キアタイガーズとNCダイノスは7月6日、イ・ミョンギ外野手(31)とイ・ウソン外野手(24)のトレード成立を発表した。
左投げ左打ちの外野手イ・ミョンギは高校卒業後の2006年にSKへ入団し、2015年には自身最多の137試合に出場し主力選手に成長していた。2017年シーズン開幕後の4月にキアへトレードで移籍し、この年133試合に出場、韓国シリーズ優勝に貢献した。2019年シーズンは7月5日まで80試合に出場、打率.283、2本塁打、21打点、4盗塁の成績だった。NCでは主力の左打ちの外野手ナ・ソンボムが負傷で長期離脱しており、イ・ミョンギはその穴を埋める実績豊富な選手として緊急補強の形でトレードでの獲得にいたったとみられる。
右投げ右打ちの外野手イ・ウソンは高校卒業後の2013年にトゥサンへ入団し、一群出場のないまま軍へ入隊し尚武や球団に所属、兵役を終えた。トゥサンでは一軍に定着できず、2018年シーズン中の7月にNCへトレードで移籍した。2019年シーズンは7月5日まで28試合に出場、打率.268、3本塁打、12打点、0盗塁の成績だった。イ・ウソンは兵役を追えまだ年齢も若く、持ち前の長打力で将来の主力選手として成長が期待される。
(文責:ふるりん)