DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.29) 結果

KT4連勝で6位浮上

 

 SK-サムソン(大邱)、LG-NC(昌原)、キウム-ハンファ(大田)は雨天中止。

 

ロッテ 4-0 トゥサン  (ソウル・蚕室
(勝)チャン・シファン 5勝6敗  (セーブ)パク・チンヒョン 1勝3S   (敗)フランコフ 4勝4敗

 ロッテは2回表にトゥサンの先発フランコフから1番ミン・ビョンホンと2番ソン・アソプのタイムリーで2点を先制し、4回表にソン・アソプのタイムリーで1点を追加しフランコフをノックアウトした。さらにこの回代わったトゥサンの2番手パク・チグクから3番チョン・ジュヌのタイムリーで4-0とリードを広げた。ロッテの先発チャン・シファンは5回裏まで無失点に抑えた。トゥサンの3番手クォン・ヒョクは6回表から登板したが、打者1人だけで4番手チェ・ウォンジュンに交代した。

 ロッテの2番手パク・シヨン、3番手コ・ヒョジュンも無失点に抑え、8回裏途中から4番手ソン・スンナクが登板した。トゥサンの5番手ハム・トクチュと6番手ユン・ミョンジュンは9回表に追加点を与えなかった。5番手パク・チンヒョンは相手の反撃を断ち、最下位ロッテが完封リレーで勝利した。チャン・シファンは6勝目。ロッテ打線ではソン・アソプが3安打2打点と活躍。2位トゥサンでは先発フランコフが4回途中4失点で降板し打線が沈黙した。

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8回裏途中から登板し3セーブ目をあげたロッテのパク・チンヒョン(http://www.osen.co.kr/article/G1111175191 より)。



 

キア 3-5 KT  (水原

(勝)アルカンタラ 6勝7敗  (セーブ)イ・デウン 2勝2敗2S  (敗)コ・ヨンチャン 3敗1S

本塁打)KT : ロハス 15号、チャン・ソンウ 4号

 キアは3回表にKTの先発アルカンタラから相手のパスボール、6番リュ・スンヒョンの内野ゴロの間に2点を先制し、5回表に2番パク・チャンホのタイムリーで1点を追加した。キアの先発ヤン・ヒョンジョンは5回裏まで無失点に抑えた。KTは6回裏にキアの2番手ハ・ジュニョンから5番ロハスの2試合連続本塁打で1点を返すと、代わった3番手コ・ヨンチャンから8番チャン・ソンウと代打キム・ミンヒョクのタイムリーで3-3の同点に追いついた。

 KTは7回裏にコ・ヨンチャン、代わったキアの4番手イム・ギジュンからチャンスを作ると、5番手チョン・サンヒョンからロハスのタイムリーで4-3と逆転した。2番手チュ・グォンは8回表を無失点に抑え、KTは8回裏にチャン・ソンウの本塁打で1点を追加した。キアの6番手イ・ジュニョンは追加点を与えなかった。3番手イ・デウン(元千葉ロッテ)は9回表に相手の反撃を断ち、KTが勝利し4連勝で6位に浮上した。7回を3失点に抑えたアルカンタラは6勝目。KT打線ではチャン・ソンウが3安打1本塁打2打点と活躍。8位キアは3連敗。

 

【レギュラーシーズン 順位表】
(6月29日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK     81  53  27  1  .663

2.トゥサン   82  50  32  0  .610

3.キウム    83  48  35  0  .578

4.LG     80  45  34  1  .570

5.NC     79  38  41  0  .481

6.KT        82  36  45    1    .444

7.サムソン   79  35  44  0  .443

8.キア     81  33  47  1  .413

9.ハンファ   79  32  47  0     .405

10.ロッテ    80  30  48  2  .385

 

(文責 : ふるりん