DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(7.28) 結果

9位ハンファ7連敗

 

 キア-トゥサン(ソウル・蚕室)は雨天中止。

 

SK 3-0 ロッテ  (釜山社稷

(勝)サンチェス 14勝2敗  (セーブ)ハ・ジェフン 5勝2敗25S  (敗)チャン・シファン 5勝8敗

 SKは3回表にロッテの先発チャン・シファンから2番ハン・ドンミンと4番イ・ジェウォンのタイムリーで3点を先制した。SKの先発サンチェスは無失点を続けた。ロッテの2番手チン・ミョンホは6回表を無失点に抑え、3番手コ・ヒョジュンは7回表から登板した。ロッテの4番手パク・チンヒョンは8回表まで追加点を与えなかった。

 SKの2番手キム・テフンは8回裏を無失点に抑えた。ロッテの5番手ソン・スンナクは9回表に追加点を与えなかった。3番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回裏に相手の反撃を断ち、首位SKが完封リレーで勝利し3連勝となった。サンチェスは14勝目。先発チャン・シファンが5回3失点で降板し2試合連続無得点に終わった最下位ロッテは3連敗。

 

 

NC 11-0 キウム  (ソウル・高尺
(勝)フリードリック 3勝  (敗)イ・スンホ 5勝3敗

本塁打)NC : カン・ジンソン 2号

  NCは3回表にキウムの先発イ・スンホから5番モ・チャンミンへの押し出しの四球、6番カン・ジンソンの満塁本塁打で5点を先制し、4回表に1番パク・ミヌのタイムリーで1点を追加しイ・スンホをノックアウトした。この回代わったキウムの2番手キム・ドンジュンから2番イ・ミョンギの移籍後初打点となるタイムリー、3番の新外国人スモリンスキー、4番パク・ソンミンのタイムリーなどでさらに4点を追加した。キウムの3番手イ・ヨンジュンは5回表、3番手イ・ボグンは6回表に追加点を与えなかった。

 NCは7回表にキウムの5番手ユン・ヨンサムからパク・ミヌのタイムリーで1点を追加し、先発の新外国人フリードリックは7回裏まで無失点に抑えた。キウムの6番手ヤン・ヒョンは8回表に追加点を与えなかった。NCの2番手キム・ヨンギュは8回裏を無失点に抑えた。キウムの7番手キム・ソンミンは9回表に追加点を与えなかった。3番手キム・ジンソンは9回裏に相手の反撃を断ち、5位NCが完封リレーで勝利した。フリードリックは3勝目。NC打線ではパク・ミヌが3安打2打点と活躍。先発イ・スンホが4回途中8失点で降板し打線も沈黙した2位キウムは連勝が5で止まった。

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3勝目をあげたNCの先発フリードリック(http://sports.mk.co.kr/view.php?year=2019&no=574698 より)。

 

 

LG 10-1 KT  (水原
(勝)ケリー 10勝9敗   (セーブ)コ・ウソク 6勝2敗20S  (敗)キム・ミンス 3勝3敗2S

本塁打)LG : パク・ヨンテク 1号、チェ・ウンソン 6号

 試合前、2018年にKTで現役を引退しかつてLGにも所属していたイ・ジニョンの引退式が行われ、試合中の5回裏終了後にも記念撮影や胴上げなどがあった。LGは1回表にKTの先発キム・ミンスから5番チェ・ウンソンのタイムリーで2点を先制した。KTは5回裏にLGの先発ケリーから4番イ・デヒョンのタイムリーで1点を返した。LGは6回表に6番パク・ヨンテクの本塁打で2点を追加した。KTの2番手チョン・ユス、3番手チュ・グォンは追加点を与えなかった。LGの2番手チン・ヘスは7回裏から登板した。

 KTの4番手キム・ジェユンは8回表に追加点を与えなかった。LGの3番手イム・チャンギュは8回裏途中まで無失点に抑えた。LGは9回表にKTの5番手イ・デウン(元千葉ロッテ)から3番キム・ヒョンスのタイムリー、チェ・ウンソンの満塁本塁打で6点を追加した。KTの6番手オム・サンベクは追加点を与えなかった。4番手コ・ウソクは相手の反撃を断ち、4位LGが勝利し3連勝となった。6回を1失点に抑えたケリーは韓国1年目にしてシーズン10勝を達成。LG打線ではチェ・ウンソンが4安打1本塁打6打点と活躍。6位KTでは先発キム・ミンスが6回途中4失点で降板した。

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KT、LGの選手たちと記念撮影するイ・ジニョン(http://osen.mt.co.kr/article/G1111194329 より)。

 

 

ハンファ 6-13 サムソン  (大邱

(勝)ウォン・テイン 4勝5敗  (敗)キム・ボムス 3勝9敗

本塁打)サムソン : イ・ウォンソク 13号

 サムソンは2回裏にハンファの先発キム・ボムスから7番キム・ドンヨプと1番キム・サンスのタイムリーで3点を先制した。ハンファは3回表にサムソンの先発の高卒新人ウォン・テインから1番チョン・ウヌォンのタイムリー、相手のボークで3-3の同点に追いついた。サムソンは3回裏にキム・ドンヨプのタイムリーで2点を勝ち越しキム・ボムスをノックアウトした。サムソンは4回裏にハンファの2番手ムン・ドンウクから2番パク・ヘミン、4番ラフのタイムリー、5番イ・ウォンソクの2試合連続本塁打で6点を追加した。ハンファの3番手キム・ジョンスは5回裏に追加点を与えなかった。

 2番手クォン・オジュンは7回表を無失点に抑え、サムソンは7回裏にハンファの4番手パク・チュホンからラフのタイムリーで2点を追加した。ハンファは8回表にサムソンの3番手チェ・チュンヨンから途中出場の6番の高卒新人ノ・シファンと7番チャン・ジンヒョクのタイムリーで3点を返した。サムソンの4番手チェ・ジグァンは無失点に抑えた。5番手キム・デウは9回表に相手の反撃を断ち、7位サムソンが勝利し3連勝となった。6回を3失点に抑えたウォン・テインは4勝目。サムソン打線ではキム・ドンヨプが3安打4打点、ラフが4打点と活躍。先発キム・ボムスが3回途中5失点で降板した9位ハンファは7連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(7月28日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK     99  67  31  1  .684

2.キウム   101  61  40  0  .604

3.トゥサン   98  58  40  0  .592

4.LG     97  54  42  1  .563

5.NC     97  48  48  1  .500

6.KT        99  47  51    1    .480

7.サムソン   97  42  54  1  .438

8.キア     96  39  56  1  .411

9.ハンファ   97  35  62  0     .361

10.ロッテ    97  34  61  2  .358

 

(文責 : ふるりん