DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.22) 結果

5位NC4連勝  最下位ロッテ6連敗

 

 

ハンファ 6-8 SK  (仁川)

(勝)パク・ミンホ 2勝1敗  (セーブ)チョン・ヨンイル 1勝1敗1S  (敗)イ・テヤン 1勝6敗

本塁打)ハンファ : ホイング 18号

 ハンファは1回表にSKの先発キム・ジュハンから5番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリーで2点を先制した。SKは1回裏にハンファの先発チャン・ミンジェから4番ロマック(元横浜DeNA)の2点タイムリーで同点に追いついた。ハンファは2回表にSKの2番手シン・ジェウンから1番チャン・ジンヒョクの犠牲フライで1点を勝ち越したが、SKは2回裏に9番キム・ソンヒョンの内野ゴロの間に3-3の同点に追いついた。ハンファは4回表にSKの3番手パク・ヒィスからチャン・ジンヒョクのタイムリーで1点を勝ち越し、5回表に4番ホイングの本塁打で2点を追加した。SKは5回裏にハンファの2番手キム・ジニョンからロマックの犠牲フライで1点を返した。

 ハンファの3番手パク・サンウォンは無失点に抑えた。4番手パク・ミンホは7回表まで追加点を与えず、SKは7回裏にハンファの4番手キム・ボムスからチャンスを作り、代わった5番手イ・テヤンからロマックと5番コ・ジョンウクのタイムリー、相手のエラーで8-6と逆転した。SKの5番手キム・テフンは8回表を無失点に抑えた。ハンファの6番手アン・ヨンミョンは8回裏に追加点を与えなかった。6番手チョン・ヨンイルは9回表に相手の反撃を断ち、首位SKが勝利し3連勝となった。チョン・ヨンイルは韓国4年目にして初セーブ。SK打線ではロマックが5打点と活躍。9位ハンファではリリーフが機能しなかった。

 

 

トゥサン 13-1 サムソン  (大邱

(勝)フランコフ 6勝7敗   (敗)ウォン・テイン 4勝7敗

本塁打)トゥサン : オ・ジェイル 15号、キム・ジェホ 3号、パク・コヌ 9号

 トゥサンは1回表にサムソンの先発の高卒新人ウォン・テインから6番オ・ジェイルの満塁本塁打で4点を先制し、3回表に5番フェルナンデスと7番パク・セヒョクのタイムリー、9番キム・ジェホと1番パク・コヌの2者連続本塁打で6点を追加しウォン・テインをノックアウトした。さらにこの回代わったサムソンの2番手チョン・イヌクから4番キム・ジェファンとフェルナンデスのタイムリーで2点を追加した。サムソンは6回裏にトゥサンの先発フランコフから4番ラフのタイムリーで1点を帰した。

 トゥサンは7回表にサムソンの3番手チェ・チュンヨンから代打キム・ギョンホのタイムリーで1点を追加し、2番手チェ・ウォンジュンは7回裏、3番手カン・ドンヨンは8回裏を無失点に抑えた。サムソンの4番手キム・デウは9回表に追加点を与えなかった。4番手ペ・ヨンスは9回裏に相手の反撃を断ち、2位トゥサンが勝利した。6回を1失点に抑えたフランコフは6勝目。トゥサン打線ではフェルナンデスが3安打2打点と活躍。8位サムソンでは先発ウォン・テインが3回途中10失点で降板した。

 

 

キア 5-5 キウム  (ソウル・高尺

本塁打)キウム : ソン・ソンムン 3号

 キアは2回表にキウムの先発シン・ジェヨンから7番アン・チホンの内野ゴロの間に1点を先制し、3回表に3番タッカーのタイムリーで1点、4回表にキウムの2番手キム・ドンジュンから9番キム・ソンビンのタイムリーで1点、5回表に5番ユ・ミンサンのタイムリーで2点を追加した。キウムの3番手ヤン・ヒョンは8回表まで追加点を与えなかった。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは8回裏まで無失点に抑えた。

