DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(9.11) 結果

キウム4連勝で2位浮上

 

キウム 4-2 SK  (仁川)

(勝)ヨキシュ 12勝8敗  (セーブ)オ・ジュウォン 2勝2敗17S  (敗)キム・グァンヒョン 15勝6敗

本塁打)SK : ロマック 24号

 キウムは2回表にSKの先発キム・グァンヒョンから8番チャン・ヨンソクのタイムリーで1点を先制した。SKは2回裏にキウムの先発ヨキシュから5番ロマック(元横浜DeNA)の本塁打で1-1の同点に追いついた。キウムは3回表に5番キム・ハソンのタイムリーで2点を勝ち越した。SKは4回裏に6番イ・ジェウォンの犠牲フライで1点を返した。SKの2番手チョン・ヨンイルは7回表に追加点を与えなかった。キウムの2番手キム・サンスは7回裏を無失点に抑えた。

 キウムは8回表にSKの3番手パク・ミンホから7番キム・ヘェソンの犠牲フライで1点を追加し、3番手チョ・サンウは8回裏を無失点に抑えた。SKの4番手パク・ヒィスは9回表に追加点を与えなかった。4番手オ・ジュウォンは9回裏に相手の反撃を断ち、キウムが勝利し4連勝で2位に浮上した。6回を2失点に抑えたヨキシュは12勝目。キウム打線ではキム・ハソンが4安打2打点、3番イ・ジョンフが3安打と活躍。首位SKでは先発キム・グァンヒョンが6回3失点で降板した。

 

 

NC 4-0 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)チェ・ソンヨン 4勝1敗  (敗)リンドブロム 20勝2敗

本塁打)NC : チ・ソックン 2号

 NCは3回表にトゥサンの先発リンドブロムから8番チ・ソックンの本塁打で1点を先制し、5回表に3番パク・ミヌのタイムリーで1点を追加した。トゥサンの2番手パク・チグクは7回表から登板した。NCの先発チェ・ソンヨンは7回裏まで無失点に抑えた。NCは8回表にトゥサンの3番手クォン・ヒョクと4番手チェ・ウォンジュンからチャンスを作り、代わった5番手ハム・トクチュから代打モ・チャンミンの犠牲フライ、7番スモリンスキーのタイムリーで2点を追加した。

 NCの2番手パク・チヌは8回裏から登板した。トゥサンの6番手ペ・ヨンスと7番手イ・ヒョンボムは9回表に追加点を与えなかった。3番手カン・ユングは相手の反撃を断ち、5位NCが完封リレーで勝利した。チェ・ソンヨンは4勝目。先発リンドブロムは6回を2失点に抑えるも、打線が沈黙してしまいトゥサンは3連敗で3位に後退した。

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7回無失点で4勝目をあげたNCのチェ・ソンヨンhttps://www.yna.co.kr/view/PYH20190911162400013?input=1196m より)。

 

 

LG 5-9 ハンファ  (清州)

(勝)チャド・ベル 9勝9敗  (敗)イム・チャンギュ 1勝5敗

 ハンファは1回裏にLGの先発イム・チャンギュから5番チョン・グヌのタイムリーで2点を先制し、2回裏に3番ソン・グァンミンと4番イ・ソンヨルのタイムリーで4点を追加した。LGは4回表にハンファの先発チャド・ベルから5番チェ・ウンソンと6番キム・ミンソンのタイムリーで2点を返し、2番手イ・ウチャンは4回裏途中まで追加点を与えなかった。LGは6回表にチェ・ウンソンのタイムリーで1点を返したが、ハンファは6回裏にLGの3番手ヨ・ゴヌクから途中出場の3番キム・フェソンとイ・ソンヨルのタイムリーで2点を追加した。

