DAILY KOREAN PRO BASEBALL 2

1982年に発足し、2024年時点で10球団が加盟する韓国野球委員会(KBO)による韓国のプロ野球リーグ(通称KBOリーグ)に関するブログ。レギュラーシーズン、ポストシーズン(韓国シリーズなど)の試合速報や球団別の情報、現役プロ選手が含まれる野球韓国代表が出場する国際大会の情報などもお伝えします。 twitter : @kbodigest

レギュラーシーズン(6.15) 結果

最下位ロッテ、7連敗から脱出

 

NC 0-4 SK  (仁川
(勝)ソーサ 1勝1敗  (敗)ク・チャンモ 3勝2敗

 SKは3回裏にNCの先発ク・チャンモから5番チョン・ウィユンのタイムリーで1点を先制し、先発の新外国人ソーサは6回表まで無失点に抑えた。NCの2番手チャン・ヒョンシクは6回裏を無失点に抑えた。2番手キム・テフンは7回表を無失点に抑え、SKは7回裏にNCの3番手カン・ユングから相手のエラーで1点を追加した。

 3番手チョン・ヨンイルは8回表を無失点に抑え、SKは8回裏にNCの2番手チョン・スミンから2番ハン・ドンミン、3番チェ・ジョンのタイムリーで2点を追加した。4番手ハ・ジェフン(元東京ヤクルト)は9回表を無失点に抑え、首位SKは完封リレーで勝利した。2018年までLGに在籍していたソーサは韓国復帰後初勝利。SK打線ではチェ・ジョンが3安打1打点と活躍。5位NCでは先発ク・チャンモが5回を1失点に抑えるも打線の援護がなかった。

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韓国初勝利をあげたSKのソーサ(https://www.nocutnews.co.kr/news/5167487 より)。

 

 

LG 4-3 トゥサン  (ソウル・蚕室)

(勝)イ・ウチャン 4勝  (セーブ)コ・ウソク 5勝2敗13S  (敗)ユ・ヒィグァン 3勝5敗

 LGは3回表にトゥサンの先発ユ・ヒィグァンから9番オ・ジファン、2番チョン・ジュヒョンのタイムリー、4番ジョセフの犠牲フライ、5番チェ・ウンソンのタイムリーで4点を先制した。トゥサンは3回裏にLGの先発イ・ウチャンから1番チョン・スビンの併殺打の間に1点を返した。トゥサンは7回表から2番手パク・チグクをそれぞれ登板させた。3番手クォン・ヒョクは追加点を与えず、トゥサンは8回裏にLGの2番手の高卒新人チョン・ウヨンから2番フェルナンデスのタイムリーで1点を返した。

 3番手ハム・トクチュは9回表に追加点を許さず、トゥサンは9回裏にLGの4番手コ・ウソクから1番チョン・スビンへの押し出しの四球で1点を返したが、反撃もここまでで3位LGが勝利した。6回を1失点に抑えたイ・ウチャンは4勝目。LG打線ではオ・ジファンが3安打1打点、8番ユ・ガンナムが3安打と活躍。先発ユ・ヒィグァンが6回4失点で降板した2位トゥサンは連勝が3で止まった。トゥサン打線ではフェルナンデスが3安打1打点と活躍。

 

  
ハンファ 3-8 キウム  (ソウル・高尺)

(勝)ヨキシュ 6勝3敗  (敗)チャド・ベル 5勝6敗

本塁打)キウム : キム・ハソン 10号、チャン・ヨンソク 7号、サンズ 12号

 キウムは1回裏にハンファの先発チャド・ベルから6番チャン・ヨンソクのタイムリーで2点を先制し、 2回裏に2番キム・ハソンの本塁打で2点、3回裏に8番チャン・ヨンソクの本塁打で1点、5回裏に4番サンズの2試合連続本塁打で2点を追加した。ハンファの2番手ムン・ヨンドクは6回裏に追加点を与えなかった。キウムの先発ヨキシュは7回表まで無失点に抑えた。

 3番手イム・ジュンソプは7回裏に追加点を与えず、ハンファは8回表にキウムの2番手ユン・ジョンヒョンから4番キム・テギュン(元千葉ロッテ)のタイムリー、代わった3番手ヤン・ヒョンから7番ノ・シファンのタイムリーで計2点を返した。キウムは8回裏にハンファの4番手パク・チュフンから代打イム・ジヨルのタイムリーで1点を追加した。ハンファは9回表にキウムの4番手ユン・ヨンサムから途中出場の2番キム・ミンハのタイムリーで1点を返したが、反撃もここまでで4位キウムが勝利した。ヨキシュは6勝目。キウム打線では3番イ・ジョンフが3安打と活躍。先発チャド・ベルが5回7失点で降板したハンファは4連敗で8位に後退。

