同率首位SK、トゥサンともに勝利
SK 2-0 ハンファ (大田)
(勝)サンチェス 17勝5敗 (セーブ)ハ・ジェフン 5勝3敗36S (敗)キム・ジニョン 4敗
(本塁打)SK : ロマック 28,29号
SKは2回表にハンファの先発キム・ジニョンから5番ロマック(元横浜DeNA)の2試合連続本塁打で1点を先制した。ハンファの2番手シン・ジョンナクは6回表まで追加点を与えなかった。SKは7回表にハンファの3番手アン・ヨンミョンからロマックのこの試合2本目となる本塁打で1点を追加し、先発サンチェスは7回裏まで無失点に抑えた。ハンファの4番手キム・ボムスは8回表に追加点を与えなかった。
SKの2番手シン・ジェウンは8回裏を無失点に抑えた。ハンファの5番手イ・テヤンは9回表に追加点を与えなかった。3番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏に相手の反撃を断ち、SKが完封リレーで勝利しトゥサンとの同率首位を守った。サンチェスは17勝目。SK打線ではロマックが2本塁打2打点と活躍。9位ハンファでは先発キム・ジニョンが4回途中1失点で降板し、打線も沈黙した。
トゥサン 3-0 LG (ソウル・蚕室)
(勝)イ・ヨンハ 16勝4敗 (敗)イ・ウチャン 5勝4敗
トゥサンの先発イ・ヨンチャンは3回裏まで無失点に抑えたが、4回裏に負傷で2番手イ・ヨンハに交代した。トゥサンは5回表にLGの先発イ・ウチャンからチャンスを作り、代わった2番手チャ・ウチャンから相手の暴投、代打チェ・ジュファンのタイムリー、1番ホ・ギョンミンの犠牲フライで3点を先制した。LGは7回表に2019年シーズンでの引退を表明し試合前に引退セレモニーを行ったイ・ドンヒョンを3番手として登板させ、打者1人を三振にとり4番手キム・デヒョンに交代した。
LGの5番手チン・ヘスは9回表に追加点を与えなかった。イ・ヨンハは9回裏まで無失点に抑え、トゥサンが勝利しSKとの同率首位を維持した。イ・ヨンハは16勝目。すでに4位が確定したLGでは先発イ・ウチャンが5回途中2失点で降板し、打線が沈黙した。
キウム 4-1 ロッテ (釜山・社稷)
(勝)ブリガム 13勝5敗 (セーブ)オ・ジュウォン 3勝3敗18S (敗)ソ・ジュヌォン 4勝11敗
ロッテは2回裏にキウムの先発ブリガム(元東北楽天)から9番シン・ボンギのタイムリーで1点を先制した。キウムは6回表にロッテの先発の高卒新人ソ・ジュヌォンから2番キム・ハソンのタイムリーで1-1の同点に追いつき、9番キム・ウンビンの2017年10月以来の打点となるタイムリーで2点を勝ち越し逆転した。ロッテの2番手キム・ゴングクは7回表に追加点を与えなかった。キウムの2番手キム・サンスは7回裏を無失点に抑えた。ロッテの3番手チン・ミョンホは8回表に追加点を与えなかった。
3番手チョ・サンウは8回裏を無失点に抑え、キウムは9回表にロッテの4番手キム・ウォンジュンから8番イ・ジヨンのタイムリーで1点を追加した。4番手オ・ジュウォンは9回裏に相手の反撃を断ち、キウムが勝利したが同率首位のSK、トゥサンが勝利したためレギュラーシーズン3位が確定し、10月以降のポストシーズンでは準プレーオフでワイルドカード決定戦:LG-NCの勝者と対戦することになった。6回を1失点に抑えたブリガムは13勝目。先発ソ・ジュヌォンが6回3失点で降板した最下位ロッテは6連敗。
サムソン 0-7 KT (水原)
(勝)キム・ミンス 8勝5敗2S (敗)ユン・ソンファン 8勝13敗
(本塁打)KT : ファン・ジェギュン 20号、ロハス 24号、オ・テゴン 6号
KTは2回裏にサムソンの先発ユン・ソンファンから6番ファン・ジェギュンの本塁打で1点を先制し、先発の高卒新人ソン・ドンヒョンは3回表まで無失点に抑えた。KTの2番手キム・ミンスは5回表まで、3番手キム・ジェユンは6回表を無失点に抑えた。KTは6回裏にサムソンの2番手ペク・チョンヒョンから相手のエラー、4番ユ・ハンジュンのタイムリー、5番ロハスの本塁打で4点を追加した。サムソンの3番手キム・シヒョンは追加点を与えなかった。7回表に野手登録のカン・ベッコがKTの4番手として2018年オールスター戦と同じく、ライトから投手に守備位置を変更して登板し無失点に抑えた。
サムソンの4番手チャン・ジフンは7回裏に追加点を与えなかった。5番手ハ・ジュンホは8回表を無失点に抑え、KTは8回裏にサムソンの5番手ホン・ジョンウから2番オ・テゴンの本塁打で1点を追加した。6番手イ・デウンは9回表に相手の反撃を断ち、6位KTが2019年シーズン最後の試合を勝利で飾った。KTは2015年の一軍参入以降では最高となる6位となり、初めて勝率5割以上の成績を残した。先発ユン・ソンファンが2回1失点で降板し打線も沈黙したサムソンは8位でシーズンを終えた。2016年以降4年連続でポストシーズンに進出できず低迷が続き、2011年から2014年までのレギュラーシーズン・韓国シリーズともに4連覇の偉業はすっかり色あせている。
【レギュラーシーズン 順位表】
(9月29日時点)
試合 勝 敗 分 勝率
1.SK 143 87 55 1 .613
1.トゥサン 143 87 55 1 .613
3.キウム 143 85 57 1 .599
4.LG 143 78 64 1 .549
5.NC 143 73 68 2 .518
6.KT 144 71 71 2 .500
7.キア 144 62 80 2 .437
8.サムソン 144 60 83 1 .420
9.ハンファ 143 58 85 0 .406
10.ロッテ 142 48 91 3 .345
(文責 : ふるりん)