DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.15) 結果

5位NC5連勝

 

  KT 8-6 SK  (仁川)

(勝)キム・ミンス 6勝4敗2S  (セーブ)イ・デウン 4勝2敗15S  (敗)パク・ヒィス 1敗1S

本塁打)KT : チャン・ソンウ 6号、ファン・ジェギュン 16号  SK : チェ・ジョン 27,28号、キム・ガンミン 6号

 SKは1回裏にKTの先発アルカンタラから3番チェ・ジョンの本塁打で1点を先制した。KTは2回表にSKの先発シン・ジェウンからチャンスを作ると、代わった2番手パク・ミンホから8番ペ・ジョンデと2番オ・テゴンのタイムリーで4-1と逆転した。KTは4回表にSKの3番手チョン・ヨンイルから1番チョ・ヨンホのタイムリーで1点を追加した。SKは4回裏に7番キム・ガンミンのタイムリーで1点を返し、5回裏にチェ・ジョンのこの試合2本目となる本塁打で5-5の同点に追いついた。

 KTは6回表にSKの4番手パク・ヒィスからチャンスを作ると、代わった5番手キム・テフンから代打ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を勝ち越し、2番手キム・ミンスは6回裏まで無失点に抑えた。KTは8回表にSKの6番手ソ・ジニョンから7番チャン・ソンウ の本塁打で1点を追加した。KTの3番手キム・ジェユンは8回裏途中まで無失点に抑えた。SKは8回裏にKTの4番手イ・デウン(元千葉ロッテ)からキム・ガンミンの本塁打で1点を返した。6位KTは9回表にSKの7番手キム・グァンヒョンから6番ファン・ジェギュンの本塁打で1点を追加し、イ・デウンが相手の反撃を断ち勝利した。首位SKはいったん同点とするも主導権を握れなかった。SK打線ではチェ・ジョンが3安打2本塁打4打点と活躍。

 

f:id:takefumif:20190916000208j:plain

6回表に代打でタイムリーを打ったKTのユ・ハンジュン(https://www.yna.co.kr/view/PYH20190915065600065?input=1196m より)。

 

 

トゥサン 4-10 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)チャ・ウチャン 13勝8敗  (セーブ)コ・ウソク 8勝2敗31S  (敗)ハム・トクチュ 1勝5敗16S

本塁打)LG : ペゲーロ 6号、イ・ヒョンジョン 13号

 LGは4回裏にトゥサンの先発チェ・ウォンジュンから5番ペゲーロ(元東北楽天)の2試合連続本塁打で2点を先制した。トゥサンは5回表にLGの先発チャ・ウチャンから相手のエラー、1番ホ・ギョンミンと2番チョン・スビンの内野ゴロの間に3-2と逆転した。LGは5回裏にトゥサンの2番手ハム・トクチュから3番イ・ヒョンジョンの犠牲フライと4番キム・ヒョンスのタイムリーで4-3と逆転した。トゥサンの3番手パク・チグクは無失点に抑えた。LGは7回裏にトゥサンの4番手クォン・ヒョクからチャンスを作り、代わった5番手ペ・ヨンスからイ・ヒョンジョン、キム・ヒョンス、ペゲーロのタイムリーで4点を追加した。

 トゥサンは8回表にLGの2番手ソン・ウンボムから8番イ・フンニョンの内野ゴロの間に1点を返した。4位LGは8回裏にトゥサンの6番手カン・ドンヨンからイ・ヒョンジョンの本塁打で3点を追加し、3番手コ・ウソクは相手の反撃を断ち勝利し3連勝となった。8回途中まで3失点に抑えたチャ・ウチャンは13勝目。LG打線ではイ・ヒョンジョンが1本塁打5打点、ペゲーロが3安打1本塁打3打点、キム・ヒョンスが3安打2打点と活躍。トゥサンは3位に後退。

 

 

サムソン 1-6 NC  (昌原)

(勝)ク・チャンモ 10勝7敗  (敗)ライブリー 3勝4敗

本塁打)サムソン : ク・ジャウク 14号  NC : パク・ソンミン 19号、スモリンスキー 6号

 NCは2回裏にサムソンの先発ライブリーから5番パク・ソンミンの本塁打で1点を先制し、3回裏に3番パク・ミヌのタイムリー、4番スモリンスキーの本塁打で4点を追加した。サムソンは4回表にNCの先発ク・チャンモから3番ク・ジャウクの本塁打で1点を返した。NCの2番手パク・チヌは6回表途中から登板した。サムソンの2番手キム・デウと3番手イム・ヒョンジュンは7回裏に追加点を与えなかった。

 NCの3番手キム・ゴンテは8回表まで無失点に抑えた。サムソンの4番手クォン・オジュンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手キム・ジンソンは9回表に相手の反撃を断ち、5位NCが勝利し5連勝となった。6回途中まで1失点に抑えたク・チャンモはプロ5年目にして初のシーズン2ケタ勝利となる10勝目。先発ライブリーが6回5失点で降板した8位サムソンは3連敗。

 

 

ロッテ 7-1 ハンファ  (大田)

(勝)ダイクソーン 6勝9敗  (敗)キム・ジニョン 3敗

本塁打)ロッテ : ウィルソン 9号

 ロッテは1回表にハンファの先発キム・ジニョンから5番ウィルソンのタイムリーで1点を先制し、2回表に1番ソン・アソプのタイムリー、2番キム・ムンホの犠牲フライで2点、5回表に4番チョン・ジュヌのタイムリーで1点を追加しキム・ジニョンをノックアウトした。ロッテの先発ダイクソーンは5回裏まで無失点に抑えた。2番手アン・ヨンミョンは6回表まで無失点に抑え、ハンファは6回裏にロッテの2番手パク・チンヒョンから6番キム・フェソンのタイムリーで1点を返した。ハンファの3番手キム・ギョンテは7回表から登板した。

 3番手キム・ゴングクは7回裏途中まで無失点に抑え、ロッテは8回表にハンファの4番手パク・サンウォンからウィルソンの本塁打で1点を追加し、4番手チン・ミョンホは8回裏まで無失点に抑えた。最下位ロッテは9回表にハンファの5番手キム・ジョンスからソン・アソプと途中出場の2番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで2点を追加し、5番手キムウォンジュンが9回裏に相手の反撃を断ち勝利した。ダイクソーンは5勝目。ロッテ打線ではソン・アソプが4安打2打点と活躍。先発キム・ジニョンが5回途中4失点で降板した9位ハンファは連勝が3で止まった。

  

【レギュラーシーズン 順位表】
(9月15日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    134  84  49  1  .632

2.キウム   138  82  55  1  .599

3.トゥサン  132  79  53  0  .598

4.LG    133  74  58  1  .561

5.NC    134  69  64  1  .519

6.KT       136    66  68     2    .492

7.キア    135  57  76  2  .429

8.サムソン  133  56  76  1  .424   

.ハンファ  135  52  83  0     .385

10.ロッテ   136  48  85  3  .361

 

(文責 : ふるりん