615

2.トゥサン  143  87  55  1  .613

3.キウム   143  85  57  1  .599

4.LG    144  79  64  1  .552

5.NC    143  73  68  2  .518

6.KT       144    71     71     2    .500

7.キア    144  62  80  2  .437

8.サムソン  144  60  83  1  .420   

.ハンファ  144  58  86  0     .403

10.ロッテ   143  48  92  3  .343

 

(文責 : ふるりん