DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.27) 結果

2位トゥサン5連勝  パク・ピョンホ(キウム)、1試合4本塁打

 

SK 2-4 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・ヨンチャン 5勝9敗  (セーブ)イ・ヒョンボム 6勝2敗16S  (敗)ソーサ 8勝2敗

本塁打)SK : ナ・ジュファン 3号  トゥサン : フェルナンデス 15号  

 SKは3回表にトゥサンの先発イ・ヨンチャンから2番ハン・ドンミンのタイムリーで1点を先制した。トゥサンは4回裏にSKの先発ソーサから3番オ・ジェイルの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつき、5回裏に8番ホ・ギョンミンのタイムリーで2-1と逆転した。さらに6回裏に4番フェルナンデスの本塁打で1点を追加しソーサをノックアウトした。トゥサンの2番手ユン・ミョンジュン、3番手クォン・ヒョクはともに無失点に抑えた。SKの2番手シン・ジェウンは7回裏途中まで追加点を与えなかった。

 4番手ハム・トクチュも無失点に抑え、トゥサンは8回裏にSKの3番手チョン・ヨンイルから3番オ・ジェイルのタイムリーで1点を追加した。SKの4番手キム・テッキョンは追加点を与えなかった。SKは9回表にトゥサンの5番手イ・ヒョンボムから代打ナ・ジュファンの本塁打で1点を返したが、2位トゥサンが勝利し5連勝となった。6回途中まで1失点に抑えたイ・ヨンチャンは5勝目。首位SKでは先発ソーサが6回途中3失点で降板し、自身の連勝が8で止まった。


  

キウム 15-0 ハンファ  (清州

(勝)チェ・ウォンテ 9勝5敗  (敗)ソン・チャンヒョン 1敗

本塁打)キウム : パク・ピョンホ 25,26,27,28号、キム・ギュミン 2号

 キウムは1回表にハンファの先発ソン・チャンヒョンから4番パク・ピョンホの本塁打で2点を先制し、3回表にパク・ピョンホの2打席連続本塁打で2点、5回表にパク・ピョンホの3打席連続本塁打で2点を追加した。キウムの先発チェ・ウォンテは6回裏まで無失点に抑えた。キウムは8回表にハンファの2番手キム・ジョンスから6番パク・トンウォンのタイムリー、7番キム・ギュミンの本塁打、代わった3番手イ・チュンホから1番キム・ハソンのタイムリーで計5点を追加した。

 2番手ヤン・ヒョンは8回裏まで無失点に抑え、キウムは9回表にパク・ピョンホのこの試合4本目の本塁打、キム・ギュミンと途中出場の8番ソ・ゴンチャンのタイムリーで4点を追加した。ハンファの4番手シン・ジョンナクは追加点を与えなかった。3番手ヤン・ギヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、3位キウムが完封リレーで勝利した。チェ・ウォンテは9勝目。キウム打線ではパク・ピョンホが2014年9月以来となる1試合4本塁打、さらに7打点、キム・ギュミンが1本塁打4打点、5番サンズが3安打と活躍。先発ソン・チャンヒョンが7回途中6失点で降板し打線が沈黙した最下位ハンファは6連敗。

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4本塁打7打点を記録したキウムのパク・ピョンホ(https://sports.news.naver.com/kbaseball/news/read.nhn?oid=025&aid=0002932838 より)。

 

 

LG 2-1 ロッテ  (蔚山

(勝)ペ・ジェジュン 2勝3敗  (セーブ)コ・ウソク 8勝2敗25S  (敗)ダイクソーン 4勝9敗

本塁打)LG : キム・ミンソン 7号

 LGは5回表にロッテの先発ダイクソーンからチャンスを作ると、代わった2番手コ・ヒョジュンから4番キム・ヒョンスの犠牲フライで1点を先制し、6回表にロッテの3番手ソン・スンジュンから7番キム・ミンソンの本塁打で1点を追加した。ロッテは6回裏にLGの先発ペ・ジェジュンからチャンスを作ると、代わった2番手キム・デヒョンから4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)のタイムリーで1点を返した。

