DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(8.11) 結果

8位サムソン4連敗から脱出

 

SK 3-4 LG  (ソウル・蚕室)

(勝)チャ・ウチャン 9勝7敗  (セーブ)コ・ウソク 7勝2敗22S  (敗)パク・チョンフン 7勝7敗

本塁打)LG : キム・ミンソン 6号、ペゲーロ 1号

 SKは2回表にLGの先発チャ・ウチャンから7番ナ・ジュファンと9番キム・ソンヒョンのタイムリーで2点を先制した。LGは2回裏にSKの先発パク・チョンフンから7番キム・ミンソンの本塁打で2-2の同点に追いついた。LGは4回裏に6番の新外国人ペゲーロ(元東北楽天)の本塁打で3-2と逆転し、6回裏にペゲーロのタイムリーで1点を追加しパク・チョンフンをノックアウトした。SKの2番手チョン・ヨンイルは7回裏まで追加点を与えなかった。

 SKは8回表にLGの2番手チン・ヘスからチャンスを作ると、代わった3番手ソン・ウンボムから4番イ・ジェウォンの犠牲フライで1点を返し、3番手パク・ヒィスは追加点を与えなかった。4番手コ・ウソクは9回表に相手の反撃を断ち、4位LGが勝利した。7回を2失点に抑えたチャ・ウチャンは9勝目。LG打線ではペゲーロが1本塁打3打点、3番イ・ヒョンジョンが3安打と活躍。首位SKでは先発パク・チョンフンが6回途中4失点で降板した。 

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4回裏に韓国初本塁打を記録したLGのペゲーロ(http://sports.chosun.com/news/ntype.htm?id=201908110100087420005735&servicedate=20190811 より)。

 

 

トゥサン 12-7 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)リンドブロム 18勝1敗  (敗)ヨキシュ 9勝6敗

本塁打)キウム : ソ・ゴンチャン 1号、パク・ピョンホ 21,22号  

 トゥサンは1回表にキウムの先発ヨキシュから5番チェ・ジュファンのタイムリーや相手のエラー、9番シン・ソンヒョン(元広島)のタイムリーなどで6点を先制し、2回表に8番パク・セヒョクのタイムリーで2点を追加した。キウムは2回裏にトゥサンの先発リンドブロムから5番ソ・ゴンチャンの本塁打で1点を返した。トゥサンは4回表にキウムの2番手キム・ソンミンからパク・セヒョクのタイムリーで1点を追加した。3番手キム・ドンジュンは6回表まで無失点に抑え、キウムは6回裏に4番パク・ピョンホの本塁打で1点を返した。

 トゥサンは7回表にキウムの4番手ヤン・ヒョンから3番フェルナンデスのタイムリーで1点を追加した。キウムは7回裏にトゥサンの2番手キム・スンフェから2番キム・ハソンと3番サンズのタイムリー、代わった3番手ハム・トクチュからパク・ピョンホの2試合連続本塁打で計4点を返した。キウムの5番手キム・サンスは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンは9回表にキウムの6番手オ・ジュウォンから4番キム・ジェファンの犠牲フライ、6番キム・ジェホのタイムリーで2点を追加した。

 キウムは9回裏にトゥサンの4番手イ・ヒョンボムからパク・ピョンホの犠牲フライで1点を返したが、3位トゥサンが勝利した。6回を2失点に抑えたリンドブロムは最多勝争いトップの18勝目。20安打と先発全員安打を記録したトゥサン打線ではパク・セヒョクが4安打3打点、フェルナンデスが3安打1打点、1番パク・コヌが3安打と活躍。2位キウムでは先発ヨキシュが2回8失点で降板した。キウム打線ではパク・ピョンホが2本塁打4打点、1番イ・ジョンフが3安打と活躍。

 

  

ロッテ 1-9 NC  (昌原

(勝)フリードリック 4勝1敗  (敗)チャン・シファン 6勝9敗

本塁打)NC : キム・ソンウク 4号、パク・ミヌ 1号、キム・ヒョンジュン 2号

 NCは2回裏にロッテの先発チャン・シファンから6番キム・ソンウクと1番パク・ミヌの本塁打で3点を先制し、4回裏にパク・ミヌの犠牲フライで1点を追加した。NCは5回裏に5番モ・チャンミンの犠牲フライ、8番キム・チャンヒョンのタイムリーで3点を追加しチャン・シファンをノックアウトすると、代わったロッテの2番手チョン・ソンジョンから9番キム・ヒョンジュン本塁打で9-0とリードを広げた。ロッテは6回表にNCの先発の新外国人フリードリックから6番チェ・テインの犠牲フライで1点を返した。