 4番手キム・ソンミンは9回表に追加点を与えず、キウムは9回裏にキアの2番手ハ・ジュニョンからチャンスを作ると、代わった3番手パク・チュンピョから5番サンズと6番パク・トンウォンのタイムリーで2点を返した。さらに代わった4番手ムン・ギョンチャンから代打ソン・ソンムンの本塁打で5-5の同点に追いつき、試合は延長戦に突入した。キウムの5番手オ・ジュウォンと6番手チョ・サンウは10回表を無失点に抑えた。

 キウムの7番手キム・サンスと8番手ハン・ヒョンヒィはともに勝ち越し点を与えなかった。キアの5番手チョン・サンヒョンは12回裏まで無失点に抑え、試合は12回を終えても決着がつかなかったが規定により引き分けとなり、4連敗中の7位キアにとって勝ちきることができなかった。

 

 

NC 5-2 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)ク・チャンモ 9勝6敗  (セーブ)ウォン・ジョンヒョン 3勝2敗26S  (敗)イム・チャンギュ 1勝4敗

本塁打)NC : ヤン・ウィジ 16号

 LGは3回裏にNCの先発ク・チャンモから4番キム・ヒョンスのタイムリーで2点を先制した。NCは5回表にLGの先発イム・チャンギュから3番パク・ミヌのタイムリー、4番ヤン・ウィジの本塁打で4-2と逆転し、6回表にLGの2番手ペ・ジェジュンから1番キム・テジンの犠牲フライで1点を追加した。NCの2番手パク・チヌは7回裏を無失点に抑えた。

 LGの3番手イ・ドンヒョンは8回表に追加点を与えなかった。NCの3番手カン・ユングは8回裏を無失点に抑えた。LGの4番手チェ・ドンファンは9回表に追加点を与えなかった。4番手ウォン・ジョンヒョンは9回裏に相手の反撃を断ち、5位NCが勝利し4連勝となった。6回を2失点に抑えたク・チャンモは9勝目。4位LGでは先発イム・チャンギュが5回4失点で降板した。

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5回表に逆転本塁打を打ったNCのヤン・ウィジ(https://www.yna.co.kr/view/AKR20190822178600007?input=1195m より)。

 

 

ロッテ 2-4 KT  (水原)

(勝)クエバス 11勝7敗  (セーブ)イ・デウン 4勝2敗13S  (敗)ラリー 5勝11敗

本塁打)ロッテ : チョン・ジュヌ 20号、ミン・ビョンホン 7号

 ロッテは1回表にKTの先発クエバスから3番チョン・ジュヌの本塁打で1点を先制した。KTは4回裏にロッテの先発ラリーから代打パク・キョンスの2点タイムリーで逆転した。2番手キム・ジェユンは8回表を無失点に抑え、KTは8回裏にロッテの2番手チン・ミョンホから途中出場の8番チャン・ソンウのタイムリーで2点を追加した。

 ロッテは9回表にKTの3番手イ・デウン(元千葉ロッテ)から6番ミン・ビョンホンの本塁打で1点を返したが、6位KTが勝利した。7回を1失点に抑えたクエバスは11勝目。KT打線では5番ロハスが3安打と活躍。先発ラリーが7回途中まで2失点に抑えるも最下位ロッテは6連敗。ロッテ打線ではミン・ビョンホンが3安打1本塁打1打点と活躍。


【レギュラーシーズン 順位表】
(8月22日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    118  77  40  1  .658

2.トゥサン  116  69  47  0  .595

3.キウム   120  70  49  1  .588

4.LG    116  63  52  1  .548

5.NC    115  58  56  1  .509

6.KT       118    58  59     1    .496

7.キア    116  49  65  2  .430

8.サムソン  113  47  65  1  .420   

9.ハンファ  116  44  72  0     .379

10.ロッテ   116  42  72  2  .368

 

(文責 : ふるりん