DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.30) 結果

7位サムソン4連勝  9位ハンファ8連敗

 

キア 2-0 SK  (仁川)

(勝)ヤン・ヒョンジョン 11勝8敗  (セーブ)ムン・ギョンチャン 1勝1敗14S  (敗)パク・チョンフン 7勝5敗

 キアは1回表にSKの先発パク・チョンフンから6番ユ・ミンサンのタイムリーで2点を先制した。パク・チョンフンは2回表以降追加点を与えず、SKの2番手パク・ヒィスは6回表から登板した。SKの3番手パク・ミンホは7回表まで追加点を与えなかった。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは7回裏まで無失点に抑えた。

 キアの2番手チョン・サンヒョンは8回裏を無失点に抑えた。SKの4番手キム・ジュハンも9回表まで追加点を与えなかった。3番手ムン・ギョンチャンは9回裏に相手の反撃を断ち、8位キアが完封リレーで勝利した。ヤン・ヒョンジョンは11勝目。キア打線では3番タッカーが3安打と活躍。首位SKは先発パク・チョンフンが5回2失点で降板し、打線が沈黙してしまい連勝は3で止まった。

f:id:takefumif:20190731000931j:plain

キアは1回表、ユ・ミンサンの2点タイムリーで先制(http://www.sportsworldi.com/newsView/20190730512874 より)。

 

 

キウム 4-2 LG  (ソウル・蚕室
(勝)ヨキシュ 9勝5敗  (セーブ)オ・ジュウォン 1勝2敗14S  (敗)チャ・ウチャン 7勝7敗

本塁打)キウム : パク・ピョンホ 18号、サンズ 21号  LG : イ・ヒョンジョン 10号

 キウムは1回表にLGの先発チャ・ウチャンから4番パク・ピョンホの本塁打で3点を先制した。LGは1回裏にキウムの先発ヨキシュから2番イ・ヒョンジョンの本塁打で1点を返した。キウムは6回表に3番サンズの本塁打で1点を追加し、LGは6回裏に6番ユ・ガンナムのタイムリーで1点を返した。キウムの2番手チョ・サンウは6回裏、3番手キム・サンスは7回裏を無失点に抑えた。

 LGの2番手キム・デヒョンは8回表に追加点を与えなかった。キウムの4番手ハン・ヒョンヒィは8回裏を無失点に抑えた。LGの3番手ヨ・ゴヌクは9回表に追加点を与えなかった。5番手オ・ジュウォンは9回裏に相手の反撃を断ち、2位キウムが勝利した。6回途中まで2失点に抑えたヨキシュは9勝目。4位LGでは先発チャ・ウチャンが7回4失点で降板した。

 

 

トゥサン 9-1 NC  (昌原
(勝)リンドブロム 16勝1敗  (セーブ)チェ・ウォンジュン 1勝2敗1S  (敗)イ・ジェハク 5勝3敗

 トゥサンは1回表にNCの先発イ・ジェハクから4番キム・ジェファンの内野ゴロの間に1点を先制すると、5番チェ・ジュファンの犠牲フライ、6番ホ・ギョンミンのタイムリーで2点を追加した。NCは5回裏にトゥサンの先発リンドブロムから相手のエラーで1点を返した。トゥサンは6回表に5番チェ・ジュファンの犠牲フライで1点を追加し、2番手パク・チグクは6回裏を無失点に抑えた。NCの2番手キム・ヨンギュは7回表に追加点を与えなかった。トゥサンの3番手キム・スンフェは7回裏を無失点に抑えた。

 NCの3番手カン・ユングは8回表に追加点を与えなかった。トゥサンの4番手クォン・ヒョクは8回裏から登板した。トゥサンは9回表にNCの4番手キム・ジンソンから9番チョン・スビンのタイムリー、代わった5番手ユ・ウォンサンからキム・ジェファンのタイムリーなどで計5点を追加した。5番手チェ・ウォンジュンは相手の反撃を断ち、3位トゥサンが勝利した。5回を1失点に抑えたリンドブロムは最多勝争いトップ(自身9連勝)の16勝目。チェ・ウォンジュンはプロ3年目にして初セーブ。トゥサン打線ではキム・ジェファンが4打点と活躍。5位NCでは先発イ・ジェハクが6回4失点で降板した。

 

 

ハンファ 2-3 KT  (水原
(勝)アルカンタラ 9勝8敗   (セーブ)イ・デウン 3勝2敗9S  (敗)サーポルド 6勝10敗

 ハンファは3回表にKTの先発アルカンタラから2番オ・ソンジンのタイムリーで1点を先制した。KTは3回裏にハンファの先発サーポルドから2番オ・テゴンと3番チョ・ヨンホのタイムリーで2-1と逆転した。ハンファは5回表にオ・ソンジンのタイムリーで2-2の同点に追いつくも、KTは5回裏に1番キム・ジンゴンのタイムリーで1点を勝ち越した。KTの2番手チョン・ユス、3番手キム・ジェユンは6回表を無失点に抑えた。

 KTの4番手チュ・グォンは8回表まで無失点に抑えた。ハンファの2番手イ・テヤンは8回裏に追加点を与えなかった。5番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は9回表に相手の反撃を断ち、6位KTが勝利した。5回を2失点に抑えたアルカンタラは9勝目。先発サーポルドが7回を3失点に抑えるも9位ハンファは8連敗。

  

ロッテ 2-5 サムソン  (大邱

(勝)ユン・ソンファン 6勝6敗  (セーブ)ウ・ギュミン 2勝5敗6S  (敗)ソ・ジュヌォン 2勝6敗

本塁打)ロッテ : イ・デホ 12号  サムソン : パク・ヘミン 5号

 ロッテは4回表にサムソンの先発ユン・ソンファンから1番シン・ボンギのタイムリーで1点を先制した。サムソンは4回裏にロッテの先発の高卒新人ソ・ジュヌォンから6番の新外国人ウィリアムソン、7番キム・ドンヨプのタイムリーで3-1と逆転し、5回裏に2番パク・ヘミンの本塁打、ウィリアムソンのタイムリーで2点を追加した。ロッテは6回表に4番イ・デホ(元福岡ソフトバンク)の本塁打で1点を返し、2番手パク・シヨンは6回裏に追加点を与えなかった。

 サムソンの2番手チェ・ジグァンは7回表途中まで無失点に抑えた。ロッテの3番手チン・ミョンホは7回裏に追加点を与えなかった。サムソンの3番手チャン・ピルジュン、4番手イム・ヒョンジュン、5番手クォン・オジュンも無失点に抑えた。ロッテの4番手チョン・ソンジョンは8回裏に追加点を与えなかった。6番手ウ・ギュミンは9回表に相手の反撃を断ち、7位サムソンが勝利し4連勝となった。6回途中まで2失点に抑えたユン・ソンファンは6勝目。サムソン打線ではウィリアムソンが3打点と活躍。先発ソ・ジュヌォンが5回5失点で降板した最下位ロッテは4連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(7月30日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK    100  67  32  1  .677

2.キウム   102  62  40  0  .608

3.トゥサン   99  59  40  0  .596

4.LG     98  54  43  1  .557

5.NC     98  48  49  1  .495

6.KT       100    48  51     1    .485

7.サムソン   98  43  54  1  .443

8.キア     97  40  56  1  .417

9.ハンファ   98  35  63  0     .357

10.ロッテ    98  34  62  2  .354

 

(文責 : ふるりん