 LGは7回表に2番オ・ジファンのタイムリーで1点を返し、4番手ムン・グァンウンは7回裏まで追加点を与えなかった。2番手イ・テヤンは8回表を無失点に抑え、ハンファは8回裏にLGの5番手チェ・ドンファンから8番オ・ソンジンのタイムリーで1点を追加した。LGは9回表にハンファの3番手アン・ヨンミョンから代打チョン・ミンスのタイムリーで1点を返したが、4番手チョン・ウラムが相手の反撃を断ち9位ハンファが勝利した。7回を4失点に抑えたチャド・ベルは9勝目。先発イム・チャンギュが2回6失点で降板した4位LGは連勝が4で止まった。

 

 

KT 8-11 サムソン  (大邱

(勝)キム・デウ 5勝1敗  (セーブ)ウ・ギュミン 2勝6敗13S  (敗)キム・ミンス 5勝4敗2S

本塁打)KT : ムン・サンチョル 2号  サムソン : ウィリアムソン 3号、イ・ウォンソク 18号、ク・ジャウク 13号、ラフ 20号

 KTは1回表にサムソンの先発ペク・チョンヒョンから2番ムン・サンチョルの本塁打、6番パク・キョンス、8番チャン・ソンウのタイムリーなどで4点を先制した。サムソンは1回裏にKTの先発キム・ミンスから3番ク・ジャウクの内野ゴロの間に1点を返し、2回裏に相手のエラー、1番パク・ケェボムのタイムリー、2番ウィリアムソンの本塁打で6-4と逆転した。KTは3回表に8番チャン・ソンウのタイムリーで1点を返し、サムソンは3回裏に5番イ・ウォンソクの本塁打で2点を追加した。

 KTは4回表にサムソンの2番手キム・デウから5番ロハスのタイムリーで1点を返し、2番手チョン・ユスは追加点を与えなかった。サムソンの3番手イム・ヒョンジュンは6回表途中まで無失点に抑えた。サムソンは6回裏にKTの3番手キム・ジェユンからク・ジャウクの本塁打、代わった4番手チョン・ソンゴンから4番ラフの2者連続本塁打で計3点を追加した。KTは7回表にサムソンの4番手チェ・ジグァンから7番ファン・ジェギュンのタイムリー、相手の暴投で2点を返した。サムソンの5番手チャン・ピルジュンは8回表まで無失点に抑えた。

 KTの5番手の高卒新人ソン・ドンヒョンは8回裏に追加点を与えなかった。6番手ウ・ギュミンは9回表に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利し3連勝となった。サムソン打線ではク・ジャウクが1本塁打3打点と活躍。6位KTでは先発キム・ミンスが3回8失点で降板した。KT打線ではチャン・ソンウが3安打2打点と活躍。

 

  

キア 4-0 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)ヤン・ヒョンジョン 16勝8敗  (敗)ラリー 5勝13敗

本塁打)キア : ムン・ソンジェ 3号、ファン・ユンホ 1号

 キアは4回表にロッテの先発ラリーから7番ムン・ソンジェの本塁打で1点を先制し、1番パク・チャンホの内野ゴロの間に1点を追加すると、2番ファン・ユンホのプロ8年目にしての初本塁打で4点目を奪った。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは無失点を続け、ロッテの2番手ソン・スンジュンは7回表に追加点を与えなかった。

 ロッテの3番手オ・ヒョンテクは8回表から、4番手パク・クンホンは9回表途中から登板し追加点を与えなかった。ヤン・ヒョンジョンは9回裏に相手の反撃を断ち、8位キアが完封勝利で4連敗から脱出した。ヤン・ヒョンジョンは16勝目。キア打線ではファン・ユンホが3安打1本塁打2打点と活躍。最下位ロッテでは先発ラリーが6回4失点で降板し打線が沈黙した。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(9月11日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    130  82  47  1  .636

2.キウム   135  81  53  1  .604

3.トゥサン  128  77  51  0  .602

4.LG    129  71  57  1  .555

5.NC    130  65  64  1  .504

6.KT       132    64  66     2    .492

7.キア    132  57  73  2  .438

8.サムソン  130  56  73  1  .434   

.ハンファ  132  50  82  0     .379

10.ロッテ   132  46  83  3  .357

 

(文責 : ふるりん