 ロッテの4番手キム・ゴングクは8回表途中まで追加点を与えなかった。LGの3番手の高卒新人チョン・ウヨンは8回裏を無失点に抑えた。ロッテの5番手パク・シヨンは9回表まで追加点を与えなかった。4番手コ・ウソクは9回裏に相手の反撃を断ち、4位LGが勝利した。6回途中まで1失点に抑えたペ・ジェジュンは2勝目。LG打線では1番イ・チョヌンが4安打と活躍。9位ロッテでは先発ダイクソーンが5回途中1失点で降板し、打線がつながらなかった。

 

 

KT 3-4 NC  (昌原)

(勝)パク・チヌ 7勝7敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝2敗27S  (敗)キム・ミン 6勝10敗

 NCは1回裏にKTの先発キム・ミンから相手の暴投や5番パク・ソンミンの内野ゴロの間に2点を先制し、2回裏に1番パク・ミヌのタイムリーで1点を追加した。KTは3回表にNCの先発チェ・ソンヨンから3番カン・ベッコのタイムリー、4番ユ・ハンジュンの犠牲フライで3-3の同点に追いついた。NCは3回裏にキム・ミンからチャンスを作ると、代わったKTの2番手チョン・ユスから6番モ・チャンミンの犠牲フライで1点を勝ち越した。NCの2番手パク・チヌは6回表まで無失点に抑えた。

 NCの4番手カン・ユングと5番手キム・ゴンテは7回表を無失点に抑えた。KTの3番手キム・ジェユンは7回裏まで無失点に抑えた。NCの5番手ぺ・ジェファンは8回表を無失点に抑えた。KTの4番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は8回裏に追加点を与えなかった。6番手ウォン・ジョンヒョンは9回表に相手の反撃を断ち、5位NCが勝利した。6位KTでは先発キム・ミンが3回途中4失点で降板した。

 

 

サムソン 10-1 キア  (光州)

(勝)ユン・ソンファン 8勝8敗  (敗)イ・ミヌ 1勝3敗1S

 (本塁打)キア : キム・ジュチャン 2号

 キアは1回裏にサムソンの先発ユン・ソンファンから1番キム・ジュチャンの先頭打者本塁打で1点を先制した。サムソンは3回表にキアの先発イ・ミヌから2番パク・ケェボムと4番ラフの犠牲フライで2-1と逆転した。キアの2番手コ・ヨンチャンは7回表に追加点を与えなかった。キアの3番手イム・ギジュンと4番手チョン・サンヒョンも8回表に追加点を与えなかった。サムソンの2番手チャン・ピルジュンは8回裏まで無失点に抑えた。

 サムソンは9回表にキアの5番手ハ・ジュニョンからパク・ケェボムと3番ク・ジャウクのタイムリー、代わった6番手ヤン・スンチョルからラフ、5番イ・ウォンソク、6番キム・ホンゴン、7番ウィリアムソンのタイムリーで計8点を追加した。3番手イム・ヒョンジュンは9回裏に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利した。6回を1失点に抑えたユン・ソンファンは8勝目。サムソン打線ではウィリアムソンが3安打1打点、1番キム・サンスが3安打、パク・ケェボムが3打点と活躍。7位キアでは先発イ・ミヌが6回を2失点に抑えるもリリーフが失点を重ねてしまった。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(8月27日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    122  79  42  1  .653

2.トゥサン  120  73  47  0  .608

3.キウム   124  73  50  1  .593

4.LG    120  66  53  1  .555

5.NC    119  60  58  1  .508

6.KT       122    59  61     2    .492

7.キア    120  50  68  2  .424

8.サムソン  117  49  67  1  .422   

9.ロッテ   120  43  74  3  .368

 10.ハンファ   120  44  76  0     .367

 

(文責 : ふるりん