DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.13) 結果

トゥサン2位浮上

 

サムソン 1-4 SK  (仁川)

(勝)ムン・スンウォン 8勝5敗  (セーブ)ハ・ジェフン 5勝3敗29S  (敗)ライブリー 1敗

本塁打)サムソン : カン・ミンホ 13号  SK : ハン・ドンミン 12号 

 SKは1回裏にサムソンの先発の新外国人ライブリーから2番ハン・ドンミンの本塁打で1点を先制し、2回裏に9番キム・ソンヒョンの内野ゴロの間に1点、4回裏に1番ノ・スグァンのタイムリー、ハン・ドンミンへの押し出しの四球で2点を追加した。サムソンは5回表にSKの先発ムン・スンウォンから8番カン・ミンホの本塁打で1点を返し、2番手イム・ヒョンジュンは6回裏、3番手キム・デウは7回裏に追加点をそれぞれ与えなかった。

 SKの2番手キム・テフンは8回表を無失点に抑えた。サムソンの4番手クォン・オジュンは8回裏に追加点を与えなかった。3番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回表に相手の反撃を断ち、首位SKが勝利した。7回を1失点に抑えたムン・スンウォンは8勝目。8位サムソンでは韓国初登板となった先発ライブリーが5回4失点で降板した。

 

 

キウム 7-8 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)コ・ウソク 8勝2敗22S  (敗)ハン・ヒョンヒィ 7勝5敗

本塁打)キウム : サンズ 22号  LG : ペゲーロ 2号  

 LGは3回裏にキウムの先発キム・ソンギから2番オ・ジファンのタイムリーで1点を先制した。キウムは5回表に1番イ・ジョンフの内野ゴロの間に1-1の同点に追いつくと、3番サンズの本塁打で3-1と逆転した。LGは5回裏に6番の新外国人ペゲーロ(元東北楽天)の2試合連続本塁打となる満塁本塁打で5-3と逆転した。キウムの2番手ユン・ヨンサムは6回裏を無失点に抑えた。

 キウムは7回表にLGの2番手チン・ヘスからチャンスを作り、代わった3番手キム・デヒョンから2番キム・ハソンのタイムリーで1点を返した。LGは7回裏、キウムの3番手チョ・サンウから5番チェ・ウンソンと7番キム・ミンソンのタイムリーで2点を追加した。ネクセンの4番手キム・ドンジュンは追加点を与えなかった。キウムは8回表にLGの4番手ムン・グァンウンから7番パク・トンウォンのタイムリーで1点を返すと、代わった5番手ヨ・ゴヌクから代打イ・ジヨンのタイムリーで1点差とし、6番手コ・ウソクからイ・ジョンフの犠牲フライで7-7の同点に追いついた。

 キウムの5番手キム・サンスは8回裏を無失点に抑えた。4位LGは9回裏にキウムの6番手ハン・ヒョンヒィからキム・ミンソンのタイムリーでサヨナラ勝ちした。キウムでは投手陣が機能せず3位に後退した。キウム打線では6番イム・ビョンウクが3安打と活躍。

 

   

トゥサン 5-2 キア  (光州

(勝)イ・ヨンチャン 4勝8敗  (セーブ)イ・ヒョンボム 6勝2敗13S  (敗)キム・ギフン 2勝3敗

本塁打)トゥサン : パク・セヒョク 3号、チェ・ジュファン 3号

 キアは2回裏にトゥサンの先発イ・ヨンチャンから2番パク・チャンホの犠牲フライで1点を先制した。トゥサンは3回表にキアの先発の高卒新人キム・ギフンから8番パク・セヒョクの本塁打で1-1の同点に追いついた。トゥサンは6回表に3番オ・ジェイルのタイムリーで1点を勝ち越し、7回表にキアの2番手ハ・ジュニョンから6番チェ・ジュファンの本塁打、9番キム・ジェホの犠牲フライで2点を追加した。キアは7回裏にトゥサンの2番手パク・チグクから1番キム・ジュチャンのタイムリーで1点を返したが、3番手ハム・トクチュは無失点に抑えた。

