DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

MLB出身のリュ・ジェグク、現役引退

 LGは8月23日、リュ・ジェグク投手(36)の現役引退を発表した。

 右腕リュ・ジェグクは高校卒業後にMLB(メジャーリーグベースボール)・シカゴカブスと契約し、2006年にカブスで初めてメジャーリーグに昇格し、2007年から2008年までタンパベイレイズに在籍した。2009年にサンディエゴパドレスに移籍したがメジャーリーグで登板できず自由契約となり、2010年に韓国へ帰国し公益服務要員として兵役を終えた。メジャーリーグでの3年間の通算成績は28試合に登板、1勝3敗1ホールド、防御率7.49だった。

 2007年の海外進出選手特別指名で保有権を有していたLGと2013年に契約し、同年先発として起用され12勝を記録した。2016年には自己最多の13勝を記録し、2017年も8勝を記録したが、2018年は腰の手術により一軍登板はなかった。2019年シーズンは11試合に登板し0勝2敗、防御率4.22の成績で、8月21日のキア戦で先発登板していた。リュ・ジェグクは22日、球団側に体の調子が悪いため引退を申し出て、23日に了承された。韓国でのプロ7年間の通算成績は136試合に登板、46勝37敗、防御率4.66。

 

(文責:ふるりん