 NCの2番手キム・ヨンギュは7回表、3番手ホン・ソンムは8回表をそれぞれ無失点に抑えた。ロッテの3番手コ・ヒョジュンは8回裏に追加点を与えなかった。4番手イム・チャンミンは9回表に相手の反撃を断ち、5位NCが勝利し勝率を5割に戻した。6回を1失点に抑えたフリードリックは4勝目。NC打線ではパク・ミヌが1本塁打3打点、2番イ・ミョンギが3安打と活躍。9位ロッテでは先発チャン・シファンが5回途中8失点で降板した。

  

 

ハンファ 6-4 KT  (水原

(勝)キム・ボムス 4勝9敗  (セーブ)チョン・ウラム 4勝2敗15S  (敗)イ・ジョンヒョン 1敗

本塁打)ハンファ : ホイング 16号

 ハンファは1回表にKTの先発イ・ジョンヒョンから3番ホイングの本塁打で2点を先制し、2回表に2番オ・ソンジンのタイムリーで1点を追加した。KTは3回裏にハンファの先発イム・ジュンソプから4番ユ・ハンジュンのタイムリーで1点を返した。ハンファは5回表にKTの2番手チョン・ソンゴンからチャンスを作り、代わった3番手チョン・ユスから1番チョン・ウヌォンの内野ゴロの間に1点を追加し、4番イ・ソンヨルの2点タイムリーなどでリードを広げた。KTは5回裏に5番ロハスのタイムリー、6番パク・キョンスの犠牲フライ、8番チャン・ソンウのタイムリーで3点を返した。ハンファの2番手パク・サンウォンは無失点に抑えた。

 KTの4番手キム・ジェユンは7回表まで、5番手チュ・グォンは8回表途中まで追加点を与えなかった。ハンファの3番手キム・ボムスは8回裏途中まで無失点に抑えた。KTの6番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は追加点を与えなかった。4番手チョン・ウラムは相手の反撃を断ち、最下位ハンファが勝利し3連敗から脱出した。ハンファ打線ではオ・ソンジンが3安打1打点と活躍。6位KTでは先発イ・ジョンヒョンが3回3失点で降板した。

 

 

キア 4-5 サムソン  (大邱

(勝)チャン・ピルジュン 3勝2敗11S  (セーブ)ウ・ギュミン 2勝5敗8S   (敗)ムン・ギョンチャン 1勝2敗15S

本塁打)サムソン : ラフ 18号

 キアは4回表にサムソンの先発キム・ユンスから6番アン・チホンと7番イ・チャンジンのタイムリーで2点を先制した。サムソンは4回裏にキアの先発ウィーランド(元横浜DeNA)から7番キム・ドンヨプのタイムリー、1番キム・サンスの犠牲フライで2-2の同点に追いついた。キアは5回表にサムソンの2番手チェ・ジグァンからイ・チャンジンの内野ゴロの間に3-2と勝ち越した。サムソンの3番手チョン・イヌクは追加点を与えなかった。キアの2番手コ・ヨンチャンと3番パク・チュンピョは6回裏に追加点を与えなかった。

 キアは7回表にサムソンの4番手イム・ヒョンジュンからチャンスを作ると、代わった5番手チャン・ピルジュンからイ・チャンジンのタイムリーで1点を追加した。サムソンは8回裏にキアの4番手チョン・サンヒョンからチャンスを作ると、代わった5番手ムン・ギョンチャンから4番ラフの本塁打で5-4と逆転した。6番手ウ・ギュミンは9回表に相手の反撃を断ち、8位サムソンが勝利し4連敗から脱出した。サムソン打線では6番の新外国人ウィリアムソンが3安打と活躍。7位キアは連勝が4で止まった。キア打線ではイ・チャンジンが3打点、4番チェ・ヒョンウが3安打と活躍。

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サムソンは8回裏、ラフの本塁打で逆転し4連敗から脱出(http://sports.khan.co.kr/sports/sk_index.html?art_id=201908112116003&sec_id=510101&pt=nv より)。

  
【レギュラーシーズン 順位表】
(8月11日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    110  72  37  1  .661

2.キウム   111  66  45  0  .595

3.トゥサン  109  64  45  0  .587

4.LG    108  59  48  1  .551

5.NC    107  53  53  1  .500

6.KT       110    52  57     1    .477

7.キア    107  47  59  1  .443

8.サムソン  107  45  61  1  .425   

9.ロッテ   107  40  65  2  .381

10.ハンファ  108  40  68  0     .370

 

(文責 : ふるりん