 キアの3番手イム・ギジュンは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手ユン・ミョンジュンは8回裏を無失点に抑えた。キアの4番手イ・ジュニョンも9回表に追加点を与えなかった。5番手イ・ヒョンボムは9回裏に相手の反撃を断ち、トゥサンが勝利し2位に浮上した。5回を1失点に抑えたイ・ヨンチャンは4勝目。7位キアでは6回を2失点に抑えた先発キム・ギフンを打線が援護できなかった。キア打線ではキム・ジュチャンが3安打1打点と活躍。 

 

 

NC 10-2 ハンファ  (大田

(勝)イ・ジェハク 6勝3敗  (敗)パク・チュホン 4敗

本塁打)NC : スモリンスキー 3号、ヤン・ウィジ 14号、クォン・ヒィドン 4号

 NCは1回表にハンファの先発パク・チュホンから3番スモリンスキーの本塁打で3点を先制した。ハンファは2回裏にNCの先発イ・ジェハクから7番キム・ミンハのタイムリーで1点を返した。NCは3回表に4番ヤン・ウィジの本塁打で1点、6回表にハンファの2番手シン・ジョンナクからスモリンスキーの内野ゴロの間に1点を追加した。ハンファは6回裏に6番イ・ソンヨルのタイムリーで1点を追加した。NCの2番手ペ・ジェファンは6回裏、3番手カン・ユングは7回裏に追加点を与えなかった。

 NCは8回表にハンファの3番手パク・サンウォンからチャンスを作ると、代わった4番手アン・ヨンミョンから2番イ・ミョンギ、スモリンスキーのタイムリーで3点を追加した。4番手キム・ゴンテは8回裏を無失点に抑え、NCは9回表にハンファの5番手ユン・ホスルから代打クォン・ヒィドンの本塁打で2点を追加した。5番手ホン・ソンムは9回裏に相手の反撃を断ち、5位NCが勝利し3連勝となった。6回途中まで2失点に抑えたイ・ジェハクは6勝目。NC打線ではスモリンスキーが1本塁打6打点、ヤン・ウィジが3安打1本塁打1打点、イ・ミョンギが3安打1打点と活躍。最下位ハンファでは先発パク・チュホンが3回途中4失点で降板した。

 

 

KT 5-6 ロッテ  (釜山・社稷

(勝)キム・ウォンジュン 5勝7敗  (セーブ)ソン・スンナク 3勝2敗7S   (敗)キム・ジェユン 1勝2敗6S

本塁打)KT : ユ・ハンジュン 11号  ロッテ : イ・デホ 13号

 KTは1回表にロッテの先発ダイクソーンから3番カン・ベッコと5番ロハスのタイムリーで2点を先制し、3回表にロッテの2番手キム・ゴングクから4番ユ・ハンジュンの本塁打で2点を追加した。ロッテは3回裏にKTの先発キム・ミンから7番チェ・テインのタイムリーで2点、4回裏に2番ソン・アソプの内野ゴロの間に1点を返し、5回裏に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で4-4の同点に追いついた。

 KTの2番手チョン・ユスは6回裏まで無失点に抑えた。3番手キム・ウォンジュンは7回表まで無失点に抑え、ロッテは7回裏にKTの3番手キム・ジェユンから5番ウィルソンと7番チェ・テインのタイムリーで2点を勝ち越した。ロッテの4番手パク・チンヒョンは8回表を無失点に抑えた。KTの4番手キム・デユは8回裏に追加点を与えなかった。

 KTは9回表にロッテの5番手ソン・スンナクからカン・ベッコのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで9位ロッテが勝利した。ロッテ打線ではイ・デホが3安打1本塁打1打点、7番チェ・テインが3打点と活躍。6位KTでは先発キム・ミンなど投手陣が足を引っ張った。3番カン・ベッコが3安打2打点と活躍。

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7回裏に決勝タイムリーを打ったロッテのウィルソン(http://star.mt.co.kr/stview.php?no=2019081315071141441 より)。

   
【レギュラーシーズン 順位表】
(8月13日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    111  73  37  1  .664

2.トゥサン  110  65  45  0  .591

3.キウム   112  66  46  0  .589

4.LG    109  60  48  1  .556

5.NC    108  54  53  1  .505

6.KT       111    52  58     1    .473

7.キア    108  47  60  1  .439

8.サムソン  108  45  62  1  .421   

9.ロッテ   108  41  65  2  .387

10.ハンファ  109  40  69  0     .367

 

(文責 : ふるりん