 

 

KT 10-7 サムソン  (大邱
(勝)チュ・グォン 4勝2敗  (セーブ)キム・ミンス 1勝1敗2S  (敗)ウ・ギュミン 1勝5敗3S

本塁打)サムソン : ソン・ジュイン 1号、ラフ 9号、チェ・ヨンジン 4号

 サムソンは2回裏にKTの先発クエバスから8番イ・ハクチュの内野ゴロの間に1点を先制し、9番ソン・ジュインの本塁打で3点を追加した。KTは3回表にサムソンの先発マクガイヤから3番カン・ベッコのタイムリーで2点を返した。サムソンは3回裏に4番ラフの2試合連続本塁打で1点、4回裏に7番チェ・ヨンジンの2試合連続本塁打で1点を追加した。KTは6回表にサムソンの2番手キム・デウから9番シム・ウジュン、1番キム・ミンヒョクのタイムリーで2点を返し、サムソンはここで3番手イム・ヒョンジュンを登板させた。

 サムソンは6回裏にKTの2番手オム・サンベクからイ・ハクチュのタイムリーで1点を追加した。KTは7回表にサムソンの4番手チェ・チュンヨンからチャンスを作り、代わった5番手チャン・ピルジュンからシム・ウジュンのタイムリーで2点を返した。KTの3番手チュ・グォンは8回裏まで無失点に抑えた。KTは9回表にサムソンの6番手ウ・ギュミンから8番オ・テゴン、キム・ミンヒョク、2番ファン・ジェギュンのタイムリーで10-7と逆転した。サムソンの7番手クォン・オジュンは追加点を与えなかった。

 4番手キム・ミンスは9回裏に相手の反撃を断ち、KTが勝利し7位に浮上した。KT打線ではシム・ウジュンが3安打3打点、キム・ミンヒョクとカン・ベッコが3安打2打点と活躍。6位サムソンは必死の継投策も実らず逆転を許してしまった。

 

 

キア 0-7 ロッテ  (釜山・社稷
(勝)ソ・ジュヌォン 2勝3敗  (敗)ターナー 4勝8敗

本塁打)ロッテ : チョン・ジュヌ 11号

 ロッテは1回裏にキアの先発ターナーから3番チョン・ジュヌの本塁打で2点を先制し、先発の高卒新人ソ・ジュヌォンは6回表途中まで無失点に抑えた。ロッテの2番手パク・チンヒョンは6回表途中から登板し、7回裏に1番ミン・ビョンホンのタイムリー、代わったキアの2番手の高卒新人チャン・ジスからチョン・ジュヌ、6番ハン・ドンヒィ、代打チョン・ジュンヒョクのプロ7年目にしての初打点となるタイムリーで計5点を追加した。

 ロッテの3番手コ・ヒョジュン、4番手パク・シヨンは8回表を無失点に抑えた。キアの3番手の大卒新人ヤン・スンチョルは8回裏に追加点を与えなかった。5番手チョン・ソンジョンは9回表に相手の反撃を断ち、最下位ロッテが完封リレーで引き分け1つを挟んでの7連敗から脱出した。ソ・ジュヌォンは2勝目。ロッテ打線ではチョン・ジュヌが1本塁打3打点と活躍。先発ターナーが7回途中5失点で降板したキアは連勝が3で止まり9位に後退した。

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1回裏、ロッテはチョン・ジュヌの11号本塁打で先制(http://www.osen.co.kr/article/G1111164182 より)。

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【レギュラーシーズン 順位表】
(6月15日時点)
         試合  勝   敗   分  勝率

1.SK     70  46  23  1  .667

2.トゥサン   71  44  27  0  .620

3.LG     69  40  28  1  .588

4.キウム    72  40  32  0  .556

5.NC     69  36  33  0  .522

6.サムソン   69  30  39  0  .435

7.KT        71  30  41     0    .423

8.ハンファ   69  29  40  0     .420

9.キア     69  28  40  1  .412

10.ロッテ    69  24  44  1  .353

 

(文責 : ふるりん